◎第三話
ハジメが童貞だということを知り、しらける4人組とマチルダ。
ハジメもせっかくのデートのシナリオが台無しだと嘆く。
だが、「・・・優しくていい子なんです。一生大切にしようと思っているんです。」と
、みほ子に対する思いを打ち明けるけなげなハジメに、4人組は計画を中止するどころ
か「ようやく素敵な男性に出会えた!」と、ますますハジメを襲う気満々!!
一方、みほ子はというと、例のテレクラ男・布袋やすともにデートの相手と間違えられ
強引にアタックされていた。そして次第に興味が移っていくみほ子・・・。
俄然やる気の4人組から、わが身の貞操を守ろうと必死のハジメ。携帯にかかってきた
ボブ先輩からの電話を無理やり切られたりと散々な目にあいながらも、なんとかトイレ
に逃げ込むことに成功する。そこで携帯から助けを呼ぼうとするが、無情にもトイレの
中は圏外だった・・・。
そんな時、トイレの鏡に映った自分を見てハジメは重大なことに気がつく。お気に入り
のサングラスがなくなっていたのだ。思わず血相を変えてトイレから飛び出してしまっ
たハジメは、またしても4人組に取り押さえられてしまうのだった。
いよいよ絶体絶命のハジメ!
4人はハジメを襲う順番を決めようとするが、ジャンケン、アミダ、相撲となかなかい
い案が浮かばない。そんな時「こんなスペシャルな夜は当然下着にも気を使っているは
ず!」というメタ理香の一言で「勝負下着勝負」に決定する。立会人としてマチルダが
審判をつとめることになり、いよいよ勝負の瞬間!!
「せえの!」で一斉に服を脱いで互いに見比べる4人組。
「一本!勝負ありっ!」
マチルダが挙げたのは意外や意外、コヨミの手だった。
さっそくコヨミとハジメを置いて部屋を出て行こうとするマチルダと3人だったが、何
かコヨミの様子がおかしい。その時再びハジメの携帯の着信音が鳴った。マチルダがハ
ジメから携帯を奪い着信表示を見ると、それはみほ子からだった。
「ミポリンだあ」と喜ぶハジメ。だが、コヨミはいきなりマチルダから携帯を奪うと、
思い切りそれを壁にぶつけてしまった。
止まる着信音。
突然のことに、その場で立ちすくむ一同だった。