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https://entertainmentstation.jp/80107 MISIA 自身が語る「THE TOUR OF MISIA」シリーズの完結、そして向う20周年 2016年12月にスタートした“THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP”のツアーは、2月5日の 横浜アリーナ最終公演をもって完走した。同名の最新アルバムを引っ提げてのものだっ たが、その日の模様を完全収録したものが、『THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP all roads lead to you in YOKOHAMA ARENA Final』としてリリースされる。“THE TOUR OF MISIA ”としては約4年ぶりということもあり、このツアーならではの感動を期待 したファンも多かったが、彼女は見事、それに応えた。来年のデビュー20周年を控え、 MISIAがこのLIVEで伝えたかったこと、今回のBlu-ray&DVD作品の見どころなどを訊いた 。 様々な驚きを届け続けてくれた「THE TOUR OF MISIA」 ─そもそも“THE TOUR OF MISIA ”は、ご自身のなかでどんな位置づけなんでしょうか 。 私のライヴのなかで、もっともエンタテインメントに特化したものですね。また、私が やってきた様々なジャンルの音楽、HIP HOPも、ソウルも、R&Bも、バラードもハウスも 、すべて表現できるのも特徴です。さすがに生演奏中心の“星空のライヴ”シリーズで は、打ち込みの激しいビートは出来ませんから。そういう意味では、聴覚的にも、視覚 的にも、体感的にも、すごく展開があるドラマティックなライヴだと言えると思います 。 ─エンタテインメントといえば、今回、マジックを披露してくれる場面もありましたね 。 私がやったのはちょこっとですけどね(笑)。スティックが羽に変わるような、王道の マジック。 けれど見所は、ハウスメドレーのイリュージョンです。何度もライヴに来てくださった 方が「何度観ても分からない!」と言ってらっしゃいました。映像で観ると、どうでし ょう? きっと映像でも、分からないでしょうね~(笑)。 ─この Blu-ray&DVDを手にされた方は、再度その場面に注目してみるのも良さそうです ね(笑)。でもあくまで軸は音楽でありつつ、様々な驚きを届け続けてきてくださった わけですね。 いつしかこうした冒頭のメドレーは、“THE TOUR OF MISIA ”の定番のようにもなって いったんですけどね。ただ、私がライヴでHIP HOPをやる時は、打ち込みの音だけで歌 うのではなく、生のドラムやベースとの融合を心掛けてます。特に大きな会場では、生 の楽器の音圧があってこそ、初めて感動を届けられると思いますし。打ち込みだけだと 、どうしてもカラオケで歌っている状態に聞こえてしまうので。 ─全体に、とてもダンサブルなステージでもありますが、音楽とダンスの融合も、テー マのひとつなんでしょうか。 デビュー当時から、日本でトップクラスのダンサーがサポートしてくれてます。HIP HOPやHOUSEなど、様々な分野のトップが集結しているという意味で、リスペクトを込め て、“misiaダンサー”と自然にそう呼ばれるようになっていったと聞いたことがあり ます。彼らはステージの上の“リズムの体現者”ですから、バンドの演奏にも影響を与 えるし、私自身の歌に関しても、彼らが居てくれることで、リズムの取り方も分かるし 、アドリブの入れ方も変わるし、教えてもらったことは、とっても多いです。今回、ラ イヴに参加している若手のダンサーは、そんな彼らを観て育った世代で、中には教え子 もいるんですよ。 今の自分の声が一番好きです(MISIA) ─教え子、ですか。それもここまでMISIAさんがやり続けてきたからこそ生まれた表現 者たちの良き系譜だと思います。来年20周年ということですが、ここまで歌い続けてき た、ボーカリストとしての自覚や手応えについても訊かせてください。 手応えというか、実は今の自分の声が一番好きです。今が一番、表現の幅も増えました し。音域にしても、下も上も、より太く出るようになってます。昔は今より、細く高く 出る歌い方をしてましたけど、それが少し下がっても、太く出る歌い方に変えたんです よ。これならバンドがどーんと来ても、負けずに歌うことが出来る。今、音楽が楽しい !そのメンタルの状態こそが、すごく大事なんでしょうね。でもそれも、納得出来る音 楽を、常に作れていてこそだし、私の場合、ブレーンにも恵まれてきましたし、何より 自分を、全部出しつつ表現できる場にも恵まれたことが大きいんですけど。 ─“THE TOUR OF MISIA”は、いったんここで幕を閉じるそうですね。 私かデビューした頃はまだまだアンダーグラウンドなものだったクラブ・カルチャーを “なんとかメジャーにしていこう!”という想いで続けてきましたが、あれから時間も 経ち、アンダーグラウンドだったものも広く浸透しましたし、そろそろ私たちの願いも 大成したんじゃなかと思ったので、ひとつの区切りを迎えた、ということです。 ─HIP HOPから派生したダンスが、学校の必修科目になる時代ですものね。あと今回、 ドラァグクイーンのホッシーさんマーガレットさんが登場した場面では、象徴的なもの を感じました。彼女たちが発した文化も、まさに今の日本に、様々に浸透しましたし。 初めて登場してもらったのが『THE TOUR OF MISIA1999-2000』の時でしたけど、今も忘 れられないです。私もけっこうドレッドヘアーにしたり頭を巻いて大きくしたり、なか なか目立つ格好でステージに立ってきましたけど、彼女たちと並んでみたら“ちいさな 少女”になってしまったというか(笑)。あの時ホッシーが、“私たち、装置なの”っ て冗談で言っていたのを覚えています。 “いかに歌うか 歌い尽くすか” ─ユーモアも伝わるのがいいところですね。全体の曲順としては、アルバム・タイトル 曲「LOVE BEBOP」で始まり、ラストは「花」でしたが…。 セットリストを考えた時、オープニングを「LOVE BEBOP」にすることが、まず最初に決 まりました。このアルバムを通じて伝えたかったことは、「人との違いや文化の多様性 を尊重し合おう」というもので、この歌がまさに、愛や生き方の多様性を歌っています ので…。続く「Butterfly Butterfly」も、「Freedom」も、「SUPER RAINBOW」「あな たにスマイル」も、大きくいうとそんなメッセージを含んでいます。その最後に歌った 「花」も、多様な生き方を応援する、ということでは共通するんです。 ─どういうところでしょうか? 人間は選択肢が多い分、考えてしまうけど、花の種は落ちたところで一生懸命に咲いて いく…。その、「ここで咲いていく」ことに集中する姿に感動するのは、“生きる”こ との根底にある何かが伝わるからだと思うんです。咲き方も咲いていく時期も種類によ って違うのは当たり前。それぞれのベストがある。そんなメッセージを小さな子供にも 大人にも届けたかったんです。なので最後は、この歌が相応しいと思ったんですけどね 。この歌をうたうと、会場でいっぱい、泣いている人の顔がみえます。「花」はサウン ド的には「LOVE BEBOP」とは対極ですが、根本のメッセージは一緒なんですね。 ─20周年にむけて、考えていることがあれば……。 日々、もっと歌が上手くなりたい、もっと音楽を楽しめるようになりたい、とは思って います。でも、更に突き詰めると、いかに上手く歌うかというより、“いかに歌うか  歌い尽くすか”、なんですよ。上手く歌うことでお客さんが拍手をくださるわけじゃな いんです。その向こう側に何かがあって、それを毎回のライヴが教えてくれます。19年 間やってきましたけど、まさに“歌って凄いな”と思うのは、そんな時です。ライヴは その言葉の通り、“生きてる”ことのドラマを伝えるためにあるのでしょうし、昨日と は違う100パーセントを出して、“今日だけのライヴ”をやり続けていきたいですね。 “THE TOUR OF MISIA”はいったん終了しますが、ここで完結ではなく、私自身、更に 羽ばたこうとしています。今年は20周年へむけての“余白の一年”と思いつつ、色々な ものを吸収したいです。 -- https://www.facebook.com/MISIAsupporter MISIA 情報彙集應援專頁 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc), 來自: 118.233.137.15 ※ 文章網址: https://www.ptt.cc/bbs/MISIA/M.1496076945.A.CFE.html