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倉木麻衣 New Album『FUSE OF LOVE』 2005.8.24 On Sale! http://0rz.net/ca0UV http://0rz.net/650VA 『If I Believe』以来、倉木麻衣が2年振りにオリジナル・アルバムをリリースする。 タイトルは『FUSE OF LOVE』。直訳すると“愛の導火線”という意味である。そこに は今年に入って彼女の口から幾度となく放たれた“愛”という言葉が重要なキーワー ドになっており、今までの音楽活動を通して感じてきた様々な愛を多くの人に繋いで いきたいという彼女の気持ちが込められている。収録曲もしっとりと歌い上げるバラ ードから、ダンサブルで躍動的なナンバー、そして女性のキュートな部分をフィーチ ャーしたポップ・ソングと、多彩な楽曲で構成された作品となった。今回本誌では、 1曲1曲に彼女の想いが詰まった『FUSE OF LOVE』について、そしてアーティストとし て音楽と向き合う姿勢について、倉木麻衣に話を聞いてみた。 (INTERVIEWED BY EMI MORI) ●今回のアルバムはオリジナル・アルバムとしては2年振り、5枚目のアルバムという 事になりますが、改めて思う事はありますか? 倉木麻衣(以下倉木):デビューしてからずっと音楽活動と学生生活を両立してきて 、今年の春に大学を卒業して社会人になったんですけど、2年間アルバムが出せなかっ たというのは、ライヴ活動をしながら勉強もしてという中で…。でも今回は今までや ってきた事を振り返りながら何か新しくグレード・アップしたアルバムにしたいなと いう気持ちから『FUSE OF LOVE』というタイトルを付けました。 ●新しいアルバムを作りたいという気持ちは、『If I Believe』を作った後にすぐあっ たんでしょうか? 倉木:ライヴをしていくうちに、もうちょっとみんなで盛り上がれる楽曲が欲しいと思 ったんです。その時に今度のアルバムにそういう曲を入れようかなとか色々考え ていたんですけど、結局今回のアルバムを作り始めたのが今年の6月からで……。 すごく短期間で作っていったんです。まずコンセプトを決めたんですけど、今ま でやった事を振り返った時に今までに色んな人と出会って愛をもらったので、今 度は自分の中にある気持ちをみんなのもとに届けたいなって。だからそういうア ルバムにしようと思って、1つ1つ取り組んできました。 ●そういう思いが強かったから、制作期間が短くても集中して出来たんでしょうか? 倉木:これから音楽に専念していくという新たな心境を歌で表現したいなと思ったのが 大きいです。 ●今年に入ってすでにシングルを3枚リリースされている事も、そういう気持ちの表れ だったりするんでしょうか? 倉木:そうですね。「ダンシング」なんかは、大学を卒業して新たな気持ちでという、 変化の部分を書いた曲でもあるんです。それぞれの曲が日常生活で感じた事や、 曲から浮かんだイメージを自分なりに歌詞にして表現して伝えたい気持ちが大き かったので……。 ●大学を卒業して、音楽活動ひとすじで生活するようになって、精神的ゆとりが出来た のではないかと。 倉木:それはすごくありますね。時間に余裕が持てた分、スタジオにこもって音作りを したり色々な準備をする時間が増えたし、今までやってきた事から自信が出てき たからこそ、幅広い面で携れるようになってきたと思います。これからはもっと 音を追求して音楽一色で頑張っていけたらなっていう気持ちで一杯ですね。 ●今回のアルバムの曲は外に向かっているように感じて、楽しそうに歌っている倉木さ んの姿が浮かんできました。レコーディングも楽しい作業だったんでしょうか? 倉木:作業的には曲を頂いて歌詞を書いてレコーディングをして、という事を繰り返す 生活を送っていたんですけど、その中で自分が思った事をストレートに表現して いく事は、今思うと大変というよりは作り上げていく楽しさがあったと思います 。そこで“次はこういう楽曲を作りたいな”という気持ちも生まれてきますし ……。 ●短期間で作るという事は、すごく集中力も必要だったと思うんですけど、それを持続 する上で大変だった事はありましたか? 倉木:私の場合、歌詞をどういう風に書こうか煮詰まってしまった時は書くのをやめて 、犬のキャスパーに「歌詞どうしよっか?」なんて言いながら公園を一緒に散歩 して(笑)、帰ってきてからまた詞を書いてという感じでした。「I sing a song for you」という曲は歌うまでがすごく大変でしたね。始めから気持ちを込 めて歌わなきゃいけない曲だなって思っていて、歌う前にスタジオの照明を少し 暗くしたりして、バラードなので雰囲気作りから入りました。 ●この曲には色々な感謝の気持ちが詰まってますよね。 倉木:この曲は自分の感情を一気に注ぎ込んで、主人公になりきって歌わなければいけ ないなと思ってたんです。だから最初は歌うのがすごく怖くて……。ちょうど詞 を書いていた時に、ニュースで色んな事件が起きてて悲しい出来事が紹介されて いて、そんな中で自分が何か出来る事はないかなって考えたんです。そこで生ま れた歌詞でもあるので、軽い気持ちでは絶対に歌えないから、気持ちの持って行 き方にはすごく苦労しました。 ●今回のアルバムのレコーディングや作詞という作業の中で、それぞれの曲と向き合っ たと思いますが、今までと違った部分はありましたか? 倉木:今回は1曲1曲にストーリー性を持たせて書いていったんですけど、詞の表現方法 を若干変えていったりしました。「LOVE SICK」は、普段の日常生活の中でみん なが利用するメールを通じて恋愛の事を書いたり、「Honey, feeling for me」 は女の子の甘い気持ちをお菓子に例えてチョコとかミルクとかそういう言葉を使 ってみたり……。どの曲にもポジティヴな言葉は入れるようにしてますね。私自 身も音楽で癒されてきた事がすごく多いので、私もそういう癒しを持った歌をみ んなに届けたいなという気持ちが強くて、今回のアルバムも色んな“愛”を届け て、1フレーズでもいいから心に響くものがあればいいなって。 ●曲のテーマも、身近な所から大きなものまで様々ですね。そういう事は曲を聴いた時 の直感で思い浮かんだりするんですか? 倉木:最初に曲を聴いて“これは切ない曲だな”と思って書いたり、先にテーマを決め て書いたりしますね。 ●中には先にこういう曲を、という感じでイメージをを伝えて作って頂いたものもあり ますよね? 倉木:「Don't leave me alone」という歌謡曲っぽいバラードがあるんですけど、この 曲は切ない恋の気持ちを表現したような曲を作って頂けたらという感じで、こち らからリクエストして作って頂いた曲です。あとは「P.S2MY SUNESHINE」や「ダ ンシング」もそうですね。「Love,needing」をリリースした時から、自分の音楽 の幅を広げようと思って、アレンジの部分やジャケットの部分だったり、幅広い 面で携わるようになってきて、セルフ・プロデュース的な事もやるようになった んです。それで今回のアルバムもスタッフの方と一緒に考えて作っていったとい う感じです。 ●色々な部分に携わるようになったのは、自分の今までの活動から生まれた自信も大き く影響してるんでしょうか? 倉木:それはすごくあると思います。私の中で一番大きく歌に対して思いを強く持たせ てくれたのがライヴだったんです。自分の歌に対するお客さんの反応が直接分か る訳ですよね。そこから自信やパワーをもらえるし、もっとみんなと一緒に歌え る楽曲を作りたいという音楽に対する熱い気持ちを(ライヴは)更に持たせてく れたというのがあるので、今回のアルバムでもライヴでみんなと歌いたい曲が入 ってます。 ●今まではライヴを見る立場だったのが、自分でライヴをやるようになり、そして今は お客さんと楽しみを分かち合うというように、倉木さんのフィールドが変わってきて ると思いますが、そういった状況に大してはどう思いますか? 倉木:自分の意志をすごく持つようになってきたと思います。デビューした時は右も左 も分からない普通の女の子からスタートして、そこから色んなプロセスを通して ステップ・アップしてこられた自分を実感する事で、そこに忘れてはいけないも のを持ち続けながら頑張っていくという事が、私の中にポリシーとしてあって ……。感謝の気持ちだったり、人との出会いを大切にする事だったり、何でもプ ラス思考で考えていく事を絶対に忘れないでいようといつも思ってます。それを 歌で表現して、自分に言い聞かせてる部分もあるし、みんなにも頑張って欲しい と思うし。今やってる事は、自らを高めてくれる大切な存在なので、楽しんでや れたら一番いいなと。 ●そういう気持ちで作られた作品を、間もなく大勢のみなさんに聴いてもらう訳ですが 、反応は気になりますか? 倉木:やっぱりちょっとドキドキしますね。でも自分がここまで信じて作品を作ったん だから、自信を持ってみんなに聴いてもらいたいとも思います。それが芯を通し て持っている所でもありますが。音楽ってすごい不思議で、風の様に入ってきて 、人の心をさらっていくじゃないですか(笑)。そこでポジティヴに思えるよう になったりとか、悲しい歌だったら自分まで悲しくなったり。私の歌もそういう 空気みたいな存在でいられたらなっていうのは常にあります。メロディを好きに なってもらえるだけでも嬉しいし、声が好きだとか、このワン・フレーズが好き とか言ってもらえるだけでも嬉しいので、曲を通して何かしら感じてもらえるよ うな、心に響くようなアーティストになれたらといつも思ってます。 ●そういうすっと耳に入ってくるような曲がたくさんありながらも、今回の作品のテー マは“愛”というスケールの大きなものですよね。今まで書いてきた歌詞は様々な内 容がありますが、そういうものを読み返して自分が変わったとかそういう事は感じた りしますか? 倉木:歌詞を書いている時は実感はないんですけど、後で振り返って気付く事は多いで すね。今回のアルバムを作って、現時点で成長したという意識は私の中では分か らないですけど、これからツアーがスタートすると“ここはこうした方が良かっ た”とか色んな事を思うでしょうね。 ●そのツアーがもうすぐ始ろうとしてますが、やはり楽しみですか? 倉木:今ファンクラブ・イベントで色んな場所を回っていて、まだツアーのリハーサル とかはやってないんですけど、秋からのツアーは楽しみでもあるし、新曲を歌う ので不安もありという感じです。でもライヴ自体は楽しめる事を前提として、今 回は心と心の繋がりが持てるものにしたいなというのはすごくありますね。会場 の規模が大きくなっているので、端にいる人にも届く歌い方を研究したいと思っ てます。 ●今話に出たファンクラブ・イベントは、ライヴとは違う形でファンの方と触れ合う場 ですが、廻られていかがですか? 倉木:ライヴとは違って、ステージ上でコミュニケーションを交わす事が出来るので、 この感覚をライヴでも持てたらなとは思いました。ライヴだと歌ってMCもあるん ですけど、なかなかみんなとコミュニケーションが取れないので。あと今、ファ ンクラブ・イベントで新曲を歌ってるんですけど、その反応がすごくダイレクト に返ってくるので嬉しいです。でも新曲を歌う時は自分の内面を見られた時の恥 ずかしさみたいな感じがあったり、受け入れてもらえるかという不安もあったり するんですけど、“良かったよ!”とか声を掛けてもらえるとそういう不安もな くなって自信を持って歌う事が出来るというか。 ●今年の前半は作品をコンスタントに発表して、今回のアルバム・リリースを通して今 年の後半を迎えていますが、倉木さんにとってこの後半はどういう気持ちで迎えよう と思っていますか? 倉木:まず秋からはツアーがスタートして全国を廻ります。その間に新曲もリリース出 来たらなと思っています。でもプライベートも充実させたいなっていう気持ちも あります(笑)。スキューバダイビングをやりたいとずっと思ってるんですけど 、時間が取れそうにないですね……。お休みがもらえたら、絶対に海の中の世界 が見たいです! 人生観が変わるって言いますし。 ●これから書く詞にも影響するかもしれませんね。今までの倉木さんの歌詞って浜辺と かビーチサイドを書いたものがいくつかありましたよね。それで倉木さんが海の中を 見ちゃったら、新しい言葉も出てくるかも……。 倉木:これからの曲作りの為に潜らせて下さいって……(笑)。 ●そう考えると、生活自体が曲に反映される訳ですから生活と音楽が太い線で繋がって ますよね。 倉木:それはすごく感じますね。日常生活の中でアンテナを張り巡らせておかないと、 自分が体験した事をリアルに伝えたいと思うし、自分がまずポジティヴじゃない と言葉も嘘になってしまうし……。だから常に前向きで色んな所で刺激を受ける 事は必要ですね。詞もこれからももう少し具体的なものが書けたらなと思います 。 ●人によっては歌詞に自分の内面を出すのが恥ずかしいという方もいますが、倉木さん はどうですか? 倉木:私もそうですね。デビューしたばかりの頃は、自分の気持ちを言葉に出して伝え るという事が出来なかったんです。でもそれをこれからも歌で表現し続けたいで す。 ●歌い方の部分では前と変わったと思う所はありますか? 倉木:技術的な部分では根本的には変わってないと思いますが、曲によってコーラスを 加えたり、アレンジを工夫したりというのはあります。「ダンシング」は大サビ の部分が“えっ!?”と思わせるようなアレンジしてみたり、色々試行錯誤してま すね。より多くの人に自分の音楽を聴いてもらって共感してもらいたいですね。 ●「chance for you」はハンド・クラップが入った温かいアレンジなっていますが、あ れは最初からそういう案があったのでしょうか。 倉木:最初はクラップを入れてなかったんですけど、歌っていくうちに、この曲はライ ヴでみんなと一緒に歌いたいと思ったところから“ちょっとハンド・クラップを 入れてみよう”という軽いノリでスタッフの方に集まってもらって録ったり…… 。 ●今回のアルバムを通して聴いた時、とても色彩豊かな感じがしました。 倉木:そうですね。全部の曲に色があると思います。 ●確かに色のイメージが加わると、曲の雰囲気が更に具体的になりますね。 倉木:音楽って香りにも例える事も出来ますよね。私はけっこう“この曲はこの香りっ ぽいな”とか思ったりします(笑) ●ちなみに、この収録曲の中で一番香りを発している曲は? 倉木:「Honey, feeling for me」ですね。バニラとかチョコとかの甘い匂いがしてる 。「LOVE SICK」はちょっとスパイシーな感じかな。 ●こうしてアルバムが完成して、改めてこういう所聴いて欲しいというのはありますか 倉木:今回のアルバムは、聴いた方が1フレーズでも何かしら感じて前向きに思って頂 けたそれだけで幸せなので、是非聴いてみて下さい。 ●これから始るツアーについての意気込みもお願いします。 倉木:秋からツアーがスタートするんですけど、今回は2ケ月ぐらいの短期間ですが、 その間は密度の濃い、心と心の繋がりを持てるようなライヴを目指して頑張りた いので、楽しみにしていて下さい。 倉木麻衣 NEW ALBUM『FUSE OF LOVE』 2005.8.24 Release GIZA studio GZCA-5070 ¥3,059(tax in) --