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(壱) 神女(めがみ)の 爪牙(そうが)に 情(じょう)は無(な)し 如何(いか)な 御言(みこと)の 小瑕(しょうか)も 無(な)きに成(な)す 曾(かつ)ての 同胞(はらから)と 後(おく)る 毋(なか)れ 屠(ほふ)るも 除(のぞ)くも 尽(つ)きせぬ 禍(まが) 人(ひと)の 御手盛(おても)りぞ 幻怪(げんか)いの 飛礫(つぶて) 快哉(かいさい)を 叫(さけ)ぶ 諸衛(そえ) 片(かた)や 六根清浄(ろっこんしょうじょう)で 能(あた)う 姫遊(ひめあそび) 天之瓊矛(あめのぬぼこ) 以(も)て 彼(か)の 尾錠(びじょう)を 壊(め)いで 此方(これた) 一心三観(いっしんさんがん)で 嗤(わら)う 鬼衣(おにごろも) 天(あま)の逆手(さかて) 打(う)ち 呪(のろ)うは 誰(た)そや [讒言(ざんげん) 劣情(れつじょう) 主我(しゅが)の 徒(と)] 盛(さか)るも 萎(な)ゆるも 行(い)き連(つ)る 旨(むね) 聢(しか)と 告(つ)げ遣(や)れど 天性(てんせい)の 魔障(ましょう) 尾花色(おばないろ)に 染(そ)まれ 片(かた)や 六根清浄(ろっこんしょうじょう)で 能(あた)う 姫遊(ひめあそび) 天之瓊矛(あめのぬぼこ) 以(も)て 彼(か)の 尾錠(びじょう)を 壊(め)いで 此方(これた) 一心三観(いっしんさんがん)で 嗤(わら)う 鬼衣(おにごろも) 天(あま)の逆手(さかて) 打(う)ち 呪(のろ)うは 誰(た)そや (弐) 空(そら)を 星(ほし)が 舞(ま)う 雨(あめ)と 降(ふ)る 菩薩(ぼさつ) 討取(と)るは 同母兄(いろせ)たち 鬼(おに)より 出(い)で 鬼(おに)より 猶(なお) 鬼(おに)し 時(とき)は 待(ま)たぬ 過(す)ぎ去(さ)る 日(ひ)は 閃影(せんえい)の 如(ごと)く 果(は)てる 定(さだ)め 遂(と)げたものを 只(ただ) 遺(のこ)して 逝(ゆ)く 出端(でばな)の 死(し)に拵(こしら)え 為着(しき)せの 蚕食(さんしょく) 勤(いそ)しみ 恋(こい)も 知(し)らず 鬼神(きしん)で 取(と)る 御手玉(おてだま) あしらう度(たび) 胸(むね)に 痼(しこ)るは 情(じょう)の 印(しるし) 此(こ)の 泪(なみだ)も 無道(むどう)も 糾(あざな)える 我()が身(み)と 贖(あがな)いの 帷(とばり)に 裹(つつ)まれ 手(て)は 今(いま)に 離(はな)して 給(たも) 哭(ね)は 直(す)ぐに 殺(ころ)して 傍(かたわ)らの 胤(たね)を 硬(かた)く 抱(だ)いて 山(やま)を 降(おり)て 耀(かがや)きに 名(な)を 残(のこ)せ