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もう一度キスしたかつた 眩しい夏につかまえた 強くしなやかな指先 寂しい人ごみの街で 抑えていた戀をぶつけあった 本氣に傷つくこと 恐れない澄んだ瞳が 雨の午前六時に出て行く 僕を包んで 曇る窗優しく響かせて 流れる歌が哀しかった ふりかえるあなたを抱き寄せて もう一度キスしたかった 再會はすぐに訪れ やがて迷いはなくなり 秋の扉たたくまで 心寄せあい步いてた 二人違う場所でしか かなわぬ夢を持ってるから わずかな時間しか 殘ってないと知っていた 燃え上がる想いははかなくて 逢えない日々がまた始まる 安らぎと偽りの言葉を 何一つ言えないままに 約束は交わされることなく 搖れている戀は泡のよう ふりかえるあなたを抱き寄せて もう一度キスしたかった 木枯らしが過ぎようとする頃 瘦せてしまった二人の燈に 誘われてあなたはやってきた 決斷を吹きかけるため 穩やかな笑顏作りながら 出會いを悔やむことはないと 言い聞かせグラスを開けた時 これが最後だと含頁いた 白い息さよなら告げた後 車に乘りこんでゆく時 ふりかえるあなたを抱き寄せて もう一度キスしたかった -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 218.161.16.78