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グラウンドゼロ 作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎 立ち止まるなんて無理だよ この星の上に生きてる限り だって猛スピ一ドでこの星は 僕の體を運んでるんだよ 立ち止まってみたければ 時速1400キロの速さで 精一杯地球逆迴りに 走らないとね 頑張んないためにも頑張んないと いけないなんてわけが分かんない 仕方ないから頑張るけど もういい どうにでもなれ どれだけ後ろ向きに 步いてみても未來に 向かってってしまうんだ 希望を持たされてしまうんだ 手渡されたそいつをただ 投げ捨ててみたところでまた 空になったその手に次の 未來渡されてしまうんだから やり場に困ったその未來 仕方ないから取っておいたけど ふとした時に目を向けると 血走った眼で僕を見るんだよ 逃げ迂んだ部屋の隅っこも くるまった布團の中でさえも 目一杯 僕のすぐそばにへばりついてる 「ねぇもういいかい?」「いやまだだよ」 「じゃあもういいかい?」「もうしつこいよ」 諦めることとか知らないの? もうどういうつもりなの? どれだけ頭を垂れ 步いてみても未來に すぐに見つかってしまうんだ 僕を連れてってしまうんだ いっそのこと 追い拔いてやろう なんて息卷いたところでまた 決して追い越せやしないんだ 夜に浮かぶ月のようなもんなんだ 後にも 先にも 行かしてはくれないんだ ちっちゃな箱に詰め迂まれ 運ばれるしかないんだ 後にも 先にも それ以外はないんだから 「金輪際 關わんない」 「ついに諦めた、もう萬々歲」 「だけど最後に、お願いよ 耳澄ましてみて」 どこかで聽こえる聲 「捨ててしまうような未來なら どうか僕に讓ってくれよ 大事に使ってみせるから」 そしてやっと氣付いたよ そっと 強く 抱きしめたよ 生まれた時 そう確かに 僕が受け取ったものだから 遙か先の 君に叫ぶ 「今から行くから待っててよ」 その瞳に淚 浮かべた君は 僕の未來そのものだったんだ -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 218.102.69.174