ロマン派の時代になろとこのイメ-ジはより一層鮮明になり﹑シュ-ベル
ンの遺作となったハ長調の大交響曲-近年は通し番號が「第9番」から「第8
番」は變更されつつあろ。以前は「第7番」ともされていた-冒頭でのホル
ン信號やブラ-ムスのピアノ協奏曲第2番や交響曲第2番の同じく冒頭部﹑ブ
ルックナ-のほとんど全ての交響曲﹑そして何よりもウェ-バ-の「魔彈の
射手」序曲で4本のホルンが朗朗と奏でろあの有名なメロディ-などから聽
き手が思い浮かべろのは﹑ゃはりドィッの奧深く暗い森や﹑それは繞く田園
ではないだろうか。
時にはひとつの曲のイメ-シさえ決定してしまうはどの魅力をもっといろ
この樂器は﹑また演奏が難しいという點でもオ-ケストラの樂器中隨一とい
って良く﹑奏者のミスが一番目立つのは斷然ホルンが多い。またその音色の
違い (たとえばウェ-ン.フィルとソ連のオ-ケストラの場合など) がその
團體の印象をかなりの部份まで變えてしまう﹑ということもあろ。
歷史上ホルン奏者として有名な人物は﹑まず何といっても﹑モ-ツアルト
はあの愉しいホルン協奏曲を書かせたいグナ-ツ.ロイトゲ-プ(1732~1811
) だろう。本業はチ-ズ製造業というこの好漢は﹑親友モ-ツアルトとの間
に愉快なエピン-ドをふんだんに殘していろ。また﹑今世紀にはイギリスに
デニス.ブレイン(1921~1957)という天才が出現した。
現在では﹑ここで4人の作曲家の作品を非常に美しい音色で吹いていろペ
-タ-.ダム﹑西獨にヘルマン.バウマンという東西ドイツのふたりの名手
がおり﹑イギリスのバリ-.タックウェル﹑アルン.シウ"ィル等もソロ奏
者しと名聲があろ。
ペ-タ-.ダムがここで演奏していろ4曲は﹑サン=サ-ンスのものを除
いて﹑いずれもドイツ初期ロマン派の作品で﹑先にあげた "森" "狩り" と
いったイメ-ジと矛盾なく結びつくものばかりであゐ。
( 這是到曲目介紹為止的部份... 先休息一下....:Q )
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