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http://yyuio89.secret.jp/kof/2000story6.html ──中国。鎮の家の一室に伏している少年。その横に薫がついて少年を看病している。 そこへアテナが入ってきた。 ──中國。有個少年趴在鎮的家中的一個房間裡。小薰正在他的身旁照看著。這時雅典娜 進來了。 アテナ:「薫ちゃん、どう、包君の様子は?」 雅典娜:「小薰,包君的情形如何?」 薫:「えぇ、今のところは、特に。ただ、以前よりも熱は少しずつ下がってきているみ たいです。」 薰:「嗯,現在沒甚麼特別的。不過,體溫似乎比之前下降了些。」 額にのせる手拭いを替えようとする薫。その合間にアテナが包の額に手をおく。 小薰替換了包額頭上的濕毛巾。其間雅典娜將手放上他額頭觸摸。 アテナ:「そうなんだ、良かった‧‧‧。ごめんね、薫ちゃん、包君の看病お願いしち ゃって‧‧‧」 雅典娜:「真的耶,太好了‧‧‧。不好意思耶,小薰,要你幫忙照顧包君‧‧‧」 包の熱が下がっているのを確認し、アテナの表情が少し和むが、次は薫を気遣う表情に 変わる。 雅典娜確認包的體溫下降,表情也和緩了些,不過小薰的表情卻因擔心而改變了。 薫:「あ、いえいえ、全然かまわないですよ。それよりも包君、目覚まさないですねぇ ‧‧‧」 薰:「啊,不會啦,我沒關係的。不過包君,一直都沒有醒來耶‧‧‧」 前大会終了から包は、数ヶ月間原因不明の高熱を発しながら、ベットで横たわっている 在上屆大會之後,包不知為何就開始發高燒,持續好幾個月,只能躺在床上。 “原因不明”‧‧‧これは、あくまでも医者がいった言葉であるが、鎮には、原因が分 かっていた。 所謂的”原因不明” ‧‧‧說到底,這只是醫生的說法,其實鎮是知道原因的。 ※ ※ ※ 数ヶ月前。首を傾げて帰る医者をよそに、鎮は何か納得したような口振りで3人に話し 始めた。 就在幾個月前。就在醫生們不明所以的情況下,鎮為了使三人信服而說了一些話。 鎮:「‧‧‧確かに医者では、原因が分からないかもしれん」 鎮:「‧‧‧的確,從醫生的角度看,這種高燒是原因不明也說不定」 アテナ:「お師匠さま、何か分かったのですか?」 雅典娜:「師父,您知道些甚麼嗎?」 鎮:「そうじゃなぁ、あくまでも憶測にしかすぎんが‧‧‧まず、これを説明するには 、拳崇の件からになるのお」 鎮:「是有想到些甚麼,不過說是臆測也不為過‧‧‧首先,要說明這件事,必須從拳崇 的事情說起」 拳崇:「オレの力のことか?」 拳崇:「是關於我力量的事嗎?」 めずらしく勘のいい拳崇に鎮がうなずく。 很難得,拳崇這麼快就知道鎮所指的事情,而點了點頭。 鎮:「そうじゃ。お主の力が徐々に弱まっていったのはいつの頃からじゃ?」 鎮:「沒錯。你的力量是從何時開始漸漸弱化的?」 拳崇:「去年から」 拳崇:「從去年起」 鎮:「具体的に」 鎮:「更具體的時間點呢」 はっきりしない拳崇の代わりにアテナが答える。 雅典娜代替沒有清楚回答的拳崇說道。 アテナ:「‧‧‧包君がきてからだわ」 雅典娜:「‧‧‧從包君來了之後開始的」 アテナの言葉にうなずきながら、鎮が続ける。 鎮一邊點頭同意雅典娜的話,一邊繼續說道。 鎮:「そうじゃ。元々、ココに連れてくるまでにも、超能力者としての素質は感じてお ったが、ココで暮らすようになってからの成長は目を見張るものがあった」 鎮:「沒錯。原本我會將他帶回來,是因為感覺到他有成為超能力者的素質,而他住在這 裡之後,確實有著驚人的成長」 アテナ:「確かに、力としては私たちと同レベル、もしくはそれ以上だったかもしれな いわ」 雅典娜:「沒錯,以力量來說他和我們同等級,甚至有可能在我們之上」 鎮:「ワシはてっきり能力の開花だと思っておったのじゃが、そこにきて、拳崇のこと じゃ」 鎮:「不過事情卻與我預測的方向完全不同,也就是發生了拳崇的事件」 拳崇:「ん?ということは‧‧‧包がオレの力を吸い取ってもうたっていうんかいな」 拳崇:「嗯?也就是說‧‧‧包將我的力量給吸走囉」 鎮:「まぁ、そんな感じじゃないかと推測しとる。何故、お主だけかというのは分から んがの」 鎮:「嗯,我的確是這樣推測的。不過,為什麼會只有你被吸收,我實在想不通」 アテナ:「今回のは、それが原因なんですか?」 雅典娜:「那這次的事件就是原因嗎?」 鎮:「アテナ・拳崇、お主らはこの前のことを覚えておるか?」 鎮:「雅典娜‧拳崇,你們兩個還記得之前的事嗎?」 アテナと拳崇の脳裏にネスツの基地を何とか脱出しようとしていた、あのときのことが 浮かぶ。 雅典娜和拳崇腦中都浮現了之前逃出NESTS基地的情景。 アテナ:「それが‧‧‧あとから話に聞いただけで、ネスツの基地内で天井が崩れてく る所までしか覚えてないんです‧‧‧」 雅典娜:「那時候‧‧‧我事後來聽你們說的,NESTS的天花板崩落之後,我就沒印象了 拳崇:「オレも、その中に無我夢中で飛びこんでいったのは覚えてるんやけど‧‧‧」 拳崇:「我也是,只記得那時候好像無意識地衝過去‧‧‧」 鎮:「ワシと薫ちゃんしか見ておらんかったんじゃが、あの時、拳崇はもの凄い力を解 放しながらアテナを抱えて出てきたんじゃ」 鎮:「我和小薰看到了,那時候拳崇放出非常強的力量,抱著雅典娜出來」 拳崇:「でも、あの時には、オレ、力ほとんどなかってんで‧‧‧」 拳崇:「不過,那時候,我應該是沒有力量才對啊‧‧‧」 それはおかしいという表情で拳崇が師匠に答える。 看到拳崇露出困惑的表情,師父就繼續說。 鎮:「アテナを助けるために、お主の眠っていた潜在能力が引き出されたんじゃないか の。あと、この前後に包が倒れたところを見ると、一時的に包からお主へ力が“ふぃー どばっく”され、その相乗効果によって、あのパワーを引き出せたみたいじゃな」 鎮:「我想你應該是為了就雅典娜而激發出潛力了。而那時候包也倒了下去,是因為包 從 你身上吸收的能力發生了"FeedBack(回饋)",這兩股力量的相乘效果,就形成了那強烈的 力量。」 アテナ:「“ふぃーどばっく”って‧‧‧。え、でも、じゃあ、その時の膨大なパワー って‧‧‧まさか」 雅典娜:「"FeedBack" ‧‧‧。嗯,可是,那時候的巨大力量‧‧‧難道」 鎮:「そうじゃ、今、包にすべて吸収されてしまっておる、その結果がこれじゃよ」 鎮:「是的,現在,那股力量被包吸收了,結果就變成這樣」 薫:「拳崇さんが倒れたあとだったんです、包君が高熱をもつようになったのも」 薰:「拳崇倒下之後,包君就開始發高燒了」 全員が包の方に目を向ける。 所有人都往包的方向望去。 鎮:「拳崇のように日頃修行によって心身を鍛えている者ですら、あの力を使ったあと 、3日間起きなかったんじゃ。その力を、まだ体が出来上がってもいない包が吸収して しまったことで、飽和状態になってしまったんじゃろう」 鎮:「像拳崇這樣長時間修行,身心都經過鍛鍊的人。用了那股力量,都花了三天才醒過 來。而那股力量被沒有鍛鍊過的包吸收,造成包體內變成飽和狀態」 拳崇:「ってことは、今のオレ、ホンマに、ホンマに、スッカラカンかいな?」 拳崇:「您的意思是說,現在的我,真的、真的一點超能力都沒有了嗎?」 今度は鎮の方に全員の目が向く。一息ついて鎮が答える。 這一次,則是大家一起將視線移到鎮的方向。鎮嘆了一口氣說。 鎮:「残念じゃが、そういう可能性は高い。でも、ワシはびっくりしたぞい、お主にあ んな潜在能力があったとはな‧‧‧」 鎮:「很遺憾,這個可能性很高。不過,我蠻吃驚的,沒想到你體內有那著強的潛力‧‧ ‧」 拳崇:「ひどうなぁ、お師匠さんも‧‧‧でも今は、あんまうれしくないけどな‧‧‧」 拳崇:「師父,您說這種話好殘忍呀‧‧‧不過現在聽到您這樣說,我也高興不起來‧‧‧」 鎮:「まぁ、一度とはいえ、一時的にでも力は戻ったんじゃ、少なくとも戻る可能性があ ることも確かじゃぞ。そう悲観的にならんとしばらく様子を見ようぞい、拳崇」 鎮:「不過,既然曾經發生能力回復過,說不定還是會有能力恢復的可能性,不要那麼悲 觀呀,拳崇」 拳崇:「そうやな‧‧‧」 拳崇:「也是啦‧‧‧」   あきらめとも、納得ともつかない言葉の拳崇を、アテナが見つめている。 雅典娜,凝視著不知是放棄了還是同意了的拳崇。 ※ ※ ※ 鎮も拳崇も出払い、アテナ、薫、包の3人となった部屋。目覚めない包を見守りなが ら、アテナが薫に話しかける。 鎮和拳崇都出去了。屋子裡剩下雅典娜、小薰、包三人。 アテナ:「あ、そうそう、薫ちゃん。今年も『KOF』あるって、知ってる?」 雅典娜:「啊,對了,小薰。妳知道今年也有舉辦『KOF』嗎?」 薫:「あ、はい。そうみたいですね」 薰:「啊、是啊。好像有聽說」 アテナ:「それで私たち『KOF』に出場することにしたの」 雅典娜:「而且我們今年還是會參加『KOF』」 薫:「でも、今年も4人なんでしょ?」 薰:「可是,今年也要四個人一隊吧?」  意外、という表情で薫がたずねる。 薰很疑惑地詢問。 アテナ:「ええ」 雅典娜:「是啊」 薫:「じゃあ、4人目のメンバー見つかったんですか?」 薰:「那,你們已經找到第四個人了嗎?」 アテナ:「いいえ、どうも、包君を出すみたいなの」 雅典娜:「不,我想讓包君出場」 薫:「え?だって、あれから数ヶ月間、目を覚ましてないんですよ」 薰:「咦?可是,這幾個月來,他都沒有醒過耶」  驚きと心配の表情を浮かべる薫。アテナも同じ様な表情を浮かべながら、薫に答える。 驚訝和擔心的薰 ,雅典娜有著同樣的表情回答薰。 アテナ:「うん、そうなんだけど‧‧‧御師匠さまが“熱も徐々に下がりつつあるよう じゃし、大会までには、力も安定して目を覚ますんじゃないかのう”って」 雅典娜:「嗯、是沒錯啦‧‧‧不過因為師父說"他的體溫慢慢下降,到大會之前應該可以 讓力量安定下來,然後甦醒"」 薫:「でも、そんな‧‧‧無茶なこと」 薰:「可是、這會不會‧‧‧太亂來了」 アテナ:「私もそう思ったんだけど‧‧‧」 雅典娜:「我也是這樣想‧‧‧」 薫:「そう思うならどうして‧‧‧」 薰:「妳也這樣覺得,那還‧‧‧」 困った表情でアテナが続ける。 雅典娜的表情持續困惑。 アテナ:「お師匠様がね、“少し荒療治になるが、安定したとて、今のままでは危険な状 態に変わりない。飽和状態の力を解放するにはとっておきの機会になるじゃろうて”っ ていうの。御師匠さまなりに考えがあるみたいなのよ」 雅典娜:「因為師父說"繼續這樣治療下去是很安定,不過像現在這種危險的狀態卻不會改 變。要把飽和狀態的力量解放掉,這正是一個好機會"。師父應該也是有考慮過了」 薫:「そうですか‧‧‧まぁ、拳崇さんのこともありますしね」 薰:「是這樣嗎‧‧‧那拳崇也是一樣嘍」  しばらく間があったものの、薫の納得した答えを聞いて、アテナの表情が和らぐ。 聽到薰同意的回答,雅典娜的表情一下子平靜下來。 アテナ:「‧‧‧うん‧‧‧え、あぁ、ごめん、そろそろ代わるよ」 雅典娜:「‧‧‧嗯‧‧‧啊,不好意思,該換班了」 立ち上がり、薫と代わろうとするアテナ。薫が引き留める。 雅典娜站了起來,和薰交換看護的工作。薰繼續留下來。 薫:「あ、もう少し居ますから‧‧‧大会までに、包君、目を覚ますといいですね‧‧ ‧」 薰:「啊,我再待一下子‧‧‧要是包君在大會之前會醒來就好了‧‧‧」  包の方に目を移し、しっと見続けている薫。 小薰將視線移向包,凝視著他。 アテナ:「えぇ」 雅典娜:「是啊」  返事だけすると、アテナもまた薫と同じく、包に優しい目を向けた。 隨著回答,雅典娜也和薰一樣,對包投以溫柔的眼神。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 59.115.212.132
Comodowowo:早上7點,你還真夠早的~~喔嗨唷~~喔喔喔喔喔嗨呦~~ 11/24 07:09
flysonics:拳崇完全被雅典娜無視...囧> 11/24 08:45
diru:把feedback看成facebook... 11/24 13:41
damyr:雖然劇情這麼寫,但Bao 2k時削弱很多 11/24 14:06
anselsto:可是2K有援助啊.. 援助選角可能都要比包本身性能重要惹XD 11/24 19:06
eocforever:推 11/24 20:29
TakahashiEri:所以包昏睡了一年又去比賽?? 11/24 23:25
OrochiIori:E大最近在趕翻譯進度哦~推! 11/25 00:04
emulators:明顯採用了99時大家都倒下的結局(99有結局分歧) 11/25 08:00
Eriol:我想在這個月前結束00 11/25 12:28
tomoyuki1017:包:我昏睡一年 你們這些人訓練一年 實力也跟我差不多 11/25 22:00
MrSinister:推 11/26 23:03