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2013年12月04日
わずか1作で“今年の顔”となった正真正銘のシンデレラガール
いよいよ12月に突入し、1年の総括となるさまざまな催しや発表などが連日行われている
が、ORICON STYLEでも先ごろの“俳優(男優)編”に引き続き、年末恒例の『今年最もブ
レイクしたと思う女優』についてアンケートを実施。首位に輝いたのは、連続テレビ小説
『あまちゃん』(NHK総合)の主演を務めた【能年玲奈】。続く2位にも同作に出演した【
有村架純】がランクインするなど、“あまちゃん女優”による1、2フィニッシュとなった
。
女優に関して言えば、今年は紛れもなく能年のための年だったと断言できる。『あまち
ゃん』以前は、無名女優に近かった彼女が、オーディション1953人の中からヒロイン・天
野アキ役を射止め一躍シンデレラガールとなることを、誰が予想出来ただろうか。
『あまちゃん』で魅せた、何色にも染まっていない“無垢”な演技は、若年層のみなら
ず幅広い世代に鮮烈な印象を残した。それは、今回のランキングでも10代~40代すべての
層で首位を獲得したことでも証明している。彼女を支持する要因としては、「『あまちゃ
ん』の演技がとても素敵で毎朝、本当に楽しかった! かわいい笑顔が魅力的!」(東京
都/40代/女性)、「能年さん以外にあり得ない。あまちゃんでの輝きは圧倒的で驚きだ
った」(埼玉県/30代/男性)など、その眩いばかりの笑顔に魅了されたという声が高い
。
能年の人気ぶりは、『あまちゃん』終了後もその余波は続く。同作の終了を惜しむ声か
ら“あまロス”という現象が生まれ、先ごろ発表された『2013 ユーキャン新語・流行語
大賞』でも、主人公・アキの決め台詞「じぇじぇじぇ」が大賞に選出。能年自身も各種イ
ベントやCMに引っ張りだこ、大みそかの『第64回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)の紅白PR大
使就任と、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。来年4月には『あまちゃん』出演後、初となる映
画『ホットロード』の主演が決定している。『あまちゃん』とは180度異なる不良少女と
いう役どころは非常にリスクが伴う挑戦ともいえるが、彼女が真の意味での“国民的女優
”となるためには避けては通れない道と言えるだろう。