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http://music.emtg.jp/liveReport/201308025648169e0 2013年、MISIAが初めて夏フェスに降臨!サマソニ&ライジングの二本立てレポ! 2013.08.10 SUMMER SONIC 2013 8月10日、 灼熱の大阪サマーソニックのステージだ。バックバンドによる短いコール &レスポンスの後、オレンジのコスチュームに身を包んで登場したMISIAは、「BELIEVE 」 を歌い出す。最初の一声から、いきなり凄い。それでもサマソニ初登場だからなの か、珍しくMISIAが緊張して見える。それはそうだろう。内外の名だたるロック・アー ティストが多数参加する有名フェスだけに、ロック系のオーディエンスが大半を占めて いて、アウェイとまでは言わないが、MISIAを初めて観る人が多いのは確かだ。オーデ ィエンスが期待するのは、もちろん彼女の歌唱力と、未知のライブ・パフォーマンス。 その期待に応えて、MISIAは普段のワンマン・ライブよりもフェイク(注: 歌をアドリ ブで崩して歌うこと)を多用して、様々な“声の表情”を見せていく。  大ヒット「つつみ込むよう に・・・(15th ver)」、「MAWARE MAWARE(feat. Doudou N’Diaye Rose)」とノリの良い曲を繰り出すうちに、ようやくP.A.の音が安定 してきた。だがサマソニは複数のステージが近接していて、他のステージの音が漏れ聴 こえてくるというあまり良くない環境だ。中盤で「Everything」を歌ったのだが、隣か らDJプレイの音が聴こえてきて名バラードの邪魔をする。集中力を切らさずに歌い切っ たMISIAのパフォーマンスが素晴らしかっただけに、少し歯がゆいフェス・ライブにな った。それでも、日陰で休んでいると、隣にいたロック・キッズの一人が「久しぶりに MISIAを聴いて、泣いちゃったよ」と話すのが聞こえてきたのは、さすがだった。 2013.08.17  RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO  サマソニから1週間。MISIAは8月17日、ライジング・サンのサンステージに登場。 緊張気味だった大阪に比べると、北海道のMISIAは伸び伸びしていて、彼女のシンガー としての魅力を単刀直入にアピールするダイナミックなライブとなった。  オープニングはサマソニと同じくバンド演奏でスタートして、MISIAが呼び込まれる 。男性ダンサー2人を従えて現われたMISIAは、いきなりハイトーンを一発。「つつみ 込むように・・・(15th ver)」からのスタートとなった。  誰もが知っている曲のイントロだから、オーディエンスは一瞬にして惹きつけられる 。さらにはMISIAのハイトーン・ボイスの想像を超える美しさを自分の耳で聴いて、オ ーディエンスたちの口から思わず驚嘆の声が漏れる。ひと声で観衆の心をつかんだ MISIAは、 そのままダンサブルなライブに突入。続いては「陽のあたる場所」。ファー ストシングル、セカンドシングルという曲順が、MISIAが初めて音楽シーンに登場して センセーションを巻き起こした当時を、オーディエンスに思い出させる。初めてMISIA を観る人は、当時の衝撃を心の内に蘇らせて感動し、元からのファンはストレートに魅 力を発揮するMISIAのスケールの大きさを改めてキャッチして、生粋のファンとしての 誇らしげな表情を浮かべる。実際、僕もMISIAの実力を、多くの人に実感してもらって 、嬉しくなった。  MCなしで、立て続けに5曲。「つつみ込むように・・・(15th ver)」で一気に 心 を開いたオーディエンスは、3曲目「MAWARE MAWARE(feat. Doudou N’Diaye Rose) 」 のアフリカン・ビートでさらに一体感を増していく。  テントサイトで聴いていたオーディエンスが、次々とテントから這い出してくる。じ っとしていられないほどグルーヴィーな演奏であることは確かだが、それ以上にMISIA の凄い歌声を聴いて、彼女のパフォーマンスを自分の目で確かめたくなる気持ちがよく 分かる光景だった。そして彼らは、その目でMISIAを確かめて、彼女の身体から溢れる リズムに歓喜の声を上げたのだった。  そんな“初MISIA”オーディエンスの度肝を抜いたのは、「つつみ込むように・・・ (15th ver)」のカデンツァだった。エンディングでどこまでも伸びる彼女の声に、「 オォー!」といううなり声がそこら中から上がる。  MCなしの潔さが、MISIAの実力と魅力を確実に北海道のオーディエンスに伝えたのだ った。会場のざわめきが収まる頃、MISIAがようやくしゃべり始めた。  が、しかし、僕はどうしても17時のフライトに乗らねばならなかったので、泣く泣く 会場を出なければならない時間になってしまった。会場を出る道の途中で「Everything 」が聴こえてきた。MISIAに聴き入るオーディエンスたちの顔を想像しながら、僕はタ クシーの中で鳥肌を立てていた。それは大阪からいち早く修正を加えて、“フェスの MISIA”が完成した瞬間だった。この日、MISIAを聴いた音楽ファンは、必ずライブ会場 に駆けつける。今後の北海道でのライブが、より一層盛り上がるに違いない事を、僕は 確信したのだった。  この後、MISIAのライブがどうなったのか、僕は残念ながら見届けることができなか った。だから、誰か教えてほしいと心から思う。僕にとっては、嬉しくも切ない“ MISIAの夏”になった。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 118.232.182.179