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ベアーズ 詞曲:新藤晴一 右翼手が平凡なフライを落っことした 2対0の試合がにわかに動き出す 勝ちを意識してた相手側のベンチが 焦れば焦るほど右翼手は慌てだす 日曜日のグランド うまくはないけれど 白熱した展開 守るも攻めるも 駆け引きだって君の方がうんと上手だからね 目を閉じてスイングした 力任せに愛してみたかった 夏の容赦ない日差しがボールと重なったら その隙にキスを盗もう 時々はワンサイドのゲームでいいだろう ここ一番って時に力みすぎてしまうから 目も当てれぬ失策 彼方へ大暴投 日曜日の夕暮れ 誰もいないグランドに 二人の影だけが長く伸びて 自慢じゃないけど そりゃ僕は他の誰かと比べて 特別なとこなんてない ママチャリのような男だけど 頑丈で壊れやしない愛をいつでも君へと 逆に言えば盗まれる心配さえないんだから その点は安心して 君が思うよりも ずっとずっと強くその手を握れたら 少しでいいから僕のもんって君を感じていたくて 乱暴だって痛がっても力任せに愛してみたかった 夏の容赦ない日差しがボールと重なったら その隙にキスを盗もう 時々はワンサイドのゲームでいいだろう -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 218.160.201.232