上野樹里7年ぶり“聖地”に感激…映画「奈緒子」長崎ロケ公開
女優の上野樹里(21)が主演する映画「奈緒子」(古厩智之監督、来春公開)の撮
影が23日、長崎・かきどまり競技場で行われ、報道陣に公開された。
長崎はこの日が梅雨明け。気温30度を超える陸上競技場で、上野演じる篠宮奈緒子
が幼いころに父を死に追いやってしまった三浦春馬(17)演じる壱岐雄介と偶然の再
会を果たすシーンなどが撮影された。
同作は1993年から2001年までビッグコミックスピリッツで連載され、200
万部超を売り上げた駅伝をテーマにした同名コミックが原作。上野は陸上部のマネジャ
ー・奈緒子役。
上野は芸能界入りする中学1年生まで陸上部に所属しており、競技場を訪れたのは7
年ぶり。懐かしの“聖地”に「すごいうれしくなった」と、心躍らせながらの撮影とな
り、朝には制服姿のままスタッフと真剣に100メートル競走をして楽しんでいるほど
。
今作で早くも主演6作目。「気の強い役やおどけたりしてたのが多く、今回のように
内に秘めた強さを表現することはなかった」と、新しい役どころに興味津々。
共演の三浦が黙々と走る姿にも、「走る芝居を見るのも楽しい」と上野。声援を送る
マネジャーでは飽きたらず、自らもランナーとして走りたそうにうずいていた。撮影は
8月上旬まで。ほかに笑福亭鶴瓶(55)らが出演する。
(2007年7月24日06時01分 スポーツ報知)http://0rz.tw/4d2Sy