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MISIA 世界を駆け回る歌姫の15年 新たな一歩も提示したベストアルバム http://natalie.mu/music/pp/misia02 1998年、当時のソウルの新潮流だったヒップホップ / ソウルを身にまとい、デビュー 曲「つつみ込むように…」から、その抜きん出た歌唱力で一気に注目を集めたMISIA。 以降は毎年大掛かりな全国ツアーを開催し、2000年代にはアジアツアーも敢行。大編成 のオーケストラを率いてのツアーや選曲をバラードに絞ったツアーなど、毎年趣向を凝 らしながら常に新境地に挑んできた彼女も、今年2月でデビュー15周年を迎えた。 そのアニバーサリーイヤーにリリースされるのは、オールキャリアを完全網羅したベス トアルバム「MISIA SUPER BEST RECORDS -15th Celebration-」。デビュー曲「つつみ 込むように…」を含む計4曲の15th新録バージョンも収録された本作は、CD3枚組、全45 曲をコンパイルした超大作となった。今回のインタビューでは「2013年ならではのスー パーベスト」を念頭に制作されたというこのベストアルバムについて話を聞いた。 19歳のMISIAと34歳のMISIA、それぞれの「つつみ込むように…」 ──15年のキャリアを45曲に絞り込んだベストアルバムですが、選曲には苦労されたの では? 大変でしたねー。かれこれ半年以上はかかりました。楽曲同士の組み合わせもあれこれ 考えましたし、リミックスやライブバージョンはどうしようか……みたいな。リミック スもライブも私のキャリアの中では、それぞれひとつのスタイルですし、どこを切り取 ってベストにするか?という点が難しかったです。最終的にはオリジナル楽曲で、2013 年ならではのベストアルバムを作ろうということで着地したんですけども。 ──今回のベストアルバムのために新しく録音された楽曲が4曲ありますが、DISC 1の 冒頭を飾るのは、デビュー曲の「つつみ込むように…(15th ver.)」です。 この曲はオリジナルのバージョンも収録しているので、両方を聴き比べていただくのも 面白いと思うんですけど、同じ曲でも声の表情はずいぶん違うなあと自分でも思います 。なにしろデビューのときはまだ10代だったので(笑)。 ──このベスト盤で、19歳で歌ったバージョンと34歳で歌い直した曲が同時に楽しめる わけですね。 15thバージョンを歌うという話が出たときは、ちょっと緊張もしたんですよね。でも、 歌も思い出や経験とともに成長していくものだし、何より私は今の自分の声が好きなの で、「今の私で歌いたい!」と。GOMI(NYをベースに活動するプロデューサー / リミ キサー / DJ。 チャカ・カーンやジェシカ・シンプソンといった海外のアーティストの リミックスも数多く手がける)さんの作ったグルーヴィなトラックに乗って、本当に気 持ちよく歌いました。 ──2曲を並べて聴いてみると、新録のバージョンでは、やはり声の芯がかなり太くな った印象を受けました。 そうですね、デビュー当時より低音の領域でも表情を出せるようになったなあとは自分 でも思いました。やっぱり15年の中で声も変化していますね。 ちゃんと新しさのあるベストアルバムにしたかった ──トラックもコーラスワークも実に華やかで、最新の音で装いを新たにした……とい う感じですが、同じく新録の「CATCH THE RAINBOW(15th ver.)」(オリジナルリリー スは2008年)もまさにフロアライクで、最旬のEDMの流れを踏まえた非常にインパクト のある仕上がりです。 確かにインパクトがありますよね。SAKOSHINさんに作曲していただいた曲で、今回のア レンジもSAKOSHINさんなんですけど、トラックが上がってきたときはその場にいた全員 でアガりました(笑)。SAKOSHINさん、これはすごい!って(笑)。 ──アメリカのヒットチャートに並んでも遜色のないダンスナンバーですが、この熱量 の高さはある意味、新境地ともいえるのでは? ベストアルバムをリリースすると決まったときに、初めから「今までにない作品も収録 した、ちゃんと新しさのあるベストアルバムにしたいよね」って話していたんです。ベ ストアルバムではあるけれど、積極的に新しいことにも挑戦したいという気持ちが強か ったんです。 ──そして「INTO THE LIGHT(15th ver.)」(オリジナルリリースは1998年)も非常 にエッジの利いたダンスミュージックに仕上がっています。これまたイントロから踊れ る!という感じで。 アレンジは、まさに今のダンスミュージックの流れを汲んでいるんですけど、実はキー やテンポ感はオリジナルとほぼ同じなんですよ。ただ、ビートがかなりタイトになって いるので、聴き心地はかなり新鮮に感じられるかもしれませんね。 明日へ向かっていくために、さらに光の差したリアレンジに ──2011年に発表された「明日へ」も、今回のベストアルバムではリアレンジをして新 録されています。 アルバム「SOUL QUEST」(2011年7月発売)に収録した「明日へ」はピアノ1本で歌って いるんですが、東日本大震災が起きた直後ということもあり、当時は哀しみを癒すとい う側面を大切にして歌いました。今回の新録バージョンは「明日へ向かっていくために 、さらに光の差したリアレンジにしてみよう」ということで、大編成のオーケストラを 招いて新しくレコーディングしています。バイオリンは10人、コントラバスは4人とい う編成なので、重厚なサウンドをたっぷり味わっていただけると思います。 ──近頃では生のオーケストラを招いてレコーディングすること自体が珍しくなりまし たよね。 最近はコンピュータの、いわゆる宅録レコーディングでオーケストラの音も簡単に作れ てしまうので、大人数のオーケストラでレコーディングが可能なスタジオを見つけるこ と自体が大変だったんです。この曲のストリングスアレンジは服部隆之さんにお願いし ているんですが、服部さんのレコーディングというのはご本人が指揮をされて、演奏者 の皆さん全員がそれに合わせて演奏するというスタイルなので、ピアノも歌も指揮者が 見える広いスタジオが必要で。ですから、今回の「明日へ」は、すべての演奏者と私が 、服部さんの指揮にあわせて一斉にレコーディングしたというテイクなんです。 ──いわゆる一発録り。ある意味、本当のライブレコーディングですね。 そうなんです。とても貴重なレコーディングでした。ベストアルバム全体を通して、昔 ながらのレコーディング技術と最新鋭のレコーディング技術を同時に体験できたなあと 実感しましたね。曲によっては完全なデジタルレコーディングもありますし。そういう 意味でも15年という時間が凝縮されたベストアルバムになったのかなあ、と。自分自身 の音楽のレンジを象徴している気もします。 「HOLIDAY」の空回りな女の子は自分そのもの ──このベストアルバムでCD初収録となる「HOLIDAY」はご本人出演のCMソングにもな っていますが、まさにドライブにジャストなテンポ感が心地よい曲で。 作曲は林田健司さんで、アレンジはGOMIさんですね。爽快感、疾走感のある曲で、本当 に運転が楽しくなる楽曲ですよね。歌詞は、好きな人のもとへクルマを走らせる女の子 が主人公なんですけど、ちょっと遅刻しちゃいそうで空回りをしているっていう(笑) 。こういう身近な設定の歌詞を書くのはひさしぶりだったんで、とっても楽しかったで すね。このところ大きな愛をテーマにした歌詞が多かったので、スタッフからも「あ、 それ、よくあるある!」っていう身近なことを歌詞にしてみたら?って言われて、「身 近なこと……そういえば近道しようとしたときに限って渋滞にハマります」って言った ら、プロデューサーに「それ、採用!」って言われて。急いでるときに限って携帯電話 を忘れるあたりは、もう自分そのものという感じです(笑)。 ──意外ですね(笑)。 ついこの間も「あ、ウチの鍵がない!」とスタッフも巻き込んで大騒ぎしちゃったこと があったんですけど、後からポケットの中から鍵が出てきて「本当にごめんなさい…… 」みたいな(笑)。 変わっていく時代に、変わらないものをちゃんと届けていく ──こうしてベストアルバムをリリースすることは、改めてこれまでを振り返るきっか けにもなると思うんですが。 私の中でのひとつの大きな区切りになったのは、2003年のドームツアー(女性ソロシン ガー史上初となった全国5大ドームツアー「THE TOUR OF MISIA 2003 KISS IN THE SKY 」)だったと思います。そのあと初めての長期休暇も取って、充電することもできまし たし。お休みの後にリリースした作品が「SINGER FOR SINGER」(2004年12月発売)と いう、いろんなシンガーの方々に作っていただいた楽曲を歌う……というコンセプトの アルバムだったんですけど、長年歌い続けてこられた皆さんにあれこれお話を聞くこと で、あらためてシンガーとして考えることが多かったんですよね。 ──GLAYのTAKUROさん、TERUさん、久保田利伸さん、藤井フミヤさん、CHARAさん、宮 沢和史さん……とそうそうたるシンガーの皆さんが曲を書かれていますね。「どんな歌 でも歌える」という自信にもつながったんでしょうか。 逆に「どんな歌でも歌えるわけじゃないんだ」と思ったことがひとつの答えでした。他 人の言葉を歌ってみて、改めて自分の言葉が自分の中でどういう位置付けにあるかとい うことがよくわかったんですね。自分の言葉で歌う、自分の言葉で届けるということの 大切さも実感できて、自分のスタイルを知ることができたといいますか。その次にリリ ースしたのは、上昇、昇天という意味の「ASCENSION」(2007年2月発売)というアルバ ムなんですけど、文字通りポーンとひとつ高みにいけた感覚があったんです。そこで歌 い手としての覚悟が決まった……という手応えがありましたね。 ──15年というひとつの節目を迎えられましたが、今後まだまだトライしてみたいこと もたくさんあるのでは? 日本のいろんなところを訪ねて歌いたいですね。もちろん日本以外でも「歌を聴きたい 」と言ってくれる方がいれば訪ねてみたいし、まだまだ演ったことのない場所ってたく さんありますから。デビュー当時からライブを大事にしながら活動していこうという軸 は変わらないですね。カセットやレコード、MD、DAT、CD……と音楽ソフトがいろいろ 変遷していく時代を生きているわけですけど、何が変わらないか?といえば、ライブは 変わらないだろう、と。変わっていく時代に、変わらないものをちゃんと届けていく。 これからの15年もその先も、ライブは私の基本であり続けると思います。 DISC 1収録曲 つつみ込むように…(15th ver.) fm 1st album "Mother Father Brother Sister" DEEPNESS fm 27th single "DEEPNESS" 恋は終わらないずっと fm 26th single "恋は終わらないずっと" 逢いたくていま fm 9th album "JUST BALLADE" SNOW SONG fm 5th album "MARS & ROSES" To Be In Love fm 8th album "EIGHTH WORLD" THIS IS ME fm 10th album "SOUL QUEST" BACK BLOCKS fm 11th single "BACK BLOCKS" Color of Life fm 7th album "ASCENSION" Royal Chocolate Flush fm 8th album "EIGHTH WORLD" Don't stop music! fm 4th album "KISS IN THE SKY" Back In Love Again(feat. 布袋寅泰) fm 28th single "Back in love again" 陽のあたる場所 fm 1st album "Mother Father Brother Sister" LUV PARADE fm 7th album "ASCENSION" CATCH THE RAINBOW(15th ver.)fm 21st single "CATCH THE RAINBOW" DISC 2収録曲 Everything fm 3th album "MARVELOUS" 少しずつ大切に fm 9th album "JUST BALLADE" 忘れない日々 fm 2nd album "LOVE IS THE MESSAGE" 眠れぬ夜は君のせい fm 4th album "KISS IN THE SKY" そばにいて… fm 8th album "EIGHTH WORLD" Let It Smile fm 6th album "SINGER FOR SINGER" It's just love fm 2nd album "LOVE IS THE MESSAGE" 星のように… fm 9th album "JUST BALLADE" EDGE OF THIS WORLD fm 10th album "SOUL QUEST" BELIEVE fm 2nd album "LOVE IS THE MESSAGE" 太陽のマライカ fm 9th album "JUST BALLADE" THE GLORY DAY fm 1st mini album "THE GLORY DAY" MAWARE MAWARE fm 10th album "SOUL QUEST" いつまでも fm 9th album "JUST BALLADE" 果てなく続くストーリー fm 4th album "KISS IN THE SKY" DISC 3収録曲 INTO THE LIGHT(15th ver.)fm 1st mini album "THE GLORY DAY" HOLIDAY brand new song 太陽の地図 fm 8th album "EIGHTH WORLD" Escape fm 3th album "MARVELOUS" 名前のない空を見上げて fm 6th album "SINGER FOR SINGER" 地平線の向こう側へ fm 9th album "JUST BALLADE" 冬のエトランジェ fm 6th album "SINGER FOR SINGER" 飛び方を忘れた小さな鳥 fm 4th album "KISS IN THE SKY" 心ひとつ fm 5th album "MARS & ROSES" キスして抱きしめて fm 1st album "Mother Father Brother Sister" MELODY fm 1st mini album "THE GLORY DAY" We are the music fm 8th album "EIGHTH WORLD" LIFE IN HARMONY fm 10th album "SOUL QUEST" つつみ込むように… fm 1st album "Mother Father Brother Sister" 明日へ(15th ver.)fm 10th album "SOUL QUEST" 初回限定盤DVD収録内容 MISIA HISTORY DVD ~15th Celebration~ -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 1.162.99.7
CrystalDays:非常值得細看的一篇專訪 02/20 00:49