「めがね」ベルリン国際映画祭で受賞
小林聡美主演の映画「めがね」(荻上直子監督)がベルリン国際
映画祭パノラマ部門のマンフレート・ザルツゲーバー賞を受賞した
。同賞は上映されたヨーロッパ未公開の作品のうち「既存の概念に
とらわれない芸術表現」が評価された作品に贈られる。同映画は海
辺の町に集まり、のどかにたそがれる人々の触れ合いを描き、昨年
9月に公開された。
2008.02.16 日刊體育
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/f-et-tp1-20080216-322357.html
若松・荻上両監督作品が受賞、ベルリン映画祭
【ベルリン16日共同】第58回ベルリン映画祭で16日、日本から出
品の「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(若松孝二監督)が
最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)などを、「めがね」(荻上
直子監督)が芸術性の高い作品に贈られる「ザルツゲーバー賞」を
それぞれ受賞した。
「連合赤軍」は1972年に起きたあさま山荘事件を劇映画で再現し
た。出演はARATAさんら。国際芸術映画評論連盟賞(CICAE)
も併せて受賞した。「めがね」は旅に出た女性が、南の島で出会っ
た人々との触れ合いを通じて癒やしを手に入れる物語。小林聡美さ
んらが出演した。
山田洋次監督「母べえ」などが主要各賞を競うコンペティション
部門の審査結果は、同日夜(日本時間17日未明)に発表される。
2006.02.16 日經
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080216STXKG034716022008.html
邦画 ベルリン映画祭でW受賞
ドイツで開催中の第58回ベルリン国際映画祭で16日、各部門
の授賞式が始まり、日本から出品された「めがね」(監督荻上直子
)がザルツゲーバー賞に輝いた。また、共同電によると「実録・連
合赤軍 あさま山荘への道程」(監督若松孝二)が、最優秀アジア
映画賞(NETPAC賞)と国際芸術映画評論連盟賞(CICAE
)を併せて受賞した。
ザルツゲーバー賞は同部門の元ディレクター、マンフレート・ザ
ルツゲーバー氏にちなんで00年に創設され、既存の概念にとらわ
れない芸術表現が顕著な欧州未配給作品を選ぶ。日本作品の受賞は
初めて。荻上監督は03年、長編デビュー作「バーバー吉野」で同
映画祭児童映画部門特別賞を受賞以来の栄誉。15日に現地で36
歳の誕生日を迎えており「最高のプレゼントになりました。でも、
それよりも大きな喜びは、観客の方々の反応でした」と笑顔を見せ
た。
海辺の町を訪れた女性が、そこで出会うめがねをかけた人々との
出会いを通して、見失いかけていたものを取り戻す作品。主演は小
林聡美(42)。
一方、「実録・連合赤軍」はARATA(33)、坂井真紀(3
7)らが出演。1972年のあさま山荘事件を連合赤軍側の視点で
描いた。最優秀アジア映画賞は、昨年の「無花果の顔」(監督桃井
かおり)に続き2年連続受賞となった。
2008.02.17 Sponichi
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/02/17/02.html