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青木緊急剎車、和吉田一邊尖叫,一邊衝出車外。 跑啊!!死命地往前跑。一直到一步也走不動了,青木倒在馬路上。吉田緊靠著青木 也倒了下來。 只有喘氣的聲音在黑暗裡迴蕩著,吐出來的白色霧氣消失在黑夜中。 濃霧已經散去了,月光亮得不像真的,靜靜地灑在兩個人身上。 蒼白的月亮。 「那.......那到底是什麼東西?」吉田一邊喘一邊問道。當然青木也不可能知道。 在路上躺了很久,當呼吸漸漸平息下來時,青木猛然問道:「長濱呢!?」 吉田一聽就反射性地跳了起來。 往逃走的地方看過去,只有一片黑,濃密得像是把光線都吸進去一樣。青木站到吉 田旁邊,有點絕望地凝視著來的方向。 「難不成那傢伙,沒有逃出來嗎.....」吉田小聲地說。 哪可能逃出來呢?雙門車如果副駕駛的椅子沒有放下來,後座的人是出不來的。 長濱能越過那女的而跑出來,是個很大的問號。比較可能的是,他們兩個就這樣被丟在 後座了。 「怎...怎麼辦?」吉田的恐懼藏也藏不住。 「什麼叫做怎麼辦!」除了回去也沒有其他方法了。而且這邊雖然是平地,但附近沒 有人煙,要回家也只能回去開車了。當然最重要的還是朋友的安全。還好現在霧已經散了 月光也蠻亮的。 「喔啊啊啊啊啊啊啊!!」青木全身氣勢燃燒起來,這股氣勢也影響到吉田。兩個人 平常可是互相切磋劍道的夥伴,擁有不言而明的默契。 「走!!」 「喔喔!!!!」 兩個人充滿覺悟,一同邁開腳步。 青木的車子兩邊的門大開著,車燈仍照著周圍,靜靜地動也不動。在黑暗中看起來, 簡直就像是浮在天空的飛碟似的。因為車門沒關,所以車內燈也亮著,快靠近車子時就 可以看到車內的狀況了。 那個女的不在,長濱則整個人萎靡地攤在後座。 那個女的不在。光這一點兩個人就放心了。 「長濱,你沒事吧?」兩個人到了車邊,但長濱動也不動,也沒有回答。 「喂!長濱!!」一探頭到車子裡,兩個人不禁倒抽一口氣。 長濱無力地攤在後座上,褲子上滿是尿漬。失神的雙眼望著半空中,只是一直 「嘻嘻嘻」地傻笑著。兩人慌張起來,吉田喊他的名字,長濱拼命搖他,但還是沒有反應 ,他還是一直「嘻嘻嘻」地笑著。 青木從車邊倒退了幾步,無助地看著周圍。 「怎麼會這樣......」 周圍完全沒有那個女人的動靜。也沒有濃霧。只能說女人和濃霧一起不見了。 「這到底是怎麼回事啊啊啊啊啊!!」 青木的慘叫聲消散在黑暗中。 (因為後面變成神魔大戰片,不太合口味所以就不翻了) 青木は急ブレーキを踏んだ。  吉田と共に双方悲鳴を上げたまま、車から飛び出した。  走った。ひたすら走った。  もう身動きすら出来なくなるまで走って、青木は車道に倒れ込んだ。青木に吉田がし がみついて倒れる。  荒い呼吸音のみが闇に響いていた。吐息が白い煙となり闇に消えて行く。  濃霧は消えていた。嘘のように明るい月が空から自分たちを見下ろしている。  月は蒼い。 「……あれは、あれは何だったんだ?」  あえぎ声で吉田が訊いた。無論、青木に分かるはずもない。随分長い時間道路に横た わっていた気がする。呼吸が整い始めた時、唐突に青木は気付いた。 「───長浜は?」  その声に敏捷に吉田が立ち上がる。  逃げて来た方向を見やる。そこには光すら吸い込みそうな闇があった。青木は吉田の 横に立ち、少しでも先が見えないかと目を凝らした。 「まさか、あいつ、逃げられなかったんじゃ……」  吉田が呟く。  あり得る話だった。ツードアの車だから、助手席か運転席のシートを倒さないと外に 出れない。あの女を横にして、長浜にそれが出来たか否か、はなはだ疑問だった。長浜 はあの女と二人、後部シートに取り残されている可能性が高い。 「……ど、どうする?」  吉田が怯えを隠そうともせずに言う。 「どうするったって、お前……」  戻るより他に術はなかった。かなり平地に出たようだが、近くに人家もない。車無し では戻れない。何よりも友人の安否が大事だった。幸い霧は晴れている。月明かりもあ る。 「おらぁぁぁぁぁ!」  青木は渾身の気合いを放った。気合いは吉田にも伝播した。互いに剣で切磋琢磨して きた仲間だ。言葉で通じ合う必要のない符丁もある。 「行くぞ!」 「おうよ!」  二人は立ち会いに望む覚悟で歩を踏み出した。  闇の中、両方のドアを開け放ち、ヘッドライトで周囲を照らして動かない車は、まる で、宙に浮くUFOのように見えた。ドアが開いているから、室内灯が点いている。車 内の様子は近づくと分かった。  女はいない。長浜がぐったりと後部シートにもたれかかっている。  女がいない。それだけで二人は安堵した。 「長浜、無事か?」  二人は車に駆け寄った。長浜は微動だにしない。返事もない。 「おい、長浜!」  車を覗き込んだ二人は絶句した。  長浜は脱力して後部シートにもたれ込んでいる。失禁していた。焦点の合わない目を 宙に向け「ひひひ」と笑い続けていた。慌てた吉田が名を呼びながら長浜を揺さぶるが 、何の反応もなかった。ただ「ひひひ」と笑い続ける。  青木は車から後ずさり周囲を見回した。 「なんだって言うんだ……」  そんな呟きが自然に洩れる。  周囲のどこにも女の気配はない。あの濃霧もない。女は霧と共にかき消えたとしか思 えなかった。 「一体、なんだって言うんだよぉぉ!!」  青木の絶叫は闇の中にかき消えた。 http://homepage2.nifty.com/musou-ann/KuroiMisogi/Chapter1-1/04.html -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 123.192.120.106 ※ 編輯: willy 來自: 123.192.120.106 (03/26 17:05)