作者Hulpin (匈奴王阿提拉)
看板lyrics
標題[I've]KOTOKO-Wind of memory~記憶の風~
時間Sun Jan 23 03:53:18 2005
あの夏の日々はうろこ雲の向こう側
しけった夏草が火照った頬を冷やす
大地を抱いていた回廊に投げた
短い命の声が木陰で響いてる
僕らを見下ろしていた銀色になる枝を
思うまま駆け回った帰り道忘れるほど
2つの影ずっと明日を見てた
夕日の中で手を振って
記憶の風通り過ぎてく紙飛行機には
言えなかった君への言葉
かねどうの水しぶき逃げる麦わらの影
自転車放り投げ夢中で追いかけた
泥だらけの膝小僧泣いた君が笑うと
ずっとずっと一緒にいられるような気がしてたのに
高い空うろこ雲が季節を運ぶ
涙の匂いを乗せて夏はまたやって来る
日差しの中で揺れてた真夏のかぐを
君を追いかけて今もここに待ってる
あの日の様に手を振って
記憶の風通り過ぎてく紙飛行機には
言えなかった君への言葉
飛んでゆく風の背に握手をした
遠い夏の日々
言えなかった言葉今はあの雲の向こう側
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