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http://yyuio89.secret.jp/kof/97story11.html 真吾:「パン買ってきました!!」 真吾:「麵包買來囉!!」 学校の昼休み。後者から死角になる中庭の片隅に一人の男がいる。すっかり葉の落ちた木 に、もたれ掛かるようにしながら寝ているその男のもとに、真吾はパンを抱えて走って いく。 學校午休中。校園一角,後方的人看不到的死角,有一個男子。男子正靠在一棵樹葉甚少 的樹下小睡,而真吾正帶著麵包跑向這名男子。 真吾:「えーっと、今日は『焼きそばパン』と『コロッケロール』にしました」 真吾:「啊~,今天是『炒麵麵包』和『可樂餅麵包』」 男:「んーっ、あぁ・・・」 男子:「嗯~,喔...」 真吾:「あと、これがコーヒー牛乳です。それじゃぁ、ココ置いときますね」 真吾:「還有,咖啡牛奶。那,我放在這邊囉」 男:「あぁ」 男子:「嗯」 真吾がパンを買い、ここに訪れる様になって、もう3ヶ月以上になる。 像現在這樣,真吾已經買了三個月的麵包來給這男子了。 男:「じゃ、また今日から、新しい技だったな・・・」 男子:「那,今天再教你一招新的吧・・・」 男は、その焼きそばパンを袋から取り出し、一口かじると、立ち上がり、先程までもたれ ていた木から、適度に間合いを開けた位置まで下がる。 男子將炒面麵包從袋子裡拿出來,咬了一口之後便站了起來,並且與剛才所倚靠的樹隔開了 一個適當的距離。   男:「一回しかしねぇからな」 男子:「我只教一次嘿」   真吾:「はい!!」 真吾:「是!!」   と、その男は、突然その木に向かってパンチを繰り出した。 話一說完,男子突然向樹打了一拳。   男:「ボディーが!! あまいぜ!!」 男子:「身體!!有破綻!!」   バスッッッ!!! 樹木嘶嘶作響!!! 木が激しく揺れる。この木、よく見れば、かなり削れた跡があったり、ところどころ焦げ ている。この木にだけ葉が茂っていないのも、毎回サンドバッグがわりにされているせ いだろう。 樹木激烈地搖晃。如果仔細看這棵樹,可以發現上面有凹陷,並且到處都是焦黑的痕跡。這 棵樹之所以沒什麼葉子,也是因為每次都被當作沙包的關係。   真吾:「あっ! これ『荒咬み』ですね!!」 真吾:「啊!這招就是『荒咬』吧」  男:「ほぉー、さすがは真吾くん、よくお勉強してるねぇ」 男子:「唷~,不愧是真吾君,有做功課喔」  真吾:「いやー。去年、TVで見たんですよ!たしか、準決勝で椎 拳崇を倒した技ですよ ね!」 真吾:「沒有啦~。我只是去年在電視上看過啦!這招,就是在準決賽打倒椎拳崇那一招 吧!」  男:『そこまでは、覚えてない・・・』 男子:『我沒記得那麼仔細啦・・・』  真吾:「えっと・・・ここはこーで・・・こーやって・・・こう、か・・・」 真吾:「呃...這裡是這樣・・・然後這樣・・・這樣、嗎...」   真吾は男の動きを頭の中でシミュレーションし、覚えようとしている。 真吾在腦袋中模擬男子的動作,然後記憶。   真吾:「でも、昨日は『レインボー(R)・エネルギー(E)・ダイナマイト(D)・キ ックだ!』っていう話だった様な気がするんですけど・・・」 真吾:「不過,您昨天好像是說要教我『Rainbow(R).Energy(E).Dynamite(D). Kick』耶...」  男:「そんなこと言ったっけかなぁ?」 男子:「我是那麼說的嗎?」  真吾:「まぁ、いいんですけどね。で、『荒咬み』って『何式』なんですか?」 真吾:「是啊,不過沒關係啦。那,『荒咬』是『第幾式』呢?」  男:「んー、百・・・拾・・・五式・・・か」 男子:「嗯~,百・・・拾・・・五式・・・吧」  真吾:「それは、この前の『毒咬み』じゃぁ・・・」 真吾:「那不是,之前教過的『毒咬』嘛...」  男:「あぁ、そうだな。じゃあ『百拾四式』だな」 男:「啊,對喔。那就是『百拾四式』啦」  真吾:「もぅ草薙さん、間違えないでくださいよぉー」 真吾:「真是的,草薙師父,請你不要搞錯啦~」   真吾は怒っているが、心底楽しそうである。 真吾雖然生氣,心裡卻非常高興。 真吾:「えっと、・・・百・拾・四・式・荒・咬・み・・・っと」 真吾:「嗯、・・・百・拾・四・式・荒・咬・・・」   真吾は生徒手帳に素早く記入すると、その『荒咬み』という技の動作を、見様見真似で してみせた。 真吾將這些要素寫進學生手冊,並且模仿起『荒咬』的動作給那男子看。   真吾:「こんな感じですか?」 真吾:「是這樣嗎?」  京:「お、いけてる、いけてる、そんな感じ」   京:「喔,可以啦,可以啦,就是那樣」 真吾:「あ、本当ですか!!ありがとうございます、草薙さん!!あとは、いつものこと ながら『炎』ですよね?」 真吾:「真、真的嗎!!真是太感謝了,草薙先生!!其他就和平常一樣,只剩下『火焰』 還沒打出來對吧?」  京:「『炎』ねぇ・・・」 京:「『火焰』啊・・・」  真吾:「今まで出たためしがないんですけど、でも、なんか今回のは、今まで教わった 技と違って、もう少し頑張ったら、炎が出そうな気がするんですよ!!」 真吾:「雖然到目前為止還打不出來,不過這次教的招式和之前不一樣,我想只要再努力一 點,好像就可以打出火焰了!!」  京:『それは気のせいだ・・・』 京:『那是你太敏感了・・・』  真吾:「だから、おれ、草薙さんみたいに、炎が出るまで頑張って練習します!!」 真吾:「所以,我想和草薙先生一樣,努力練習直到打出火焰為止!!」  京:「おう、おまえなら出来る、頑張ってくれたまえ。じゃあ、オレ、戻るわ」 京:「喔喔,如果是你一定可以啦,加油嘿。那,我回去啦」   真吾が買ってきた昼食を持って、先程のパンをかじりながら校舎に戻っていく。 京咬著真吾買來的午餐麵包,往校舍走去了。   真吾:「草薙さん、ありがとうございました!!」 真吾:「草薙先生,真是非常感謝您!!」   深々と頭を下げ、見送る真吾。 真吾深深鞠躬,低著頭目送他。 京:『覚えは良いんだけどな・・・ちょっと・・・』 京:『雖然記性不錯・・・不過有點・・・』   こっちを振り返らず、右手を軽く上げて帰っていく京。 京沒有回頭,只稍稍地舉了右手便回去了。 京:「じゃーな、努力しろよ」 京:「掰啦,努力嘿」   京が校舎に消えていくと、真吾はさっき見た技を思い出しながら、練習を始めだした。 京的身影消失在校舍中,真吾邊回想剛才看到的招式,邊開始練習。   真吾:「よし!!『荒咬み』をマスターするぞー!!!」 真吾:「好!!我要熟練『荒咬』囉!!!」   ところで、この二人「同じ高校の先輩・後輩である」という以外はなんの接触点もなか った。 話說,這兩人除了「同校的學長.學弟」以外,根本沒有交集。 ところが、数ヶ月前、京の前に「矢吹真吾」なる青年が、突如現れ・・・。 但是,幾個月前,京的面前突然出現一個叫做「矢吹真吾」的青年・・・。   真吾:「草薙京さんですよね?」 真吾:「您是草薙京先生吧?」  京:「あぁ、そうだけど・・・誰?おまえ」 京:「啊,是啊・・・你誰啊?」  真吾:「2年の矢吹真吾っていいます。草薙さん!おれに技を教えてください!お願いし ます!!」 真吾:「我是二年級的矢吹真吾。草薙先生!請將您的招式傳授給我!拜託!!」  京:「はぁ?」 京:「蛤?」   これが、真吾との初めての会話である。どうも「KOF96年大会を見て、京に憧れて」との 事らしい。最初は、軽く断っていた京だが、結局これをきっかけに、最終的には、真吾 に自分の技を教える事になったのである。とはいえ、教えたところで「草薙の一族」で ない彼が、炎を扱えるわけでもなく、今日教えた「荒咬み」も、ただパンチをくりだし ているだけに過ぎない。それにも拘わらず一生懸命練習する真吾に、京は「面白半分」 と「いいぱしり」程度の気持ちで、教えているといった感じである。 這就是京與真吾的第一次對話。似乎是因為「看了KOF96,所以憧憬草薙先生」。雖然京一 開始很輕率地拒絕,但看這結果,後來他還是傳授自己的招式給真吾了。不過話說回來, 並非「草薙一族」的真吾,不可能使用火焰,今天所學的『荒咬』,說是單純的拳頭攻擊 也不為過。不過真吾並不在意,依然十分努力地練習,感覺上京也抱著「半認真,半開玩 笑」的心態在傳授。 真吾:『・・・こーで・・・こーやって・・・こう・・・』 真吾:『...這樣・・・然後這樣・・・這樣...』 今までこういったやり方だったので慣れているのか、一回しか見てないわりには、技の 動きは様になっている。 他大概也習慣了這種教學方法,只能看一次,就得練習那些動作。 真吾:『よし、だいたい動きがわかってきた・・・こんな感じかな?』 真吾:『好,動作大概都了解了・・・就是這種感覺吧?』 真吾は、いったん構え直し、精神を集中すると、一心に拳を打ち出した。 真吾修正了姿勢,集中精神,全心全意打出一拳。 真吾:「ボディーがあまいぜ!!」 真吾:「身體有破綻!!」 やはり、端から見てるとただのボディーブローである。 果然,不管怎麼看都只是普通的拳頭攻擊。 キ─ン、コ─ン、カ─ン、コ──ン 叮~咚~、叮~咚~、叮~咚~ 昼休みの終了を告げるチャイムが校舎中に響く。校庭や様々な所で、昼休みを過ごして いた生徒達が、校舎に吸い込まれていく。 午休結束的鈴聲在校舍內響起。在校園內各地度過午休時間的學生,都回到了校舍。 真吾:『さてと、おれも戻るかな・・・』 真吾:『那麼,我也回去吧...』 放課後。昼過ぎあたりから天候が急に悪化し、昼は小雨程度だったものがすっかり本降 りになっている。かさをさして帰る者。傘を忘れ濡れながら去って帰る者。下駄箱のあ たりで小雨になるまで待っている者と、さまざまな様子が見られる。 放學後。過午後天氣急遽變化,原本只下著小雨,後來也變傾盆大雨了。撐著傘回家的人。 沒帶傘淋雨回去的人。在鞋櫃附近等雨勢變小的人,一場雨顯示了眾生的不同。 真吾:「ボディーがあまいぜ!!!」 真吾:「身體有破綻!!」 その雨の中、真吾はいつもの中庭で、京から教わった技を練習していた。放課後に、人 気のないその中庭で、練習するのはもはや日課となっており、『一式』に始まり、今日 教わった『荒咬み』まで、天候に拘わらず、毎日欠かした事がない。ところが、最近、 練習だけでは限界があるのを薄々感じてきた。 真吾像平常一樣,在雨中的中庭練習京所傳授的招式。放學後在無人的中庭練習,已經變成 他每天的工作,從『一式』開始,到今天所學的『荒咬』,無論晴雨,他從不間斷。可是 ,最近他開始稍微感到,只靠練習實在有瓶頸。 真吾:「はぁはぁはぁ、まだまだか・・・」 真吾:「呼、呼、還不夠嗎・・・」 少し休憩を入れようと、雨の中地面に腰を下ろす。そして、昼間から悩んでいた事を思 い出し、どうしようか考えていた。 他稍作休息,在雨中彎下腰。然後,想起了中午時的煩惱,並且考慮解決之法。 『キング・オブ・ファイターズ』 『king・of・fighters』 これがあったからこそ、去年の夏TVで京を見て以来、『京にあこがれ』その京に一歩で も近づこうとしている、今の自分がある。そして、今年の夏も行われる。 因為有這個東西,因為去年在電視上看到之後,讓他愈來愈接近『憧憬的京』,才有現在 的自己。而且,今年也會舉行。 真吾:『キング・オブ・ファイターズ出場・・・でも、闘えるのか・・・おれが・・・ 真吾:『參加king・of・fighters...不過,我能戰鬥嗎...我...』 数ヶ月前、自分が人と闘うなんて考えた事はなかったし、その為に技を学んだわけでも なかった。でも、今は違う・・・。 幾個月前,自己從未想過要和人打鬥,也不是為了打鬥才學那些招式。但是,現在不同了 ... 真吾:『出場して、草薙さんに一歩でも近づきたい!』 真吾:『我想參加比賽,更接近草薙先生!』 しばらく悩んでいたが、ふと、何かが吹っ切れたかのように、決意を固めた。 雖然稍微苦惱了一下,但是好像突然頓悟一樣,下定了決心。 真吾:『そうだな・・・ダメもとでやってみるしかないか!』 真吾:『沒錯...就算會失敗也沒關係,只能試一下了!』 すると、また立ち上がり、気合いを入れ、もう一度練習をはじめた・・・。 想到這裡,他又站了起來,充滿幹勁,再度開始練習...。 この後真吾は、無事にキング・オブ・ファイターズ一般個人予選大会を勝ち進み、決勝 大会出場を果たす事になる。 後來,真吾平安地通過king・of・fighters個人賽的預賽,成功進入正式賽程。 -- 肉包男:躺著也中槍 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 210.69.167.158
eggimage:京:肋骨!有破綻! (揍) 肉包:(趴地上) 03/25 12:14
Rice816: 京:身體!! 有破綻!! 03/25 12:42
決定採用版大的翻譯
diru:子安武人! 03/25 13:03
greensky39:98最威的男人!(港漫梗) 03/25 13:38
kyork:言下之意是中國隊有打進準決賽,這是名貶暗褒阿 03/25 15:30
kyork:照港漫邏輯中國隊是第一支淘汰的隊伍 03/25 15:31
glion:港漫邏輯裡除了草八K獠之外 都是輸不怕還硬要參賽的 03/25 15:42
emulators:他到底是怎麼通過預賽的完全沒講啊... 03/25 15:43
Realwell:而且個人賽太凹了啦XD 是說八神好像也是 03/25 15:52
Luciferous:97初登場穿的鞋子是喬丹12代 03/25 17:13
※ 編輯: Eriol 來自: 59.115.196.218 (03/25 18:10)
Rice816:「身體!!有破綻!!」是朋友教的...荒咬的發音的確如此 XD 03/25 21:51
emulators:...從京開玩笑的教學態度來看,我想應該也不用把R.E.D.的 03/25 22:13
emulators:全名看得太認真..."彩虹能量爆破踢"...囧 03/25 22:14
tomoyuki1017:推 03/25 22:14
shirta:R.E.D.kick 全名是這樣帥氣阿= = 03/25 23:07
RuinAngel:彩虹是指招式的弧線,然後是能量爆破踢這樣 03/26 01:11
RuinAngel:八神沒通過個人賽,八神只是被人報名的就上了 03/26 01:12
RuinAngel:所以史吹這邊完全是應凹啊 03/26 01:12
eggimage:安迪也有REDkick 03/26 14:06