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https://trendnews.yahoo.co.jp/archives/498624/ MISIA、「いったん『THE TOUR OF MISIA』は終了しますけど、終わっちゃったなってい うより、ここからさらに羽ばたこうとしています」 最新アルバム『LOVE BEBOP』を引っ提げ、昨年12月にスタ-トしたツア-は、2月に横 浜で千秋楽を迎えた。ここに記録されたのは、その横浜アリ-ナ最終日のパフォ-マン スである。会場には収録のための機材が多数設置されたが、「これほどカメラを意識せ ず歌ったことはなかった」と、そう彼女は言った。この言葉通り、持ちうる最上のポテ ンシャルが、自然なままに記録されたのが、この映像作品だ。1分1秒余すところなく、 彼女のLIVEの醍醐味(だいごみ)を、その瞬発力や表現の奥行きを含め、リアルに伝え るのだ。 -- 約4年ぶりの開催となった"THE TOUR OF MISIA"は、最新アルバム『LOVE BEBOP』 を中心としたものでしたね。 MISIA: 本当は、もっと早くライヴでお聴かせしたかったんですけど。 -- アルバムがリリ-スされた昨年は、まず生演奏主体の"星空のライヴ"の開催でし た。 MISIA: なのであの時は『LOVE BEBOP』の曲は取っておいたんです。実は楽曲制作をし ていた時から「今回のアルバムは、"THE TOUR OF MISIA"として表現するのが一番いい だろう」というのもありましたので......。さすがに"星空のライヴ"では、打ち込みの 曲をどっかんどっかんやるわけにもいきませんしね(笑)。その後、やっと体勢が整っ て、このツア-をスタ-トさせたのが2016年12月のことでした。 -- 新作を中心に据えるとはいえ、具体的なセットリストはどう考えていったのでし ょうか? MISIA: 今回、伝えたいメッセ-ジを代表する作品だと思えたのが、まずタイトル曲の 「LOVE BEBOP」なんですよ。だったら「この曲からスタ-トするのがいいだろう」と、 そこから全体を組んでいきました。 -- もちろんライヴは緩急も大切でしょうが。 MISIA: そうですね。例えば「LOVE BEBOP」のような、打ち込みと生の音が成熟した形 で合わさった演奏から一転してズバッと生だけの音になるシ-ンとか、その辺りは私が 20年近く音楽をやってきたからこその"見せ場"だと思ったし、ダンサ-やバンドがカッ コ良くキメたあとに、今度は私がやりかえすみたいなバトルとかも(笑)、ツア-を始 めた頃はあそこまではできなかった。ああした場面が自然に生まれるのも、ここまでや ってこれたからこそでしょうけどね。ジャンル的にもソウルが根底にありつつ、R&B、 HIP HOP、そしてハウス、もちろんバラ-ドも歌いますし、さまざまに及んでいきまし たがその全てをやれる場所が"THE TOUR OF MISIA"でもあるんです。 -- バトルといえば、「真夜中のHIDE-AND-SEEK」の後半とか、まさに両者の丁々発止 が素晴らしかったです! MISIA: ありがとうございます。すごくうれしいです。 -- ステ-ジでパフォ-マンスしていて、客席の景色として印象に残っている場面と かありますか。 MISIA: それはたくさんありますけど、あえて言うなら「あなたにスマイル:)」を歌 った時ですかね。すごくハッピ-な高揚感のある曲ですけど、歌うとお客さんが泣いて くださるんです。笑顔のまま泣いてくださるんですよ。この歌は、スマイルを届けたい 人のこと、最後に順番に歌っていくんです。親だったり友だちだったり......。今日会 場に来てくれた人はもちろん、東北の人や熊本の人......、日本中に、世界中に向けて ......。具体的にどんどん出していくんですけど、そこに生まれる人と人がつながって いることの高揚感、一体感を、特に各会場で強く感じたのが今回のツア-でもありまし たね。 -- 時はさかのぼりますが、そもそもMISIAさんにとって、どんな思いから始まったの が"THE TOUR OF MISIA"だったのでしょうか。 MISIA: 自分が大好きでやりたいと思っていた音楽は、クラブと呼ばれる場所で楽しま れているR&BやHIP HOPだったんです。でも十代の頃は未成年が入れない場所もあって 、そんな時は親について来てもらってまでそれらのカルチャ-に触れようとしましたけ ど。 -- 生半可じゃない、真剣な思いだったんですね。 MISIA: 踊る人は踊るし、でもそれだけじゃなく、そこには音に身を任せてひとりひと りが自由に楽しめる雰囲気があってそれが魅力でした。そんな音楽をやりたい! と最 初からコンセプトを持って、しかもアンダーグランドの方々にサポートしてもらいなが ら私はデビューをしたんです。 -- 当初からやることの目標が、はっきり定まっていたわけですね。 MISIA: 私のデビューライヴはクラブでしたしね。私のプロデュ-サ-は、アンダ-グ ラウンドだったクラブ・カルチャ-を"なんとかメジャ-にしていこう!"という思いが あった人で、クラブツア-、ライブハウス、ホ-ル、そしてアリ-ナと、その後どんど ん大きな場所で歌えるようになりましたけど、どんな場所でもそこを巨大なクラブやデ ィスコに変える! というコンセプトを一貫して持っていらっしゃいました。いわば、 そのコンセプトに名前がついたものが "THE TOUR OF MISIA"なんです。アンダ-グラウ ンドといえば、私のステ-ジには既に19年前にドラァグ・クイ-ンに登場してもらって いるんですよ。アリ-ナ・クラスの会場でそんなことしたのは「日本ではMISIAが初め てだ」って、その方々から言われたりもしました。 -- しかし今回、デビュー20周年を前にして、いったん"THE TOUR OF MISIA"を終了さ せるそうですね。理由はなんだったんですか? MISIA: 当初はそうした目標を掲げつつやり始めましたが、あれから時間もたちました し、オ-ディエンスの人たちも当時はアンダ-グラウンドだったものにもたくさん触れ る機会を得てなじんだだろうし、だから私たちの願いもそろそろ大成したんじゃないか と思ったからなんです。もちろんここで"完結"というわけではないですけど、ひとつの 区切りを迎えたんだな、という感覚はありました。なのでいったん "THE TOUR OF MISIA"は終了なんです。 -- さて最後ですが、このツア-を通じて一番伝えたかったことを教えていただけま すか。 MISIA: 伝えたいことは、まさに『LOVE BEBOP』の中にあって。この曲に出てくる "LOVE IS LOVE"という言葉は2015年の6月に、アメリカ全州で同性婚が認められた時に 掲げられたメッセ-ジなんです。"愛は愛なんだ"って、多様な生き方を肯定し応援する 姿勢にすごく感動して、そこからインスピレーションを受けて歌詞を書きました。でも 最後に歌った「花」にしても「LOVE BEBOP」同様に、多様な生き方を応援している歌だ と思っています。この2曲はサウンド的には対極ですけど、メッセ-ジは一緒です。根 本のところではね。 -- オ-プニングとエンディングに、そんな意味合いの歌を置いたわけですね。 MISIA: そういう意味でこのツア-は、ト-タル的にもコンセプチュアルにまとまった かなって、そう思うんですけどね。 -- さて、20周年に向けて、これからのことを......。 MISIA: いったん"THE TOUR OF MISIA"は終了しますけど、「終わっちゃったな」って いうよりここからさらに羽ばたこうとしていますし、こうしてやりたかったことが実現 してみるとむしろ今まではそのことに"縛られていたんだな"という気持ちにもなります から。なのでこれからは、ここに何かを付け加えるのもヨシ、より自由になるのもヨシ 、という感じですかね? ここまで19年やってきて、さらに20周年に向けて今年はいろ いろな音楽に触れたいし、いろいろなミュ-ジシャンともやりたいし、楽曲も作って、 特に最終形を決めず、さまざまな"化学反応"を楽しんでみたいなと思ってます。日々を ワクワクしたものにしたいです。 -- 既に発表されている予定としては、7月の「MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2017」があ りますが、こちらも楽しみに当日を待ちたいと思います! <プロフィール・MISIA> 長崎県出身。小さな体から発する5オクターブの音域を誇る圧倒的な歌唱力は「Queen of Soul」と呼ばれ、国内にとどまらず、その歌声はASIAを越え世界でも賞賛の声を浴 びる。ジャパニーズR&Bの先駆者であり、バラードの女王としても君臨。15周年記念ツ アーでは全77公演を実施し、2018年のデビュー20周年を目前に精力的な活動を続ける。 トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~ エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。 作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト 」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それ ぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエ ンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお 届けします。 -- https://www.facebook.com/MISIAsupporter MISIA 情報彙集應援專頁 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc), 來自: 59.126.242.1 ※ 文章網址: https://www.ptt.cc/bbs/MISIA/M.1495310807.A.0F5.html