浅野温子、女に目覚めた男役
女優の浅野温子(45)が、7月4日放送予定の日テレ系ドラマコンプレックス「薔
薇の微笑~愛すれど心哀しく~」(後9時)で、性同一性障害の主人公に挑戦する。
夏樹静子さん(67)の1977年の問題作「黒白の旅路」の初ドラマ化。浅野が演
じるのは、女性の心を持ちながら男性に生まれ、性転換手術で「女性」として生きる“
ヒロイン”朝永雪乃。雪乃の周辺で起こる様々な事件を通して、内縁の夫(西郷輝彦)
との切ない愛がサスペンスタッチで描かれる。
浅野にとって性同一性障害の役は、10年ほど前からの念願だったという。今回は雪
乃の男性、女性両方を熱演しているが「今までと違った芝居で難しいですが、とても新
鮮。女の弱さを感じさせる、守ってあげなければと思ってもらえるような女性を演じな
ければならない。30年女優をやってきて初めての経験」と意気込む。
男役も初体験だが、スーツ姿での迫真の演技に「ちょっと気持ちいい」。さらに「性
同一性障害のつらさは本人しか分からない。社会的に認知されれば周りの理解が得られ
て少しは楽になると思う」と呼び掛けている。
共演は遠藤久美子、岡田浩暉、篠井英介、デビット伊東ら。
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