作者Hulpin (匈奴王阿提拉)
看板lyrics
標題[I've]KOTOKO-CAVE
時間Sun Jan 23 02:02:01 2005
潜む吐息湿気る声が
心のわれた隙間
開く傷に染み込む深い闇
あと少しほんのちょっとで抜け出せそう
だけどね迷ってるどっちのドアをねぇ
開ければいい?
もうあの場所へ戻れない
鈍い痛みはもう感じない
壊れ始める
頭の中を駆け巡る音に耳を澄ました日から
無色のドレスなびかせて
踊る枯れた声で叫ぶ
届かないのに理想と夜と悲しみで
欠けたガラス細工が歪む
体中に開いた穴を
ひとつひとつふさいでゆく
冷たい風底を満たさぬよう
初めから終わりが見える小説より
妖しく光る鍵手に入れた今そう
震えていた
もうあの日には帰れない
溶けた氷が描く針
映る面影
愛したものを汚してく影に怯え瞼を閉じた
よれた心がすすり泣く
永久に答えた響きあう
果てを感じてガラスの様な眼差しで
こんな病んだ私見ないで
もうあの場所へ戻れない
ひどい痛みはもう感じない
壊れ始める
頭の中を駆け巡る音に耳を澄ました日から
もうあの日には帰れない
解けた氷が描く針
映る面影
愛したものを汚してく影に怯え瞼を閉じた
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
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