流星群
作詞 鬼束ちひろ 作曲 鬼束ちひろ
言葉にならない夜は
貴方が上手に伝えて
絡み付いた 生溫(なまぬる)いだけの蔦(つた)を
幻想(まぼろし)だと伝えて
心を与えて 貴方の手作りでいい
泣く場所が在(あ)るのなら
星など見えなくていい
呼ぶ聲はいつだって 悲しみに變わるだけ
こんなにも醜い私を
こんなにも証明するだけ でも必要として
貴方が触(さわ)れない私なら
無いのと同じだから
曖昧なだけの日々も
何處まで私を孤獨(ひとり)に
褪せる時は これ以上望むものなど
無い位に繫(つな)いで
想いを稱(たた)えて 微かな振動でさえ
私には目の前で 溢れるものへと響く