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sportsnavi 勢いのあった西武と試合感覚がにぶっていたダイエー 小関の好プレーが生み出した犬伏の決勝犠飛【 共同 】  西武ライオンズが11日、プレーオフ第2ステージで福岡ダイエーホークスを破り、 、パ・リーグ優勝を決めた。今年はプロ野球再編問題や日本球界初のストライキなど大 きな事件が続いたが、今回のプレーオフは、選手の必死さ、気迫が出ていたいい試合が 続いた。  西武ライオンズと北海道日本ハムファイターズのプレーオフ第1ステージもすべての 試合でいいプレーが出た。ゲームにおいて一瞬たりとも気の抜けない試合だった。この ような試合を3試合勝ち抜いてきた西武ライオンズには勢いがあった。  プレーオフ第2ステージでは、短期決戦を多く経験している城島選手がいるため、私 の予想はダイエーの勝利であった。しかし第1ステージがなかったことで、ダイエーは ゲーム感覚がにぶり、松中選手のようにスランプにはまった選手も出てきてしまったと 思う。能力はプロ野球選手は誰でも持っている。気持ちの切り替え、試合に臨む気持ち などは、間が空くと戻すのが難しい気がしてならない。特に短期決戦では、気持ちの問 題は重要なポイントとなる。 プレッシャーの掛かる場面で何げないプレー  さて話を最終戦に戻そう。11日の試合では、西武の松坂投手は中3日。ダイエーの 新垣投手は中4日。決して万全の状態ではなった。しかし両投手とも、エースとして気 迫あふれる投球をした。松坂投手は6回を城島選手のホームランによる1失点に抑え、 新垣投手は9回を3失点の素晴らしい投球だった。間を詰めて投げることは、先発投手 としては大変難しい。でも2人のエースは、体の疲れ、気持ちの疲れ、プレッシャーな ど掛かっていないような投球であった。  最終戦の西武が勝利したポイントは、9回2死一塁の場面。一走の柴原選手、バッタ ー井口選手、ピッチャー豊田投手の状況で起こった。井口選手の打球はライト線いっぱ いに落ち、二塁打となった。この時のライト小関選手の何げないプレーが勝利するポイ ントになった。このライト線に落ちる打球は、小関選手がかなり突っ込んできていたた め、ハーフバウンドになっていた。これを少しでもはじいていれば、柴原選手はサヨナ ラのホームインを駆け抜けていただろう。プレッシャーの掛かる場面で、ハーフバウン ドの難しい打球を何げなく処理できる小関選手の精神力には、感心するばかりである。 このプレーで延長に入ることができ、10回表に小関選手がファーストの頭上を抜く二 塁打を放ち、その後、三塁に進んだ代走の高波選手が犬伏選手のセンター犠牲フライで 勝ち越しのホームを駆け抜ける要因になった。  今回のプレーオフでは、1つのプレーで勝利が動いてしまうような、一瞬も目を離せ ない試合が多くあった。日本シリーズも、今回のような気迫の出ている、全員の必死さ の見える、またファンが見ていてわくわく、どきどきする楽しいゲームを望む。中日ド ラゴンズと西武ライオンズには、どちらにも頑張ってもらいたい。