作者Eriol (罪を償え、不届き者め!)
看板KOF
標題[劇情] '97 ニューフェイスチーム--背景故事
時間Mon Feb 23 17:21:29 2009
http://yyuio89.secret.jp/kof/97story08.html
ライブハウス。数人の若者が各々の担当楽器を鳴らしている。
在一間live house。有數個年輕人各自使用著不同的樂器。
曲の間奏、大柄の男のギターソロが盛り上がる。と、突然演奏をやめてしまう男。
曲子的間奏,由一名高大男子的吉他引領高潮。不過,他突然停止了演奏。
社:「やめやめ」
社:「停停停」
『またか』と言いたげなメンバー。うち何人かはライブハウスを後にする。出ていくメ
ンバーを見送った後、社の方に視線を移す少年。
其他成員似乎想說『又來了』。其中有幾個人在live house的後方。有一名少年走了出來
,將視線移往社的方向。
クリス:「結構イイ感じだと思ったんだけどな。やっぱりダメなんだ? あっ!」
克里斯:「我覺得還不錯耶。果然還是不行嗎?喂!」
後ろからクリスの頭をかきむしる女。
有個女子從後面摸著克里斯的頭。
シェルミー:「まだ何かが足りないのよ。ね、リーダー?」
雪魯米:「好像還少了點什麼。對吧。隊長?」
意地の悪い口調で問いかけるシェルミーに答える事なくカウンターに腰掛ける社。
雪魯米用壞壞的口吻問他,但社沒有回答而坐在櫃檯上。
クリス:「何が不満なんだか・・・。及第点じゃない?」
克里斯:「你哪裡不滿啊・・・。不是已經達到水準了嗎?」
シェルミー:「気が付かなかった? あったじゃない、この前」
雪魯米:「你沒注意到嗎?有一個地方,這裡的前面」
クリス:「この前?」
克里斯:「前面?」
シェルミー:「ほら、ライブハウスの・・・」
雪魯米:「唉唷,就是live house的・・・」
クリス:「ああ、出演キャンセルのことだね」
克里斯:「啊,取消演出那件事啊」
シェルミー:「そうそう。どうもあの日から様子おかしいのよね。毛先の似たグループ
と『かぶって』知名度の高いバンドのほうが出場するなんてのはよくある事だけど、こ
うも同じグループとかぶるなんて・・・不思議よ」
雪魯米:「對啦。因為那天很奇怪。雖然說和樂團之間風格太類似而『重覆』,會請知名
度較高的那一邊出場,但是連這次也和同一個樂團重覆・・・有點不可思議唷」
クリス:「ええっと、誰だっけ?あの・・・」
克里斯:「啊,是誰去了?那個・・・」
シェルミー:「そう、私も名前は忘れたんだけど・・・たしか、赤い髪した・・・」
雪魯米:「就是嘛,連名字都忘了・・・我記得,是紅色頭髮・・・」
クリス:「うん、そんな感じ。・・・けど、ライブまでもう2ヶ月ないよ」
克里斯:「嗯,印象中就是那樣。・・・不過,離演唱會只剩不到兩個月囉」
シェルミー:「そう、そうなのよね・・・」
雪魯米:「是啊,就是說嘛・・・」
カウンターでぼんやりしている社の隣に腰掛け、テレビのスイッチをつけるシェルミー
。
雪魯米坐到沒什麼精神的社旁邊,打開了電視。
キング・オブ・ファイターズ決勝大会のCMが流れている。
電視上正放著King‧of ‧Fighters大會進入複賽的廣告。
シェルミー:「K・O・F? キング・オブ・ファイターズか・・・」
雪魯米:「K・O・F?King‧of ‧Fighters啊・・・」
視線だけをテレビに移し、画面を眺める社。
社將視線移往電視,看著畫面。
社:「これ、何?」
社:「這是什麼?」
シェルミー:「さあ?ね、これ、何?」
雪魯米:「誰知道啊?欸,這是什麼?」
いつの間にかアイスクリームをほおばっているクリスにふるシェルミー。二人のほうに
は目をやらず、アイスクリームを食べ続ける。
雪魯米問著不知幾時開始在舔著冰淇淋的克里斯。兩人視線沒有相交,克里斯繼續吃他的
冰淇淋。
クリス:「格闘大会らしいよ。この前テレビで予選大会の中継してた」
克里斯:「好像是格鬥大會吧。之前電視上有轉播初選」
社:「その予選大会ってのは誰でも出れんのか?」
社:「這個大會是任何人都能參加嗎?」
クリス:「腕に自信があれば誰でも出れるんじゃない?」
克里斯:「對自己身手有信心就行吧?」
社:「ふうん・・・!」
社:「嗯・・・!」
出場選手がダイジェストで流れてくる。草薙 京に続き、映し出される赤い髪をした男
。
電視上播著出場選手的名單。在草薙京之後,出現了一個紅髮男子。
シェルミー:「ちょっと・・・クリス!」
雪魯米:「慢著・・・克里斯!」
カウンターに寄ってくるクリス。
克里斯正往櫃檯這邊來。
クリス:「あ!この人・・・。へぇ、こんなとこにも出るんだね」
克里斯:「啊!這個人・・・。咦,居然也出現在這種場合啊」
シェルミー:「本人かしら?」
雪魯米:「是他本人嗎?」
クリス:「じゃないの?こういう人、そんなにいないよ」
克里斯:「可不是嗎?這樣的人,沒有第二個了吧」
曲げた人差し指を掴み、画面をにらむ社。
社一邊拉著食指發出聲響,一邊盯著畫面。
社:「こんなところにいやがったか・・・」
社:「討人厭到這種地步啊・・・」
シェルミー:「バンドだけじゃないんだ・・・。ホント、人は見かけによらないわ」
雪魯米:「不只是在樂團方面・・・。真的是,光看到都討厭」
社:「・・・出るか」
社:「・・・出場吧」
クリス・シェルミー:「えっ!?」
克里斯.雪魯米:「咦!?」
社:「いや、出たいなって」
社:「不,應該說是我想出場」
シェルミー:「出るって、これに?」
雪魯米:「出場,是說這個嗎?」
社:「ああ、面白そうだからな。俺達も出ようぜ。これに」
社:「嗯,看起來很有意思。我們也出場吧。」
シェルミー:「本気?」
雪魯米:「你認真的嗎?」
困惑の表情で社のほうを見るシェルミー。
雪魯米帶著困惑的表情看著社。
社:「大マジだ。これまでの借りを格闘大会で全部返してやるのさ」
社:「我很認真的。到目前為止跟他的恩怨我都要在這格鬥大會上了斷」
困惑の表情がほぐれて全てを悟り切ったかのような口元に笑みを浮かべるシェルミー。
雪魯米似乎有所頓悟,臉上的困惑煙消雲散,嘴角也泛起了微笑。
シェルミー:「結構・・・面白いかもね・・・」
雪魯米:「也許會・・・蠻有趣的・・・」
クリス:「・・・って言ったって、予選大会終わっちゃってるよ」
克里斯:「・・・可是話說回來,初選大會已經結束了吧」
『そうだった』という感じで失望のジェスチャーをするシェルミー。
雪魯米作出一個『這樣啊』的失望手勢。
テレビを凝視したまま社が口を開く。
社邊凝視著電視邊開口說道。
社:「俺に考えがある」
社:「我有個想法」
『どういうこと?』とでも言いたげにクリスのほうに顔を向けるシェルミー。両肩をす
くめて首を傾げるクリス。
雪魯米臉望克里斯,似乎想問『怎麼回事?』。克里斯則聳聳肩搖搖頭。
アメリカ某所。レンガ壁の袋小路で対面している社と男。
美國的某個地方。社和某個男子正在牆壁充滿塗鴉的巷子裡面對面。
闘い始めてしばらく経っているらしいが、平然としている社とは対照的に男のほうは、
片ひざをついている。そこにやってくるシェルミーとクリス。お互いに向かい合って壁
に寄っかかる。
戰鬥似乎已經開始一段時間了,但是不同於社的平靜,男子已經單膝跪地了。雪魯米和克
里斯也來了。兩人面對面靠在牆上。
クリス:「うまくいった?」
克里斯:「還順利嗎?」
シェルミー:「まあね。結構いかつい男だったけど。でもシードチームあおって果たし
合いなんて・・・、ここまで凝る? フツー?」
雪魯米:「算吧。雖然對手很難纏。不過沒想到能和種子隊伍對決・・・、竟能堅持到現
在?不是泛泛之輩吧?」
クリス:「どうしてもって言って聞かないんだもん。しょうがないでしょ」
克里斯:「他無論如何都不聽我們的勸嘛。這也是沒辦法的事情啊」
シェルミー:「信じられない」
雪魯米:「真不敢相信」
クリス:「とか言ってえ、結構楽しんでんじゃないの? シェルミーだってさ」
克里斯:「話是這樣說沒錯,但也蠻愉快的不是嗎?雪魯米」
シェルミー:「わかったような口きくじゃない・・・そろそろね」
雪魯米:「你少再那邊給我裝一副老氣橫秋的口氣・・・差不多了」
やっとのことで立ち上がる男。涼しい目で声をかける社。
男子好不容易站起來。社一派輕鬆地看著他說道。
社:「もういいだろう、3つ数えてやる。おとなしく招待状おいてけ」
社:「夠了吧,我數到三。乖乖交出邀請函吧」
男:「・・・ふざけんな・・・」
男:「・・・開什麼玩笑・・・」
社:「ひとーつ」
社:「一~」
お互いを見て『クスッ』と笑うシェルミーとクリス。
雪里米和克里斯相視一笑。
社:「ふたーつ」
社:「二~」
組んでいた両手をだらりと下ろし、さらに涼やかな視線を男に送る社。男が表情を厳し
くさせる。
社兩手夾在腋下,眼神更加輕鬆地看著男子。這使男子的表情更加嚴肅了。
男:『攻めてこい。こっちにはまだとっておきがあるんだ』
男:『攻擊吧。我還沒倒下呢』
社:「みっつ!」
社:「三!」
駆け出そうとする社を確認して必殺技のモーションに入る男。
男子確認了社即將衝刺而出,擺起了必殺技的姿勢。
男:「かかったな!ヘルバウッ・・・なっ!!」
男:「中計了吧!地獄・・・什麼!!」
数メートルあった距離をいつのまにか縮め、男の目前まで来たかと思うと、視界が急に
浮き上がって回転する。腕一本で男を軽々と持ち上げている社。
男子正訝異於社為何突然通過數公尺出現到自己面前,結果視線已經因跌倒而旋轉了。社
只用單手就輕鬆地把男子提了起來。
社:「こんな腕でよくも出場するなんてぶちあげたもんだ。これまで勝ってこれたのは
名前通り『幸運』だったからかもな」
社:「虧你這種身手也能出場。能夠贏到現在大概就和你的名字一樣,是因為『幸運』吧」
男:「貴様は・・・一体!?」
男:「你・・・到底是!?」
社:「七枷武真館空手・七枷社。今大会最もその強さを証明するのは草薙でもボガード
でも極限流でもない。七枷 社、この俺だ」
社:「七枷武真館空手・七枷社。我將在本大會證明,最強的不是草薙,不是柏格,也不
是極限流。而是我,七枷社」
男:「七枷・・・社・・・・・・!」
男:「七枷・・・社・・・・・・!」
放り投げられる男。起きあがる素振りも見せない。地面に落ちている招待状を拾い、シ
ェルミー達のほうを振り返る。
男子被七枷社丟開。看來站不起來了。社撿起掉在地上的邀請函,轉身回到雪魯米他們那
邊。
社:「いつ来た?」
社:「幾時來的?」
シェルミー:「ちょっと前にね。けど、やるって言ったらとことんね。あきれちゃう」
雪魯米:「剛來而已。不過,他最後幹得不錯耶。我蠻意外的」
社:「まあな」
社:「是啊」
シェルミー:「でも、どうしてアメリカなの?日本でも良かったんじゃないの?」
雪魯米:「不過,為什麼要在美國?在日本不好嗎?」
社:「どうせ奴を叩くんなら別の地区から決勝大会でと思ってな。それ位のアピールは
あってもいいだう? ここのブロックを選んだのは、たまたま手頃な奴らがここにいた
、それだけの事だ。ところで、おまえらのほうは?」
社:「反正要碰上那傢伙也得在別的地區參加決勝吧。我們先來點表演也不錯不是嗎?會
選擇這裡的團體,只是因為偶爾也會遇上一些厲害的傢伙吧。話說回來,你們那邊進行得
如何?」
各々の招待状をヒラヒラちらつかせる二人。
兩人各自亮出邀請函。
クリス:「これで3枚そろったね」
克里斯:「這樣就有三人份囉」
『フッ』と言いながら通り過ぎようとする社。その後をついていくクリス。
社微笑了一聲,然後離開現場。克里斯跟隨其後。
シェルミー:「ねぇ!」
雪魯米:「喂!」
社:「?」
社:「?」
シェルミー:「七枷武真館空手ってホントなの?」
雪魯米:「七枷武真館空手是真的嗎?」
白々とした目で舌を出す社。
社白了他一眼並吐了吐舌頭。
社:「う・そ」
社:「假・的」
シェルミー:「・・・・・・!!!」
雪魯米:「・・・・・・!!!」
声を出さず肩だけを震わせて笑うシェルミー。
雪魯米沒有笑出聲,但聳了聳肩
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以前看攻略本的時候
一直覺得有些句子翻得很怪
不過自己實際翻了之後
發覺某些句子真的蠻難的
有錯請鞭 ̄▽ ̄||
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