[劇情] '2001 主人公チーム--背景故事

[Eriol (汝の魂が浄化されてゆく)]

http://yyuio89.secret.jp/kof/2001story1.html

深夜、研究所らしき施設の中で３つの人影があった。

深夜、一個疑似研究所的設施中有三個人影。

「ちっ、ここもカラかよ」

「嘖、這裡也是空的」

黒ずくめで銀髪の男が吐き捨てた。彼の右手には深紅のプロテクターが装着してある。

一襲黑裝的銀髮男子不太高興地說。他的右手戴著一隻深紅色的護手套。

「一歩遅かったわね」

「又遲了一步」

片手で軽く鞭をしならせた女がつぶやく。

單手輕巧提著鞭子的女性喃喃地說道。

「全くキリがねえな。どれ、辺りをサーチするぜ。近場に危険物はないようだな」

「還沒有完全搜過，我們搜索一下周圍吧，怎麼樣？附近好像也沒有危險的東西。」

２メートルはあるだろう巨漢が、辺りを見回しながら言った。

一個超過2公尺的巨漢，看了看周遭後說道。

三人は正直、焦っていた。彼ら三人は、これまでいくつかのネスツ支部を潰してきた。
しかし、ここ最近は三人の行動を先読みするかのように、彼らが奇襲をかけたネスツ関
連の施設は全てもぬけの空になっていたのである。

這三個人，其實是焦慮的。他們到目前為止，已經毀了好幾個NESTS的分部了。但是，最
近這三人的行動好像早就被預知似的，最近被他們發動突擊的NESTS相關設施，全都是空
的。

「ウィップ！なんで奴らに先手を取られてるんだ？」

「Whip！為什麼他們老是比我們快一步？」

巨漢マキシマは苛立ちを隠せない声で尋ねた。

巨漢Maxima毫不掩飾地大聲詢問。

「わからないわ。ただ、私の知ってる情報は常に最新のもの、というわけではないわ。
だから、先手を打たれても仕方がないのかも知れない・・・」

「我也不知道。只是，通常我所得到的情報都是最新的，但也可能不是。所以，就算被對
方搶走一步，我也沒辦法・・・」

「いや、すまん。あんたを信用してないわけじゃないんだ。だが・・・なあ、K′よ、今
回はあまりにも謎が多すぎるな」

「不，抱歉，我不是不相信你。可是・・・你也覺得吧，K′，這次的謎團實在太多了」

「何が言いたい？」

「你想說什麼？」

銀髪の男Ｋ′がつぶやいた。

銀髮的男子Ｋ′小聲地問道。

「今年もK．O．Fが開かれるだろ？毎度の事で、そりゃ別に不思議じゃない。だが、今回
の大会出場リストを見たか？ ネスツチームだぞ！ネスツチーム！！考えてみろ。なんで
今までひた隠しに隠してきた秘密組織の名前を堂々と使うんだ？」

「今年不是也召開了KOF大會嗎？基本上這也是每年不變的事，但是你看過了這次的出場名
單了嗎?NESTS隊！是NESTS隊！想想看，為什麼堂堂正正地使用這個秘密組織的名字呢？」

「ネスツの名前は一部の権力者しか知らない。とうとう表舞台に出てきたって感じね」

「NESTS這個名字只有一部分有權有勢的人才知道。感覺他們終於要進軍表面社會了」

「街一つ消した奴らが、何の為に世間に名前を知らせる必要がある？闇の中にいた方が
なにかと好都合なはずだ」

「毀掉一個城市的他們，為什麼要讓普羅大眾知道他們的名字？隱身於幕後不是比較方便
嗎」

「考えても仕方ねえだろ。行くぞ、次！！」

「再想下去也沒用。走吧、去下一個分部！！」

「？！」

「？！」

三人は一斉に身構えた。K′がささやく様にマキシマに問う。

三人突然一起擺出戰鬥姿態。K′小聲地問Maxima。

「マキシマ、見えるか？」

「看到了嗎，Maxima？」

「ああ。どうやって姿を消してるのかは知らねえが、熱探知に引っかかったぜ。」

「啊啊，看到了。不明白他是怎樣隱藏起來的。只是通過體溫探測才知道的。」

マキシマが低く答えたその瞬間、影が動いた。

在Maxima低聲說話的時候，那個黑影行動了。

「なっ、なんて早さだ！」

「這、這麼快的速度！」

影はマキシマの横をすり抜け、一瞬でK′の前に出現した。そして、そのまま、影がK′
めがけて腕を振り下ろす。K′もほぼ同時に、炎が噴出している拳を突き出した。激しい
振動音が闇を切り裂いたが、炎の拳が影に当たることはなかった。影の振り下ろした腕
がウィップの鞭によって止められたからだ。

黑影從Maxima身邊掠過，在一瞬間就出現在K'的面前，並且馬上就向他發動攻擊。與此同時
，那帶著火炎的拳頭也向黑影反擊。強烈的振動聲劃破黑暗的夜空，但是那帶火炎的拳頭
並沒有擊中黑影，因為那黑影的手已經被Whip的鞭子纏住了。

「ちっ、余計な事を」

「哼、多管閒事」

「悪いわね、K′。でも、無用な争いは避けたほうがいいわ。さあ、話してもらうわよ」

「不好意思啦。K'，但是最好還是避免無謂的戰鬥吧。好啦，現在讓我們聽聽他的話吧。」

                                  ※　※　※

窓から月明かりが差し込む部屋の中央辺りに、三人はその男を椅子に縛り上げていた。
三人共、この弁髪の男を知っていた。名は麟といった。

暗淡的月光從窗口照入來，三個人將那人綁在椅子上。那個人頭上留著辮子。他們也知道
這個人叫做麟。

「私達をつけてきた目的は、これかしら？」

「為什麼你要跟蹤著我們？這個就是你的目的吧？」

ウィップは一枚の写真を麟の目の前に差し出した。麟に明らかに動揺の色が見えた。

Whip拿出一張照片，麟看過後明顯地動搖了。

「やっぱりね。私達をつければ、いつかこの男と会う時がくるからでしょ？」

「果然。你以為一直跟著我們，就一定會有見到這名男子的一天是嗎？」

「・・・・・」

「・・・・・」

「無口ね。まあ、いいわ。どう？K′、麟をチームメイトにして大会に出場しない？」

「嗯，沒話好說了吧。這樣的話，K'，讓麟與我們組隊參加KOF怎麼樣？」

「好きにすればいいさ」

「隨你便」

「おいおい、K′、ウィップ、本気か？いつ寝首かかれるかわからないぜ」

「喂喂， K'、Whip，你們是認真的嗎？要是這樣的話，搞不好哪天會有頭睡覺沒頭起床耶
。」

マキシマがあわてて翻意を促す。

Maxima慌忙地想打消這個提議。

「その程度なら話にならん」

「如果怕的話就不用再談了」

麟がボソッと言葉を吐いた。

麟終於開口了。

「チッ、嫌な野郎だぜ。まあ、K′とウィップがいいなら俺もかまわねえぜ。じゃあ、お
近づきのしるしに握手でも・・・」

「哼！討厭的傢伙。不過，要是K'與Whip同意的話，我也沒話說。那，握一下手就表示大
家暫時聯盟・・・」

マキシマが麟の方を振り返ると、すでに麟の姿はそこには無かった。

當Maxima再次轉過身來的時候，已經沒有了麟的身影了。

「なんて、ヤロウだ！挨拶くらいしていくのがルールだぜ！」

「呿！連招呼一聲這麼基本的禮貌都沒有！」

「いいじゃないの、マキシマ。麟がチームメイトになれば、大会も楽になるわ。ねえ、
K′？」

「那不是很好嗎？Maxima，如果麟成為隊員的話，無聊的KOF就會變得很有趣些了，對吧
，K′？」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

K′は何も答えずにその場を離れた。

K′沒有回答她就離開了。

                                  ※　※　※

K′は一人、夜空を見上げていた。

K′獨自在望著天空上的星星。

俺の過去、俺の未来を奪った奴ら・・・ネスツ、俺の能力の元、クリザリッド、ゼロ、
俺に対抗する力クーラ・・・

NESTS把我的過去、我的將來都奪去了・・・我的力量來源、Krizalid、杰洛、還有能與
我力量抗衡的庫菈・・・

「K′のやつ、随分と考え込んでいる様だな。」

「K'好像開始想到很多的事情了。」

「ええ、でも、なんとしても決着をつけなくては。犠牲になった多くの人々の為にも」

「是啊，看來不做個了斷不行，這也算是為了這麼多的犧牲者。」

「そうだな、そして俺自身の為にも・・・、ネスツは潰さなくちゃあな！」

「是啊，也算為了我自己・・・一定要消滅NESTS！」

「そうね」

「沒錯」

二人は夜空を見上げた。幾万の星の光が三人に降り注いでいた。

二人都望著夜空，數萬道星光灑落在他們三人身上。

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◆ From: 210.69.167.155
推 karasless:頭推GET
推 Rice816:推推，不過我都口頭上說K'是超帥的滿頭白髮
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推 eggimage:數萬顆星星灑尿在他們三人身上。
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推 Manaku:Maxima受不了麟，卻對K很有一套...K和麟明明差不多任性...
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推 Onslaught:因為k'帥啊
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