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09 小金井子役 高島礼子さん   Q:振り返ってみて、「アタシンちの男子」の現場はいかがでしたか?   A:これからのドラマを担う若い世代の方たちと一緒にお芝居ができて、勉強に     もなりましたし、とても楽しかったです。堀北真希ちゃんや大蔵家の兄弟た     ちを見ているだけで楽しいんです。みなさん、若い感性でお芝居をされてい     て、お約束のリアクションじゃないんですよね。「あ、そうくるんだ…」っ     て思うことも多くて、新鮮でした。   Q:神出鬼沒の響子さんも最高にステキでした。   A:ありがとうございます(笑)。私自身、コメディー自体ほとんどやったこと     がなかったんですけど、監督はもちろん、本の段階からいろいろといじって     くださったので楽しめました(笑)。最初は、「どう演じたらいいんだろう     ?」って悩んだんです。どこまでやっていいのかもわからなかったですし…     。第一稿を見たときは、時田(山本耕史)と似ているじゃないかな、とも思     ったんです。でも、そこは山本くんが流石のアイデアであのキャラクターを     作ってきたので、上手い具合に対照的になって…。見てくださる方に笑って     もらうお芝居ってホントに難しいと思うんです。しかも今回は、台本の面白     さと、アイデア豊富な監督陣と、個々にいろんなことを考えてお芝居をする     共演者の方々がいたので、「私も何かやらなきゃ!」って焦ったりもしまし     た(笑)。ただ、私は山本くんとお芝居することが多かったんですけど、彼     がいろいろとやってくるので、「だったら、逆に私は何もしないというのも     ありかな?」と思ったんです。静と動、じゃないですけど、そういうお芝居     をしようと意外と早い段階で結論が出たんです。でもね、結論は出たんです     けど、みなさんを見ていると「私も何かやらなきゃ!」って思ってしまうん     ですよね、毎回(笑)。   Q:響子さん、時田さんの存在は本当に大きかったと思います。明かされない謎     の部分が多かったですしね。   A:今回は完全オリジナルのドラマなので、結末も聞かされないまま入ったんで     すよね(笑)。その中で、響子がどういう役割を担うのか、不安でもあった     んですけど、結果的に、大蔵家の兄弟たちといい関わり方ができたと思いま     す。   Q:いろいろな高島さんのお姿も拝見できましたし…。スーツ姿はもちろんステ     キでしたが、例えばボーリングのシーンなんて、なかなか見られないな、と     思いました。   A:初めてですよ、私も(笑)。ボーリングのシーンも、「何か狙いがあるのか     な?」って考えたんですけど、結果的に、あのシーンがあるだけでもう可笑     しいんですよね。「何でボーリング?」っていうつっこみもできるんですけ     ど、これはもう、(脚本家の)武藤さんの世界に入っちゃった方がいいな、     と思ったんです。そういうシーンを真剣にやっているということが面白いん     じゃないかな、って。   Q:今回のドラマのように、オリジナルのファンタジックなコメディーは、いま     のドラマ界にはあまりない作品ですよね。   A:私も、こういう作品に出合ったことがなかったので、今回改めて、おもしろ     いな、って本当に思ったんです。何も考えないでいいというか、『つながり     』とか『普通』みたいなことを考えなくてもいいので、「こういう作品って     こんなに楽しかったんだ…」ってことを知りました(笑)。それでいて、ち     ゃんと泣かせるところもあって…。半分視聴者的な目線もあるんですけど、     ハマりましたね(笑)。監督にも、「凄く面白い!」って言いました(笑)。   Q:どのキャラクターも愛すべき存在ですし…。   A:そうなんですよね。こんなに登場人物がいるのに…。登場人物が多いと、意     外とキャラが似てきちゃったり、後半、あやふやになっちゃったりすること     も多いんですけど、最初の段階から、しっかりとしたバックボーンがあって     、見事だと思いました。そのすべてをちゃんと生かしている武藤さんの頭の     中が見てみたいですね(笑)。   Q:ドラマの根底には家族の愛情や絆というテーマがあったと思います。高島さ     んが「家族」と聞いて思い浮かぶことは何ですか?   A:家族…一番大切なものです、私にとって。結婚して、初めて“他人”が“家     族”になって思うんですけど、他人同士でも家族って呼べる人は現れる、出     会いの縁があるんだな、と思いました。血がつながっているから家族という     わけではなく、そういう縁は必ずあるものなんだと思います。「俺たち、家     族みたいに仲がいいね」みたいな言い方って、簡単だし軽い感じがしてしま     いますけど、決して嘘ではないというか、そうであってほしいと思うんです     。いま、家族ってどんどん減っていますよね。でも、いろんな縁があって知     り合った人たちと、『家族』と呼び合えるようになりたいですし、そうでき     ると思っているんです。真希ちゃんと大蔵家の6兄弟だって、いつも一緒な     ので、撮影中、疎外感を感じていたんです(笑)。真希ちゃんたちは、この     3ヵ月間、ほぼずっと一緒にいたわけですよね。私には、もう家族に見えて     きちゃうんですよ。国土くん(つるの剛士)が彼らを見て「羨ましいな」っ     ていうセリフがありましたけど、その気持ち、凄くよくわかるんです。私も     撮影中にそう感じていましたから。きっと彼らは、この作品が終わってしま     ったら寂しくなると思いますよ。これからもみなさんはどんどん活躍なさっ     ていくんでしょうけど、ここまでずっと一緒に撮影するような経験はなかな     かできないと思うんです。だから、これからもいい仲間としてお付き合いし     ていくんじゃないかな、って感じがします。役者をやっていると、10作やっ     た中でも、ある1作の中のこの人とは何かいつも縁があるな…というのが必     ず出てくるものなんです。きっと彼らには、この作品がそうなるんじゃない     かな、って思います。いつ会っても、「あのときは楽しかったよね」「大変     だったよね」ってね(笑)。