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http://music.emtg.jp/liveReport/20170209256e82a0d MISIA、アルバム『LOVE BEBOP』を引っ提げたツアーの横アリ公演をレポート! 「私はこの場所からまた新しい物語を始めたいと思います」──。MISIA、“LOVE BEBOP”で溢れた横浜アリーナ公演をレポート!  場内の照明が暗転すると、観客が持つ色とりどりのライトスティックの光の粒が星空 のように広がった。「きれ~い!」。会場にいる全員の気持ちを代弁するかのような、 誰かの感嘆の声が聞こえる。  そんなしっとりムードを打ち破るように、骨太なヒップホップのビートが鳴り響いた 。ステージに眩い照明が灯ると、中央にゴージャスなオブジェがしつらえられたステー ジの両脇から、二体の巨大なコブラがかま首をもたげる。おお、まるで古代エジプトの ファラオの宴にでも迷いこんだようだ。昨年末から始まった“THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP”の最後を飾る横浜アリーナ2デイズ初日の幕がいよいよ開く。 「EVERYBODY SCREEEEEEAM !!!」  ショーの始まりを告げる声の主は、ゴールドのドレスに光のモチーフの冠をつけて登 場したMISIAだ。オープニング曲は、ツアータイトルにも掲げられた12枚目となる最新 アルバム『LOVE BEBOP』のタイトル曲「LOVE BEBOP」。ゴリゴリ&妖艶なビートに乗せ 、ダンサー陣とともに激しくダンスをしながらMISIAが力強い歌声を響かせる。DJタイ ムでは、ステージ脇に設置されたスクリーンにMISIAサウンドの屋台骨、DJ Ta-Shiのプ レイが映る。すると突如、DJ Ta-Shiの首がハロウィン仮装の首ナシ男のようにストン と落下! 続いて女性ダンサーふたりも花を出すマジックを見せたりと、めくるめく演 出にドギマギしていると、アラブ音階を取り入れたスクラッチを披露したDJ Ta-Shiの DJタイムを挟み、ヘアセットをチェンジしたMISIAが「明日はもっと好きになる」と「 真夜中のHIDE-AND-SEEK」を続けて歌って会場を煽ると、観客も負けじと両手を上げて 笑顔で踊る。もはや横浜アリーナは約2万人が踊る超巨大なディスコ状態だ。 「みんなと一緒に音楽を楽しめるってことがうれしくて、破裂しそうなんですー!」  彼女にとって聖地だという横浜アリーナのステージの上、キーボードの前に座りなが ら楽しそうに話すMISIA。即興のアカペラでMCをしたかと思えば、バンドやコーラス隊 、照明スタッフのマキちゃん(!)までも名指しで巻き込み、「LOVE BEBOP(ラブビバ ップ)してる~?」というMISIAのコールに、「BEBOP(ビバ)ってるー!」と観客がレ スポンスするというやりとりを何度も繰り返し、会場中を大いに盛げる。 「盛り上がったところでバラードを歌いたいと思います。あはははは。毎回これをやる のが楽しいんですよね。びっくりしました?」  そう言って笑ったあとは、弾き語りコーナーがスタート。「懐かしい曲。バレンタイ ン前のラブソングです」と、「キスして抱きしめて」を自ら奏でるキーボードだけで歌 い、なんと、サビはアカペラで熱唱。その圧倒的な声量と歌唱力に聴き惚れていると、 トーチの炎を背にエモーショナルに歌い上げた「オルフェンズの涙」では、弾き語りに ストリングスが重なったドラマチックな世界を披露。オーディエンスもクラシックのコ ンサートばりに静かにステージを見つめている。さっきまでほとんどの観客が両手を叩 いて大いにはしゃいでいたのが嘘のようだ。そんな静寂を打ち破るように、EDMのビー トを響かせる「FREEDOM」を皮切りにダンスナンバーの数々が再び場内を揺らす。「 SUPER RAINBOW」や「Oh Lovely Day」というアッパーチューンを連発し、サイドステー ジの先端、客席のギリギリまで歩み寄って歌うMISIAの姿に観客も大歓声とジャンプで 応える。  実は筆者がMISIAのソロライブを観るのはこの日が初めてのことだったのだが、正直 、MISIAがここまでがっつりダンスをしながら歌うアーティストだとは思っていなかっ た。もちろん、彼女が素晴らしいエンターテイナーであること、彼女の音楽が新旧のブ ラックミュージックや最新のビートを基盤にしていることは十分に知っている。それで も、彼女自身も大事にしているはずのバラードの印象が強いせいもあるだろうし、大半 の観客もそれを求めていると思い込んでいた。しかし、オープニングで見せたゴリゴリ のヒップホップな側面やダンサブルな側面も、間違いなくMISIAの魅力であり、それは ファンにとっても、バラードを聴くのと同様に楽しい時間なのだと、目からウロコが見 事に剥がれ落ちた。  さらにそれに追い討ちをかけたのが、「INTO THE LIGHT」から始まったアンコールで のメドレーだ。艶やかな6人のドラァグクイーンを迎え、女神のような白い衣装と、羽 根のようなモチーフがついたヘッドドレスを身につけたMISIA自ら、「すべての(自分 の)音楽はここから生まれた」と語った「つつみ込むように」や、「Everything」など のミドルテンポの大ヒット曲も、ダンサブルなアレンジに乗せてていねいに歌い上げる 。途中、ふたりのミラーボール男がステージに登場し、歌うMISIAが立つ円形のお立ち 台の両脇を抱えるように陣取ると、ダンサーたちがお立ち台の支柱を撤去。ミラーボー ル男たちがお立ち台を支えている状態になったと思ったのもつかの間。上手側を支えて いたミラーボール男のひとりもいなくなり、なんと、宙に浮いたお立ち台を、下手側の ミラーボール男だけが支えているという、タネがさっぱりわからない見事なイリュージ ョンを披露。当然、観客も大熱狂だ。 「昨日、2月3日の節分から新しい年が始まったということで、私はこの場所からまた新 しい物語を始めたいと思います」  そう言って、来る2018年にデビュー20周年を迎えるMISIAが最後に披露したのは、「 花」。その「花」も収められたアルバム『LOVE BEBOP』に込められた、“多様性を認め 合う”というメッセージは、これまでもMISIAが音楽やそれ以外の活動を通して伝えて きたものだ。そういえば開演前、会場に向かう道すがら、親子らしき人たちの姿も少な からず見かけたが、確かにMISIAの音楽には、世代が違っても、あるいは、何となく友 人や恋人に連れて来られたとしても、すんなり楽しめる懐の深さと包容力が備わってい る。例えば、DJ Ta-Shiのスクラッチは、ヒップホップ創生期の’80年代に青春を過ご した親世代にはど真ん中だろうし、10代や20代にとってはそれが新鮮に聴こえるにちが いない。しかもMISIAには、キュートな笑顔と茶目っ気、コアとポップのバランスが絶 妙な音楽センス、そして何よりも、どこまでも果てしなく響くド迫力のソウルボーカル という最強の武器も備わっている。世代や趣味趣向が違っても、新規でも古参でも、誰 もが自由に楽しめるというMISIAのライブ空間は、まさしく多様性を尊重し合える“ LOVE BEBOP”な場所なのだ。 「みんなLOVE BEBOPしたぁ~? MISIAもBEBOPったーーー!!!」  どんな個性もウェルカムで、自由に楽しめる。だからMISIAのライブは初めてでも楽 しいし、きっと何度でも楽しい。 -- https://www.facebook.com/MISIAsupporter MISIA 情報彙集應援專頁 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc), 來自: 118.232.220.125 ※ 文章網址: https://www.ptt.cc/bbs/MISIA/M.1488132652.A.3CA.html