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第二話 大金を手にしたカントク。 カントクは家に持ち帰り、こっそりと押入れへ…… しかしその大金が、刑事をしているカントクの兄:ノムラに見つかってしまった! カントクは「拾った」と嘘をつき、その場を逃れる。 一方、“真っ黒なお札”を手にしたミキは…… バイト先で、常連客・イガラシとメールのやり取りをしていた。 「イガラシさん、“真っ黒になったお札”って銀行で両替できるんですか?」 イガラシは…… 「そういえばこの前、“真っ黒いお札”を持ってきた人がいまして、そのお札にこう書 かれていたんですよ、『ナツメの妄想』って。」 ミキはもしやと思い、自分が持っている“真っ黒なお札”を見つめる。 『ナツメの妄想』 そのお札にも確かにそう書かれていた。 そこに書かれてあることに興味を持ち始めるミキ……。 「お札のこの黒いシミみたいなのが文字だったの。 一種のマインドコントロールが出来るんだって。そう書いてあるの。 カントク、ここに書いてある通りに作曲して。 それで、HPに公開して世界を操るの。」 ミキから思いもよらない言葉を受けたカントク……。 最初は相手にしていなかったのだが、ミキの真剣な表情に次第に心が動いていく。 「よし、やろう!」 秋葉原系でインターネットに詳しいイガラシも交え、世界を操るべく、三人は作業を始 める。 そして…… 【エンセン】……不気味なHPが完成した!! そのHPアドレスをバイト先で手当たり次第にばらまき始めるミキ。 お札に書かれていたマインドコントロールとは一体何なのか? 【エンセン】は瞬く間に世間に広まっていった。 そして、チンピラ達の所にも一通のメールが届く。 「……?エンセン?ダウンロードする。」 すると携帯から「ムコ殿」という菅井きんの声が……。 その声が流れた瞬間、異変を起こすアネゴ。 いきなり拳銃を取り出し、撃ち放った!! そして、【エンセン】HPの掲示板に一件の書き込みが…… 『今から仲間を殺します。』 その書き込みに気づいたカントク。 と同時に銃声が鳴り響いた。 「なんだ?一体何が起きたんだ?」 カントクとミキが作り上げたHP【エンセン】。 その効果がもたらすとんでもない事態とは……。 自分たちがしてしまったことの重大さに二人はまだ気付いていなかった。