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http://realsound.jp/2018/07/post-226581.html MISIA「アイノカタチ」は“愛の讃歌”だ MISIA、『義母と娘のブルース』主題歌は“愛の讃歌”だ ドラマのテーマに寄り添っ た内容から紐解く  綾瀬はるか演じるカタブツなキャリアウーマンが、慣れない母業に苦戦しながら義理 の娘との絆を育んでいくドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系、毎週火曜22時)で、 主題歌を担当しているMISIA。デビュー20周年第1弾のシングルとなる『アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)』(8月22日発売)は作詞作曲をGReeeeN、コーラスをメンバーの HIDEが担当し、アレンジに亀田誠治を起用した、まさにJ-POPを代表する豪華制作陣に よる楽曲だ。これまで、DREAMS COME TRUEや布袋寅泰らとのコラボ経験があるMISIA だ が、デビュー20周年を迎えてなお、新たな可能性を追求する姿勢も垣間見える、エポッ クメイキングな楽曲になっている。  MISIAといえば、さまざまなドラマや映画の主題歌に抜擢されてきたことで知られる が、印象的なものを挙げるとすれば、2000年にリリースした『やまとなでしこ』(フジ テレビ系)主題歌「Everything」は外せない。美しく壮大なバラードはドラマの大ヒッ トも相まって200万枚のセールスを記録。今なお歌い継がれる名曲となっている。その 後、2009年には『JIN-仁-』(TBS系)に「逢いたくていま」を提供。原作や設定を読み 込み、“「命の重さ”」に向き合って制作された同楽曲は大きな話題となった。奇しく も本作で重要な役を担ったのが綾瀬はるか。『義母と娘のブルース』はそんな綾瀬と MISIAがとの9年ぶりの顔合わせとなることにも触れておきたい。このほか『大奥~誕生 [有功・家光篇]』(TBS系)では「DEEPNESS」を、『S -最後の警官-』(TBS系)では 「僕はペガサス 君はポラリス」が主題歌として起用されていることから、TBS系のドラ マとは比較的相性がいいとも言える。  その上で『義母と娘のブルース』を見ていくと、テーマとなるのは血の繋がらない母 娘が いかに“家族”になっていくか、だ。そこに発生するさまざまな葛藤や悲喜こも ごもが10年の月日の中で描かれていく。主題歌「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」 の歌詞は〈あのね〉と、語り口調で綴られているのが印象的だが、そこに続くのは愛の 言葉であり感謝だ。「脚本を読んで、とても心が揺さぶられました。こんな素晴らしい ドラマが今の時代に必要だと思います大切な人に『あのね 大好きだよ』と伝えるお手 伝いが出来るよう、心を込め歌いました」(引用:MISIA、GReeeeNとのコラボ楽曲で綾 瀬はるか主演ドラマ『義母と娘のブルース』主題歌担当)とMISIA本人もコメントして いるが、エンディングで流れるとあたかも義理の娘のみゆきから義母の岩木亜希子への メッセージ(または逆も然り)にも聞こえ、物語の余韻と相まってあたたかな気持ちに なる。しかし歌詞の内容は、劇中の母と娘の関係性を超え、友情や家族、恋人など聴く 者それぞれが心に思い浮かべる大切な誰かへの思いに寄り添うとても普遍的なものだ。 〈あのね あのね ずっと 大好きだよ〉とかけがえのない「あなた」に伝えようと必死 に呼びかける姿からは意地らしさとともに、愛するゆえのもどかしさも伝わってくる。 本作はいわば“愛の讃歌”でもあるのだ。 「アイノカタチ」は今を生きる女性たちへの応援歌でもある  一方、ドラマにはもうひとつのテーマとして“晩婚化”や女性の結婚問題も周到に織 り交ぜられている。主人公の岩木亜希子は33歳という設定。ひょんなことから宮本良一 と結婚するまでは、一流企業で部長職にまで上り詰めた仕事の鬼であり、ともすれば女 性の晩婚化を象徴するキャラクターだ。そんな彼女にとって仕事のようにタスク管理で きるものではない母親業は一筋縄でいくはずもなく、時に周囲を困惑させることも。本 作はそんな不器用な亜希子が成長していく物語と見ることもできよう。また2話では社 内の女性たちに結婚や子育てについてヒアリングする中で、さまざまな不平不満が噴出 したり、3話で真っ向から対立したPTA会長が、実は出産を機に仕事を追われた、いわゆ る“マタハラ”の被害者であったことも明かされた。結婚していてもしていなくても、 また子供がいてもいなくても、何かと女性への風当たりが強い現代。〈時にぶつかり すり減って そして また 埋めあっていけばいい〉という歌詞は、そんな今を生きる女 性たちへの応援歌のようにも聴こえてくる。  先日放映された第3話では、たったひとりで運動会を切り盛りするはめになった亜希 子に、良一やみゆきが手を差し伸べ、家族として支え合おうとする姿が描かれた。しか しラストには良一に残された時間が少ないような展開もほのめかされ、かぶさるように 流れた「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」には、良一の切ない思いがにじむようだ った。これからドラマの話数が進むにつれ、亜希子とみゆきは家族としてどんな“アイ ノカタチ”を見出していくのか。それが明らかになった時こそ、主題歌にこの楽曲が選 ばれた意味もまた浮き彫りになっていくに違いない。 ■渡部あきこ 編集者/フリーライター。映画、アニメ、漫画、ゲーム、音楽などカルチャー全般から 旅、日本酒、伝統文化まで幅広く執筆。福島県在住。 ■リリース情報 『アイノカタチfeat.HIDE(GReeeeN)』 発売日:8月22日(水) 価格:1,200円(税込)※初回デジパック仕様 <CD収録曲> M1.アイノカタチfeat.HIDE(GReeeeN) M2.LADY FUNKY M3.アイノカタチfeat.HIDE(GReeeeN)-TV size- M4.アイノカタチfeat.HIDE(GReeeeN)-Instrumental- iTunes Store、レコチョク、moraにて配信中。 ■ドラマ情報 火曜ドラマ『義母と娘のブルース』 毎週火曜日よる22時~TBS系にて放送 出演:綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健 ほか プロデューサー:飯田和孝 -- https://www.facebook.com/MISIAsupporter MISIA 情報彙集應援專頁 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc), 來自: 118.233.136.146 ※ 文章網址: https://www.ptt.cc/bbs/MISIA/M.1533038886.A.F6A.html