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Plastic Tree 最終電車 詞:有村 竜太朗 曲:有村 竜太朗 最終電車に乗る。 冷たい車内は白い光にみたされながら、 ゆっくりと動き出していく。 ガラスの向こう側に、 さっき君といた街の灯りがちいさくなるよ。 欠けた月だけ追いかけてる。 黒い空を僕を乗せて、ずっと走りつづけていく─。 離れても、遠くても、全て君に向かっていく。 つぎはぎの祈りでも、ひとつひとつ叶うように。 何ひとつ迷わずに君が眠っていたらいい。 なんとなく、うれしくて、 おどけながら僕はちいさく手をふるよ。 切符をにぎりしめて君の事を想う。 駅に着くたび人影も消え、 僕だけが独り残ってる。 きしむ音で、少しだけ胸が苦しくて、 帰りにくれたアメが苦いや。 欠けた月のカケラみたいだ。 窓に楽しそうな日々が、ずっと流れつづけていく─。 離れても、遠くても、全て君に向かっていく。 ほころびた願いでも、ひとつひとつ届くように。 何ひとつ怯えずに、君が眠っていたらいい。 目覚めたら、君が好きな全てで、 世界が変わっているから。 欠けた月の裏側でほら、唄う声が君まで届いた? 最終電車はもう、 夜のはじっこに たどり着く。 たどり着く。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 122.116.188.81