▇中島美雪
あお うみ かなた いま だれ いた
あの蒼ざめた꺁海の彼方で 今まさに誰かが傷んでいる
と ひな ぼく ひりきなげ
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
いそかな つばさか
急げ悲しみ 翼に変われ
いそきずあとらしんばん
急げ傷跡 羅針盤になれ
と ひな ぼく ひりきなげ
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
ゆめむか き ふる ま きのう
夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日
あしたぼく りゅう もとがけのぼ よ い
明日 僕は龍の足(あし)元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
ぎんりゅう の とど い いのち
銀の龍の背(せ)に乗って 届けに行こう 命の砂漠(さばく)へ
ぎんりゅう の はこ い あまぐも
銀の龍の背(せ)に乗って 運んで行こう 雨雲の渦(うず)を
うしな うしな ひと だれ ゆび
失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる
やわ ひふ わけ ひとひといた き
柔らかな皮膚しかない理由は 人が人の傷みを聴くためだ
いそかな つばさか
急げ悲しみ 翼に変われ
いそきずあとらしんばん
急げ傷跡 羅針盤になれ
と ひな ぼく ひりきなげ
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
つばさ き め たよ つめ
わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも
あしたぼく りゅう もとがけのぼ よ い
明日 僕は龍の足(あし)元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
ぎんりゅう の とど い いのち
銀の龍の背(せ)に乗って 届けに行こう 命の砂漠(さばく)へ
ぎんりゅう の はこ い あまぐも
銀の龍の背(せ)に乗って 運んで行こう 雨雲の渦(うず)を
ぎんりゅう の はこ い あまぐも
銀の龍の背(せ)に乗って 運んで行こう 雨雲の渦(うず)を
ぎんりゅう の
銀の龍の背(せ)に乗って
ぎんりゅう の
銀の龍の背(せ)に乗って
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 211.74.250.236