http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120326/k10013968261000.html
桜贈呈から100年 米で式典
アメリカの首都ワシントンでは、一足早く満開を迎えた桜がポトマックの川沿いを彩る
なか、恒例の「桜祭り」が始まり、日本から桜の木が贈られて、ことしでちょうど10
0年目に当たるのを記念し、市内で盛大に開会式典が行われました。
ワシントン・ポトマックの川沿いの桜は、暖冬の影響で、例年より早く先週前半に満開
を迎え、すでに花が散り始めていますが、この週末も大勢の家族連れなどが訪れて春の
彩りを楽しんでいました。
ことしは、東京からワシントンに日米の友好の証しとして桜3000本が贈られ、当時
のタフト大統領夫人らが植樹を行ってから、ちょうど100年に当たるのを記念し、恒
例の「桜祭り」も盛大に行われる予定で、25日、ワシントン市内の会場で6000人
の観客を前に開会式典が行われました。
式典では、日本の藤崎駐アメリカ大使が「100年前に植えられた桜がまだ100本ほ
ど残っている。これはワシントン市民のおかげであり感謝したい」とあいさつしました
。
続いて、雅楽の東儀秀樹さんが、日本の伝統衣装を着て演奏を披露したほか、歌手のM
ISIAさんが、東日本大震災でのアメリカからの支援に感謝のことばを述べ、復興へ
の希望をつづった「明日へ」を歌うと、観客は立ち上がって拍手を送っていました。
ことしの「桜祭り」は例年より長く来月27日まで開かれ、期間中、ミッシェル・オバ
マ大統領夫人が参加する桜の植樹式や展覧会など、さまざまな催しが行われることにな
っています。
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