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http://www.jal.com/ja/csr/important/bridge/ticadv/ TICAD V名誉大使 MISIAさん インタビュー アフリカについて、そしてTICAD Vについて、より多くの方に関心を持っていただくた めにさまざまな活動をされている、TICAD V名誉大使のMISIAさんに、お話を伺いました 。 JAL 以前からアフリカに強い関心を持たれ、さまざまな取り組みをなさっていますが、そう した中でTICAD V名誉大使への任命をどう受け止めていらっしゃいますか? MISIA これまでの活動の中で出会ったアフリカを、より多くの方に伝えさせていただける機会 をいただき有り難く、そして光栄に思いました。 共に生きていく仲間としての繋がりが、今まで以上に良い形で結ばれていきますよう、 願っています。 JAL 名誉大使として、どのような活動をされていますか? MISIA アフリカのこと、TICADのことを多くの方に知っていただけるよう音楽を中心に伝えさ せていただくことが多いです。 今年1月にセネガルを訪れた際、セネガルでは人間国宝であるサバール奏者、ドゥード ゥー・ンジャイ・ローズさんをフィチャーし、「MAWARE MAWARE」という楽曲をリアレ ンジしました。 駆け抜ける風のような、大地を打つ雨のような、太陽のような、ドゥードゥーさんが奏 でるサバールの音とリズムに感動し、心が震えました。 彼が演奏するサバールという太鼓には七つの杭があるのですが、これは七つの海と七つ の大陸を意味し、つまりこのサバールは世界のことを表しているのだと、だからこの太 鼓の音には力があるのだとドゥードゥーさんから聴き、なるほどと納得しました。 この楽曲「MAWARE MAWARE (feat. Doudou N'Diaye Rose)」は、TICAD Vのテーマソング となりました。地球がまわる、子ども達が手を取り合いまわり踊る姿、そして幸せがま わっていくようにという願いを込めた歌です。ぜひこの音楽から、アフリカを感じても らいたいです。 今よりももっと幸せが回っていきますよう願います。 JAL 今年アフリカ・セネガルを訪問された際のことを教えてください。 MISIA 1月にセネガルを訪問した際は、日本の支援で建てられた給水塔のある村を訪れました 。村では、給水塔ができたことで、衛生の改善につながっただけではなく、水くみとい う作業から解放された女性が、識字教室に通ったり、畑仕事をして収入を稼いだり、ま た子どもが学校に通えるようになったとの話を伺いました。 水の問題解決が、教育や、女性の地位向上など、あらゆる問題の解決につながっていま す。2015年までに達成すべきと国際社会が定めた8つの目標、「ミレニアム開発目標」 の達成の重要性を改めて実感した瞬間でもありました。 またセネガルは、非常に日本のことを知ってくださっている印象を受けました。 そして、お米が主食であることや、お魚を大変食べられること、「テランガ」というお もてなしの心を大切にする気持ちなど、とても日本に近い精神があるのではないかと思 いました。 JAL アフリカの状況は変化していると感じますか? MISIA 同じ国を何度も訪れているわけではないので、比較はできませんが、都市で高層ビルが 林立している景色も目にしますし、FIFAが南アフリカで2010年に開催されたことなど、 国ごとに状況は変化している印象を受けます。しかし、格差が拡大していると感じるこ ともあります。 発展の一方でまだ残されている課題も多くあり、環境破壊によってこれまで自給自足で 暮らしていた人の生活が成り立たなくなり、都市のスラム街に流入する話も聞きました 。 豊かさの一方で、課題が残されている、そんなことをいつも感じます。 JAL TICAD Vに期待することはなんでしょうか? MISIA 今回のTICAD5のテーマは「共に成長し合うパートナーシップ」。 ぜひ、"共に生きていくパートナー"としての繋がりが、貧困で苦しんでいる子ども達、 それぞれの国の国民一人一人の幸せにつながる形で結ばれていって欲しいです。そのこ とが、日本の幸せにもつながると私は思っています。 そしてTICADを通じて、たくさんの方にアフリカのことを知っていただき、関心を持っ ていただきたいです。 JAL アフリカの課題解決のために、私たちにできることは何だと思われますか? MISIA 課題が何かまず知り、そして学び続けていくことが大切だと思います。 また、国と国の繋がりも大切ですが、企業や、一個人としての繋がりを大切にすること も、大変大きな力になると思います。 2008年よりマラウイで蚊帳の配布プロジェクトを行っているのですが、そのプロジェク トでは毎年横浜のチョコレートショップ「バニラシュガー」さんにご協力いただき、サ ポートのためのチョコレートを販売していただいています。 1個当たり価格の10%をご寄付いただいているのですが、皆さんのたべるチョコレート の先に、マラウイの子どもたちがマラリアの脅威にさらされていることを、継続的に紹 介しています。 そして、その寄付で得ることの出来た同じ数だけの蚊帳を、住友化学さんに寄付をして いただいており、購入する場所はマラウイの工場にするなど、「課題を知り、学び続け 、繋がりを大切にしていく」ことを意識しています。 JAL 最後に、MISIAさんが感じるアフリカの魅力を教えてください。 MISIA まずは音楽ですね。もちろん国ごとに楽器も違いますし音楽も違います。色彩豊かな衣 装、広大な大地、自然、受け継がれて来た知恵の数々。。。 そして何と言っても人やコミュニティの素晴らしさです。私たちの生活と比べてしまう と、物質的には豊とは言えないかもしれません。けれど、心豊かに暮らしている方々、 家族を、コミュニティを大切にしている方々にたくさんお会いします。 争いが起きないのだと教えてくれたのはアフリカです。アフリカの人たちが家族やコミ ュニティを大切にする姿勢に、本当の幸せは何か、教えられます。 JAL ありがとうございました。 JALも、エアラインとして、TICAD Vの成功に少しでもお役に立てればと思っています。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 118.232.180.251