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https://tinyurl.com/vfehykdx MISIA「不易流行」、パワフルに深く  オリンピックの開会式で見事な国歌斉唱を披露したMISIAの最新ツアーを東京・ LINE CUBE SHIBUYAで観(み)た(10日)。  昨年、イベントの入場者数に制限がかかって以降、MISIAは1日2回公演のライ ブを可能な限り実施してきた。時節柄、多くの人に楽しんでもらうことと、苦境にある 舞台関連スタッフの救済のために、それまでは主にアイドルがおこなっていた2回公演 に踏み切ったのである。  僕が観たのは10日の1回目のステージだった。1曲目からボーカルのパワーは全開 。この後、もう1回ステージがあることなど想像できないペース配分だ。9人のバンド と2人の女性ダンサーがMISIAの歌の楽しさを増幅する。一方でチャプリン作曲の スタンダード・ナンバー「スマイル」のカバーではピアノの大林武司のジャジーなタッ チがマニアックな深みを歌に与える。観客の聴きたい音楽と、MISIA自身が欲する アフロビートなど最先端の音楽との両立が図られる。  それが際立っていたのは人気動物番組の主題歌「AMAZING LIFE」だった 。MISIAの優しい歌唱の後、中間部ではバックの気鋭のジャズミュージシャンたち による斬新な即興演奏が繰り広げられる。時代性がありながら、普遍性も併せ持つ。今 のMISIAの音楽には「不易流行」という言葉がよく似合う。新曲を含めて80分の ライブはコンパクトかつパワフルで、彼女が充実期に入ったことを告げていた。  後日、MISIAはフジロックフェスティバル(22日)に出演。「君が代」でド肝 を抜いた後、観衆を楽しませることに徹して喝采を浴びたのだった。(平山雄一・音楽 評論家) -- https://www.facebook.com/MISIAnews MISIA 情報彙集應援專頁 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc), 來自: 123.193.141.245 (臺灣) ※ 文章網址: https://www.ptt.cc/bbs/MISIA/M.1632138290.A.314.html