戒(かい) 忌ましむは妒みと
誡(かい) 猜(そね)みの黑い肚(はら)
抱き締めても有漏(うろ)に還る
相容(あいい)れない水に油よ
金(こん)·輪(りん)·際(ざい)
五彩(ござい)の背(せな)に
金·輪·際
觸れること罷(まか)らぬ
誨(かい) 老いぬれば駑材(どざい)と
械(かい) 馬鹿(うましか)履き違え
毒されても無漏(むろ)に還る
堪え切れない醜い阿修羅(あすら)よ
金(こん)·輪(りん)·際(ざい)
五彩(ござい)の背(せな)に
金·輪·際
觸れること罷(まか)らぬ
行き摩(ず)りの宿世(すくせ)と
謳う癡(し)れ者の面を蹴り天に翔け行く
金(こん)·輪(りん)·際(ざい)
五彩(ござい)の背(せな)に
金·輪·際
觸れること罷(まか)らぬ
金·輪·際
錦の調べ
金·輪·際
聽くことも葉わぬ