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昔日的伸卡王牌也要退休了,當年西武王朝的老將一個個高掛球鞋..
西武潮崎哲也投手(35)が今季限りで引退する。15年目の決断だった。18日、埼
玉県内の自宅で「夏ごろから自分の中では一線でやるのは難しいと判断しました」と話
した。177センチ、75キロとプロ選手としては小柄ながら、先発、中継ぎとプロ1
年目から活躍。90年の日本シリーズでは巨人打線をシンカーでほんろうした。常勝西
武を支えたサイドスローが、宝刀を静かに置く。
シンカーに始まり、シンカーに終わる。潮崎はさっぱりした表情だった。「夏ごろか
ら自分の中では一線でやるのは難しいと判断した。打たれ慣れてないというか、また打
たれるのはボディブローみたいにね。今年1年、ずっとそうやったからな」。15日に
星野球団代表と会談し、引退の意思を伝えた。
6月19日だった。日本ハム戦で4対4の場面、8回裏から3番手で登板した。1点
もやれない状況で高橋信にスライダーを被弾。「絶対に本塁打は打たれちゃいけない場
面。昔だったらシンカーだった。シンカーがダメだし、ストライクを取れる、変なボー
ルでいった」と振り返る。宝刀を抜けない自分を感じていた。
引退を意識した理由は「球」そのものだった。右ひじや腰を痛めたことがあるが、選
手生命にかかわる故障はしていないという。「今年は抑えられないのが自分の気持ちの
前提にあってね。それで降板してイヤになるんだよね。ずっとマイナスイメージがあっ
た」。プロ1年目から第一線で登板し、抑えてきた。自分の力を勘違いすることだけは
したくなかった。
新人の90年、巨人に4連勝した日本シリーズは鮮烈だった。シンカーで強力打線を
ほんろう。自身も最初のキャンプと日本シリーズが一番の思い出と振り返る。「テレビ
で見てた巨人の選手とやるとは思ってなかった。15年やれるともね。おれがドラフト
1位で、西武大丈夫かと。10年はやろうと目標にしていた」。
日本球界初のスト決行中で「後輩たちにメッセージを」との問いに、こう答えた。「
野球がやれるということに感謝しなければいけない。会社がつぶれるぐらいのお金をも
らってるんだから」。引退後は現場及びフロント部門で球団に残る見込み。ファンへは
「15年間、ご声援ありがとうございます」と話した。宝刀シンカーを、静かにマウン
ドに置く。
〔2004/9/19/08:01 紙面から〕