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「やはりバラードって難しい」バラードの女王MISIAが語るその言葉の真意とは?新作 について話を聞いた。 http://music.jp.msn.com/interview/268_1_1.htm http://music.jp.msn.com/interview/268_1_2.htm http://music.jp.msn.com/interview/268_1_3.htm 今夏からスタートした『星空のライヴV ~Just Ballade~』。全国を丹念に巡るツア ーは総計で40公演を超え、MISIA史上最長のものとなっている。そんな日々のライブの 中から生まれた楽曲の1つに、新曲「逢いたくていま」がある。人気ドラマ『JIN ‐仁 ‐』の主題歌としても話題の、スケール感のある美しく力強いバラードはどうやって生 まれたのか。そして、その先に待つアルバムやツアーについて、MISIAが語ってくれた 。 取材・文/橘川有子 女性ってどんどんパワフルになっていくような感じがする --『逢いたくていま』は、MISIAさんならではの壮大でドラマチックなバラードです。 ゆったりと落ち着き感すら覚える楽曲ですが、制作時はとてもハードなスケジュールだ ったそうですね。 そうなんです。今回は『星空のライヴ』をしながら、レコーディングもしていたので、 気持ちの切り替えが大変でした。ライブってマイクを通しているのと同時に、生の声も かなり聞こえていると思うんですね。でも、レコーディングは全てマイクを通した音に なる。その違いを感じました。あとは、こんなに毎日歌っていて体が持つのかなって。 最初は心配でしたが、歌って行けば行くほど歌えるようになるもので(笑)。 --それはすごい! 女性ってどんどんパワフルになっていくような感じがしませんか? 母や先輩方を見て いると、「すごいパワフルだな」って感心してしまいます(笑)。これまでの経験もあ ると思いますし、やればやるほどできるようになるんだなって。 歌を届けることって、誰かを愛してるって伝える行為に似ている --とはいえ、ご苦労もあったのでは? 私はリリックを書くのにすごく時間がかかるんです。今でこそ、こんな風にいろいろと 思いを話せるようになりましたが、かつては自分の気持ちをうまく表現できなかった。 だからこそ、リリックを書き始めたくらいなんです。ですからやはり自分の考えをまと めるという作業は今でも時間がかかりますが、自分と向き合える大切な時間でもありま す。と同時に、悲しみや切なさと向かい合わなくてはならないつらい時間でもあって… ときには、体力的にフラフラになってスタジオに入ることも。でも、いいメロディーが 耳に入ると、ふっと生き返る感覚があるんですよね。 --細胞が活性化されるような感じ? そうですね。細胞1つ1つが目覚める感覚というか。ライブをやってて、全ての細胞が 覚醒する瞬間があったりして、あれはほんとに気持ちがいいんです! たとえば、仕事 帰りで疲れているはずなのに、カラオケでいっぱい歌えちゃうこととかってあるじゃな いですか(笑)。音楽って不思議ですね。何かが注入されるんでしょうね、きっと。今 回は「逢いたくていま」をはじめ、アルバムの楽曲全てのメロディーがすばらしいもの ばかりだったので、そこに救われましたね。 --話題に出たところで(笑)、ニューアルバム『JUST BALLADE』についても少し教えて いただけますか? MISIA:アルバムでの一貫しているメッセージは、“伝える”ということです。「少しず つ 大切に」では、“言葉でも涙でもいいから 伝えて欲しい”と歌っています。また 、「Yes Forever」は、“世界で一番あなたが好き”“私のことをあなたに伝え、あな たのことを私も知ってゆく”という歌です。ちょっと突飛な言い方かもしれませんが、 歌を届けることって、誰かを愛してるって伝える行為に似ているなって思うんです。今 回のアルバムもそんなふうに“愛してます”って伝えたかったというか。 やはりバラードって難しいなと思いました --バラードで評価が高いMISIAさんが全編バラードのアルバムを作るとなると、誰もが 期待します。そういう意味でプレッシャーはなかった? MISIA:んー、どうでしょう・・・。ただ、“歌う”という点においてはやはりバラード って難しいなと(改めて)思いました。バラードってじっくり聞かれるものだと思うん ですね。だから、本当に自分が伝えたいことを伝えなきゃという気持ちが強かった。ノ ート何冊にもポエムを書きましたが、自分が伝えたいことを抽出して書くことを心がけ たし、大切にしました。あと、バラードというと“泣く”というイメージが強いですし 、それも重要な要素ですが、よりナチュラルにというか、心が素に戻れる状態を大切に したいなと思っていて。 MISIAさんの口から「バラードは難しい」という言葉を聞くは、正直、意外です。 MISIA:何回もレコーディングしたり、歌う日程を変えてもらったりしたこともありまし た。今回はツアーとレコーディングが本当にばっちり重なっていたので、ライブで表現 できることとCDで表現できることの違いを改めて気付かされたりもしました。ライブで 歌うのと同じようにはCDでは歌えないんですね。CDでしか表現できない部分があって、 そこがパッケージの良さでもある。『星空のライヴ』で聴いたものとは違ったアレンジ でCDに入っていることもあると思いますが、それがベストだと判断したから。ライブで のベストな形も当然追求しているので、どちらも聴いて欲しいですね。 現在進行形の『星空のライヴ V』ですが、『星空』シリーズ始まって以来の冬に突入 しますね。 MISIA:はい。ツアーが始まる前は40公演以上も(体力的に)大丈夫だろうかとか、同じ バンドメンバーでやり続けるので、どうしたらフレッシュに届けれられるだろうと思っ ていました。でも、『星空』は全編が生バンドで、掛け合いも毎回違いますし、むしろ 同じものをやろうとしても難しい。だから毎回、次はどうなるんだろうって楽しみで。 それに、お客さんの反応が盛り上がると、私もバンドも前のめりに盛り上がるんです( 笑)。歌や音楽は心の風景、心象風景がすごく影響するものです。夏だったら風を感じ たり、秋だったら切ないからぎゅっと抱きしめられる感じが欲しいなって思いながら歌 ったり。そうやって半年近くツアーを続けてきた上での「冬」なので、その積み重ねは すごいものになると思うんです。アルバムがリリースされた後ではまたお客さんのノリ や反応も違ってくると思いますし、私自身も楽しみです。 来年2月には、オーケストラを従えてのアリーナツアーも決まりました。オーケストラ をバックにすると歌いにくいという人もいると聞きましたが…。 MISIA:そうなんですか!? 『星空のライヴ 4』でもストリングスのカルテットを経 験していますし、不安は全くないですね。今回のアルバムには、ストリングスが入って いる曲も多いので、オーケストラの弦楽器が入ることで、より世界観が広がるんじゃな いでしょうか。ホールはある程度限られた世界だから伝わる良さがありますが、アリー ナでは大きいからこそ表現出来たり、伝わるものがあると思います。その違いも楽しん でいただけるかなと思っています。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 118.233.136.252