作者LiGungShia (哩 共 蝦)
看板lyrics
標題cosMo@暴走P feat.鏡音リン - ミヤコワスレ
時間Fri Jul 6 11:31:52 2012
夜の国から 還 (かえ)った少女
= 鬩 (せめ)ぐ境界を退ける 灯 (きぼう)
精霊 (アカリ) 契 (ちぎ)りを交わし
窮 (きゅう)す都の救い手となった
心奪う霧の 恐怖と 焦燥 (しょうそう)が
少女を神の 殿上 (てんじょう)へ
近く遠い 地下 (じげ)
霧が無ければ名も無き花となり共に咲ける
少女に 守りたい 場所ができた
月精霊 (ツキアカリ)剣を授け
「霧を打ち払えば 貴女は人になれるのでしょう。」
平穏と 同胞 (はらから)という
当然の幸福望み
夜の世界に飛び込んだ
夜の住人の王
=惑いの霧を生み出す魔物
望まれぬ 灯 (ひかり)は人の子
優しき心は 赤子 (あかご)を抱いた
人の姿 容姿 (かたち)
=異形なる 獣 (けだもの)
「 蔑 (さけず)むべき←→王の 寵愛 (ちょうあい)」
夜の住人たち 歪む思い抱き
彼女との距離 見失った
いつしか 少女は 霧の中で 独り
夜深山 (やみやま)に 似合わぬ 閑雅 (かんが)
可憐な少女
森の闇より暗い 寂しさ 纏 (まと)う
「その生は 此処 (ここ)には無い」と
郷愁 (おもい)を 全て消し去り
正しき場所へと 還 (かえ)した...
---黒茂る森の奥 いつの日か愛した姿 眼の前に---
血の流れぬ結末を望み
「死して世界が変わらなければ...」と
幻想は 刹那 (せつな) 無数の声が呼ぶ
無垢 (むく)な 灯火 (ひかり)を 掻き消せと叫び 猛 (たけ)り 哭 (な)く
夜の王には 守るべき 世界があった
双牙 (ふたつきば) 泉を作り
赤の鏡に映るものは
頬伝う銀の 雫 (しずく)
悲しみが 衝動が
慟哭 (どうこく)と化し闇生み
精霊 (アカリ)の世界飲み込んだ
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◆ From: 118.171.110.196