畳の縁や敷居を踏んではいけない
これには諸説ある。まず、畳が今のような形になった平安時代、
縁はその家の格式を表す色織物でできていたので、
それを踏むことは大変失礼なことだったという説。
もう一つは、武家礼法のなごりで、
武士の家にはよく忍者が床下に忍んでいることが多く、
畳の縁や敷居が標的となって、下から刀や槍を突き上げられるので、
危険だ、という説。現実的な説としては、縁は布でできているので傷みやすく、
できるだけ踏まないほうが長持ちするという説だ。
いずれにしても人の家で和室に通されたら縁は踏まないのが賢明だ。
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http://jlife.alc.co.jp/shiru/meishin/32.html
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