[劇情] 東方星蓮船 靈夢B路線

[makoto888 (Makoto)]

船影現蹤春渡頭
Stage 1 殘雪之道

靈「那艘船……就這樣無聲無息的飄過，太可疑了。
　　而且還看到一些似乎被附身的妖精……這些也值得注意。」
？「這附近有反應……」

小小探索大將　娜姿琳

娜「原來是剛才的人類，真無趣。」
靈「誰無趣啊！」
娜「拜託別對我發脾氣，只是因為剛才這附近有寶物的反應。」
靈「寶物？難道寶船的傳說是真的？」
娜「寶船？哪有什麼寶船啊。
　　我不是這個意思，而是我的小老鼠們對妳有反應。」(靈夢的貞操危機!?)
靈「是呀，我可是人類之寶呢。」
娜「我的老鼠愛吃人肉，他們說起士根本比不上紅色的食物薄片。」

靈「人類才沒有老鼠說的那樣好吃呢。不過老鼠竟然會尋寶，真是可疑……」



雲中遁身獨眼妖
Stage 2 春之雲

？「等一下嘛～妳的速度好快～」
靈「有事嗎？」
？「其實也沒事啦～不過人類會飛真是稀奇呢。
　　呃……咱沒有別的意思，只是有點好奇而已。」
靈「原來只是普通的妖怪傘，有什麼事嗎？」

被遺忘的愉快之傘　多多良小傘

小「最近好無聊呢，一支傘突然自己動起來也嚇不到人。看來也嚇不到妳吧。」
靈「妖怪傘有什麼好怕的。」
小「唉～真懷念以前，晚上是咱們妖怪的天下呢。」
靈「現在是白天……」
小「咱只要稍微嚇嚇人，大家就通通腳軟了。」
靈「好好好，我現在沒時間聽妳講古，拜託妳先讓開……」
小「看來現在得先調教妳一番，否則妳不會怕咱，對吧！」

小「咱好恨呀～」
靈「好好好，恨夠了吧。」
小「嗚嗚～咱們妖怪究竟算是什麼呢？」
靈「算是下酒菜吧？先走一步，船就在我眼前了。」



高速廢墟與巨人
Stage 3 高速浮遊艇

？「妖精、人類，怎麼通通都聚集過來了……難道是衝著寶物庫而來？」
靈「寶物庫？在這艘船的哪裡？」
？「多說無益！我沒必要回答小賊的問題！」

？「想不到竟然有人類不會被我這個拳頭嚇跑……」
靈「這艘是寶船沒錯吧？怎麼空蕩蕩的……」

靈「腳底抹油了。」

？「妳的目的是什麼？　是寶物？還是姊姊的力量？」
靈「我的目的是調查這艘船！」
？「這妳就不用擔心了。這艘像是船的飛行物，
　　只是將某個神蹟靈驗
的建築物改裝的比較現代化而已。」

守護主從之巨輪　雲居一輪＆雲山

一「當這裡充滿寶物時，就能讓姊姊完成大復活的願望了」
靈「大復活？怎麼聽起來充滿遺憾。」
一「在願望達成之前，任何人都別想妨礙。」
靈「妳的姊姊……應該是妖怪吧？」
一「她的等級才沒有低到和妖怪一樣呢。」
靈「唔……看來還是在復活之前打跑比較好。」
一「什麼……？　就是這個巫女嗎……？
　　雲山說妳在收集飛寶的碎片，是真的嗎？」
靈「妳在說什麼？」
一「雲山是不會說謊的，妳在收集在天上飛的碎片吧。」
靈「如果妳要妨礙我的話，或許願望會實現吧。」
一「哈哈哈，感謝妳代替老鼠幫我收集！現在通通交出來吧！」

一「了不起，想不到世界上還有力量這麼強的人類。」
靈「被妖怪稱讚一點都不值得高興。」
一「雖然還碰不到姊姊的腳指頭吧。」
靈「看來不應該讓妳的姊姊復活，要是有妖怪比我強就麻煩了。」
一「噢，妳說妳現在要進去了嗎？」



聖輦與不祥船長
Stage 4 聖輦船内部

靈「怎麼空空蕩蕩的……這艘船究竟是靠什麼飄浮呢？
　　通常不明究理的東西多半不是什麼好東西，這艘船也不例外！」
？「有人在嗎？　是人類……？妳也是不想再當人類的人嗎？」
靈「果然有不祥的妖怪。」
？「不……不祥？」
靈「快點告訴我這艘船的真面目！」
？「何必這麼心急呢……妳確定妳要上船？」
靈「人家已經上船了啦。」

水難事故的念縛靈　村紗 水蜜

村「我是村紗，這艘聖輦船的船長。」
靈「這麼快就碰到船長啦，那正好。」
村「對現世有任何留戀的人都不可以上這艘船，妳呢？」
靈「哦，這是前往彼岸的船嗎？我早就已經看到不想再看了。」
村「我們不是要前往彼岸，而是聖被封印的世界，也就是法界。」
靈「法界？」
村「那只是無限寬廣魔界中的一隅而已，聖被封印在那裡。」
靈「我知道魔界。原來這艘船要開往那裡。」
村「要進入法界，必須要有聖遺留下來的寶物……
　　正好妳帶著它出現了，請妳將所有寶物交出來吧！」

村「真是厲害……人類什麼時候變這麼強了？」
靈「怎麼又是妖怪稱讚我……」
村「讓我想起，聖以前也是人類呢。」
靈「咦？」
村「人類也變強了呢。不知道現在的地上是不是高手如雲？」
靈「誰曉得。等一下，為什麼船沒有停下來？」
村「現在是自動控制。既然妳帶著寶物上船，所以我們已經開往目的地了。」
靈「囧……」



魔界的紅黑封印
Stage 5 魔界(法界上空)

娜「哦，妳也來到魔界了嗎？」
靈「妳是……剛才那隻尋寶的老鼠吧。
　　大概是我身上帶著寶物，才會被騙到這種地方來吧。」
娜「看來是這樣沒錯，所以我的探索棒才會對妳有反應。
　　不過我在找的寶物不是只有那個而已。
　　在交給主人之前就拿妳開刀，試試這座毘沙門天寶塔的威力吧。」

靈「被丟在魔界裡倒是無所謂，結果我卻無法再往前進。
　　法界應該就在這個結界的下面……不過這裡佈下了我從沒見過的封印。
　　被封印在底下的究竟是什麼呢？」
？「妳就是幫我們收集飛寶的人吧。妳比我想像中更貪心(＆死要錢)呢。」
靈「皮癢是吧！」
？「抱歉，剛才太輕視妳了。既然妳能夠到達這裡，功力肯定不淺吧。」
靈「我正打算在這裡練功呢。」

毘沙門天的弟子　寅丸　星

星「我是毘沙門天神的代理，集聖的信仰於一身的人。
　　只要將娜姿琳帶來的寶塔，結合妳身上的飛倉碎片，、
　　就能解除這裡的封印，報答聖的恩情了。」
靈「是誰沉睡在這個封印的下面？」
星「咦？妳收集飛寶時不知道這些事情嗎？。」
靈「誰會曉得啊！」
星「她是人間的聖人，對於人類和我們妖怪都一視同仁的伸出援手。」
靈「聖人？」
星「沒錯，她是世上少有的偉人。為什麼這麼好的人會被人類封印呢……」
靈「什麼聖人不聖人的，我看根本就不是什麼好人。」
星「人類實在太愚蠢了。愚蠢人類的天性，就是會否定對自己不利的對象。
　　她利用魔界的力量幫助妖怪，卻因為這樣就被封印，太沒天理了。」
靈「哼，竟然幫助妖怪，果然是壞人。既然妳是妖怪，就等著被我調教吧。」
星「如果這就是妳認為的正義，我也無話可說。
　　但如果妳選擇的道路是錯誤的，妳就只有屈膝於這道在魔界中
　　益發璀璨光明的佛法之光──這座毘沙門天寶塔之前！」

星「了不起，難怪妳能收集到飛寶。」
靈「今天老是被妖怪誇獎。」
星「因為妳幫忙收集飛倉的碎片，協助讓聖復活啊。」
靈「我可沒說我想幫助妳們耶。」
星「好了，我們一起準備解除封印吧。」
靈「既然都來到這裡了，不去看看那個聖人是誰，還真沒辦法回去呢。
　　沒有弄清楚的話，晚上肯定睡不著覺。」
星「太好了，妳的心地真好。」



滅卻八苦的上人
Stage 6 法界

靈「一個人也沒有……還有這個世界是怎麼回事？
　　雖然不像剛才的魔界那麼妖氣逼人，但怎麼覺得更詭異……」
？「法之世界充滿了璀璨的光芒……解放這個世界的人是妳嗎？」
靈「終於出現了，妳就是妖怪想要復活的人吧……」
？「哦，幫我解除封印的人難道不是妳嗎？」
靈「沒什麼啦，這只是無心插柳而已。」
白「感謝妳的幫忙。我作夢都沒想過能再度沐浴在光芒之中呢。」
靈「那麼妳究竟是誰？」

被封印的大魔法師　聖　白蓮

白「我的名字是白蓮，很久以前我是個僧侶。看妳的裝束，應該是巫女吧？
　　妳願意認同我的理想是正確的嗎？」
靈「別鬧了，我可是專門對付和妖怪站在同一陣線者的巫女呢。
　　既然妖怪們這麼尊敬妳，代表妳一定是危險人物。」
白「是嗎，所以妳要再度封印我？」
靈「妳說對了！」
白「難道……我們之間真的沒有任何交集嗎？
　　我認為在法理之下，妖怪和人類都應該平等共處……」
靈「這、這怎麼可能！」
白「那麼妳為何要解除我的封印？」
靈「這個……因為妖怪解除封印比較危險嘛！
　　我自己來解除封印還比較安心一點……」
白「我現在得去向幫助我獲得解放的妖怪們報答恩情了。
　　我無法否定妳要消滅所有妖怪的想法。
　　但如果妳要再度封印我──我會盡全力抵抗。」
靈「哼，早這麼說不就得了。所有幫助妖怪的人，都是我的敵人！」
白「人類真是一點長進都沒有，和我以前在寺院裡修行時一樣。
　　一群膚淺又輕舉妄動的傢伙！來戰吧，南無阿彌陀佛──！」



──────────────原──文──分──隔──線────────────

春の湊に船の影
Stage 1 残雪の道

霊「あの船……音もなく飛び去っていった。怪しいわね。
　　それに何か取り憑かれたような妖精もいたし……それも気になるわ。」
？「……この辺に反応が。」

ダウザーの小さな大将　ナズーリン

ナ「おや、さっきの人間か、つまらん。」
霊「つまるよ！」
ナ「いや、気を悪くしないでくれ。この辺に宝の反応が出ていたのでね」
霊「宝だって？もしかして宝船の噂って本当？」
ナ「宝船？そんなもんは存在しないよ。
　　そうじゃなくて、君に反応したんだ。私の小ネズミ達がね。」
霊「まあ、人類の宝だからね。」
ナ「私のネズミは人肉を好むから。
　　チーズなんて赤色の薄い食べ物は食べてらんないだとさ。」

霊「ネズミに馬鹿にされる程、人間は美味しくないわ。
　　しかし、ネズミも宝を探していたのねぇ。怪しい……」



雲に潜む一つ眼の化生
Stage 2 春の雲

？「ちょっと待って、速いわ～」
霊「何か用？」
？「用っていうか～空飛ぶ人間が珍しかったからさぁ。
　　いや、変な意味じゃないよ？ただちょっと興味を持っただけ。」
霊「なんだ、ただの化け傘ね。どうしたの？」

愉快な忘れ傘　多々良小傘

小「最近、暇なのよねぇ。傘が一人で動き始めても誰も驚かないし。
　　まぁ貴方も驚いてくれてないみたいだけど」
霊「なんで化け傘相手に驚かなきゃいけないのよ。」
小「あ～あ、昔は良かったわねぇ。夜は私達、妖怪の天下だったのに。」
霊「今は昼……」
小「私がちょっと驚かしただけで、みんな腰を抜かしていたわ。」
霊「はいはい、懐古怪談話はいいから、ちょっとそこをどい……」
小「今は少し痛い目に遭わせないと、驚いてくれないのよねぇ！」

小「うらめしや～」
霊「はいはい、恨めしんでも結構よ」
小「しくしく～私達、妖怪って何なのかしら？」
霊「さあ嗜好品(おさけ)のような物かしら？さて、船が目の前ね。」



高速の廃墟と巨人
Stage 3 高速浮遊艇

？「妖精やら人間やら有象無象が寄ってたかって……宝物庫狙いなの？」
霊「宝物庫？この船の何処が？」
？「問答無用！賊の類の質問に答える気は無い！」

？「いやはや、あの拳を見て逃げ出さない人間がおったとは……」
霊「この船は、本当に宝船なの？何にもないけど……」

霊「あ、逃げた」

？「何が目的なのかしら？宝物？　それとも姐さんの力が目的？」
霊「私の目的は、この船の目的を知る事よ！」
？「ふむ、案ずる事は無いわ。
　　この船のように見える物は、霊験あらたなるかの建物を近代的に改造した物。」

守り守られし大輪　雲居一輪＆雲山

一「ここが宝物で満たされた時、姐さんが悲願の大復活を遂げる事が出来るのです。」
霊「大復活って、何か、残念な響きね。」
一「それまで、誰にも邪魔させない。」
霊「その姐さんって……やっぱり妖怪？」
一「妖怪なんてレベルの御方じゃないわ。」
霊「うーむ、復活前に倒した方が良さそうね。」
一「……え？何だって、この巫女が……？
　　雲山が、貴方が飛宝の破片を集めていると言っているわ。本当？」
霊「何の話？」
一「雲山が嘘を吐く筈が無いわ。空を飛ぶ破片を集めてるんでしょ？」
霊「もしかして、邪魔になっているのなら願ったり叶ったりで。」
一「あはは、ネズミの代わりに集めて貰って有難う！　全て頂くよ！」

一「素晴らしいわ、今の世にもこんな人間が居たなんて。」
霊「妖怪に褒められても嬉しくとも何ともないわよ。」
一「まあ、姐さんの足下にも及ばないけど。」
霊「その姐さんとやらを復活させるのは拙そうね。私の手に負えない奴だったら困る。」
一「ああ、中に入るって言うの？」



聖輦と不吉な船長
Stage 4 聖輦船内部

霊「しかし、何にも無いわねぇ。この船はどうやって浮いているのかしら？
　　理由が判らない物は大体不吉な物なのよね。この船も不吉な物に違いないわ！」
？「誰か居るの？　人間……？それとも貴方も人間を辞めた者？」
霊「居たわ、不吉な妖怪が。」
？「ふ、不吉ですって？」
霊「この船の正体を教えなさい！」
？「あらあら声を荒げて……乗船希望って事で良いのかしら？」
霊「もう乗ってるけどね。」

水難事故の念縛霊　村紗 水蜜

村「私は村紗、この聖輦船の船長です。」
霊「いきなり船長だって？それは好都合だわ。」
村「この船では、この世界に未練がある方の乗船は
　　お断りさせて頂いていますが、貴方は？」
霊「へ？　あの世に行く船だっていうの？そんな船、見飽きたわ。」
村「あの世になんて行きませんよ。
　　この船は聖が封印された世界、法界に向かいます。」
霊「ほっかい？」
村「無限の広さを持つ魔界の、ほんの一角です。そこに聖が封印されているのです。」
霊「魔界なら知ってる。この船、そこに行くのね。」
村「法界に入る為には聖が残した宝が必要なのですが……
　　貴方はそれを持って現れた。さあ、ここでそれを渡して貰いますよ！」

村「何という強さ……いつから人間はこんなに強くなったの？」
霊「だから妖怪に褒められたって……」
村「聖も昔は人間だった事を思い出したわ。」
霊「へ？」
村「人間は強くなるのね。今の地上は強い人間ばかりかしら？」
霊「うーん、どうかなぁ。って、船が止まらないんだけど。」
村「自動操縦ですから。貴方が宝を持って乗ってきたから、
　　もう既に目的地へ向かっていますよ。」
霊「え？ちょっ……」



魔界の赤黒い封印
Stage 5 魔界（法界上空）

ナ「おや？君も魔界まで来たのかい？」
霊「あんたはさっき……宝を探していたネズミね。
　　何か、宝は私が持っているらしいよ？
　　それでこんな処まで連れてこられちゃった。」
ナ「どうやらそのようだね。だから、ダウジングが君に反応したんだ。
　　でも、私が探していた宝はそれだけじゃ無かったんだよ。
　　この毘沙門天の宝塔の力、ご主人様にお渡しする前に君に試してみるか。」

霊「魔界に放り出されたのは良いけど、中に入れないじゃない。
　　法界ってこの結界の下なんだろうけど……見た事もない封印が施されているわ。
　　一体、何が封印されているのかしら？」
？「貴方が飛宝を集めてくれた人間ね。思ったより欲深そうな人間なのね。」
霊「失礼ね。」
？「いや失礼した。ここに辿り着くなんて、もっと修行を
　　積んだ人間かと思ったので。」
霊「積んでるつもりだけどね。」

毘沙門天の弟子　寅丸　星

星「私は毘沙門天の代理、聖の信仰を一身に受けていた者です。
　　ナズーリンが持ってきたこの宝塔と貴方の持ってきた飛倉の破片が揃えば、
　　ここの封印を解く事が出来ます。聖への恩を返す事が出来るのです。」
霊「この封印の下には何が眠っているの？」
星「あれ？　知らないで集めていたんですか？飛宝。」
霊「もちろん知らない！」
星「人間も私達妖怪も分け隔て無く力を与えてくれた、人間の聖者です。」
霊「聖者？」
星「そうです。素晴らしい方だった。なのに、何故か人間に封印されてしまった。」
霊「聖者とか何とかいって、やっぱり悪い奴だったんじゃないの？」
星「人間が愚かだったのです。愚かな人間は、自分の利益にならない者を
　　否定するものですから。魔界の力を使って妖怪を助けたからって、
　　ただそれだけで封印されたのですよ。理不尽でしょう？」
霊「ほら、悪いことしてるじゃん、妖怪の味方するなんて。
　　私はあんたも退治するつもりよ？妖怪だからね。」
星「それが貴方の正義なら、それも良いでしょう。
　　ただ、もし貴方が道を誤っているのであれば、
　　魔界に有りてなお輝き続けるこの法の光──
　　この毘沙門天の宝塔の前にひれ伏す事になるでしょう！」

星「素晴らしい。その飛宝を集められるだけの事はあるわ。」
霊「今日は妖怪に褒められてばっかね。」
星「貴方は飛倉の破片を集めて、聖を復活させる手伝いをしているのですから。」
霊「手伝いをしている気は無いんだけどね。」
星「さあ、封印を解く準備を始めましょう。」
霊「こ、ここまで来たら、その聖者とやらも一度見てみないと戻れないわね。
　　気になって眠れなくなりそうだし。」
星「素晴らしい。良い心がけです。」



八苦を滅した尼公
Stage 6 法界

霊「全く人の気配がしないんですけどー、それにしても何なのかしら？
　　この世界はさっきまでの魔界の禍々しさが殆ど無くなって……
　　逆に気持ち悪いわ。」
？「ああ、法の世界に光が満ちる。貴方がこの世界を解放してくれたの？」
霊「出てきたわ。あんたが妖怪達が復活させようとしていた……」
？「あら、貴方が封印を解いてくれたんじゃないの？」
霊「いやまぁ、結果的にそういう事になっちゃったけど。」
白「有難うございます。また再び光を浴びる事が出来るなんて、
　　夢にも思わなかったわ。」
霊「で、あんたは何者なのよ。」

封印された大魔法使い　聖　白蓮

白「私の名は白蓮、遠い昔の僧侶です。貴方は見たところ巫女の様ね？
　　私が間違っていなかったという事を認めてくれたのかしら？」
霊「ふん、私は妖怪に味方する者を退治してまわる巫女よ！
　　妖怪達が崇めていた貴方を危険な者と判断したわ。」
白「そうですか、では私を再度封印すると？」
霊「ええ、その通りよ！」
白「貴方は……本当は私と同じ考えを持っているのでは無いですか？
　　妖怪も人間も同じ、法の下で全て平等に生きるべきだと。」
霊「そ、そんな訳ないわよ！」
白「では何で封印を解いてくれたのでしょう？」
霊「それは……妖怪が封印を解く方が怖いからよ！
　　私が封印を解いた方がいくらかマシで……」
白「私はこれから、私を解放へ導いてくれた妖怪達の恩に
　　報いに行かなければなりません。貴方の妖怪を全て排除する考え、
　　私にはそれを否定する事は出来ません。
　　ですが、再び私を封印すると言うのなら──私は精一杯抵抗します。」
霊「ふん、最初からそう言っていればいいのよ。
　　私は妖怪に味方する奴は全員倒すつもりなんだから！」
白「私が寺にいた頃と人間は変わっていないな。
　　誠に薄く、軽挙妄動であるッ！いざ、南無三──！」


--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 123.194.208.5
推 Kenqr:174行說話的人錯了
推 binshuanMKII:嗯，妖怪和靈夢的確平等共處(謎：是前者被輾吧XD"")
推 apaapa:靈夢：SC rule很公平啊，打不贏我怪我喔 (不屑)
※ 編輯: makoto888       來自: 123.194.208.5        (08/19 21:37)
※ 編輯: makoto888       來自: 123.194.208.5        (08/20 00:38)