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MISIA、羽生結弦のアイスショー出演計画が白紙 “氷上で歌う”など具体的な演出プ
ランもあったが、条件が折り合わず
休養宣言から4か月—羽生結弦(31才)が氷上に帰ってくる。12月11日、羽生が座長
を務めるアイスショー『notte stellata』(以下、ノッテ)が、2026年3月に開催され
ることが発表された。
「東日本大震災の被災地への祈りを込めてプロスケーターたちが滑るショーです。ゲス
トとのコラボが見どころのひとつで、これまでに大地真央さん(69才)や狂言師の野村
萬斎さん(59才)などが招かれてきました」(スケート関係者)
今回は、世界的音楽家の坂本龍一さん(享年71)が発起人となって、被災地の若者を
集めて2013年に設立した『東北ユースオーケストラ』が出演。震災から15年の節目にふ
さわしいゲストと言える。だが、当初は別のアーティストが出演する方向で調整が進ん
でいたという。
「歌手のMISIAさん(47才)の出演が、ほぼ決まっていたのです。羽生さんは以前から
ショーで彼女の『希望のうた』という歌を使ってきました。平和を願うその歌はコンセ
プトにぴったりで、主催する日本テレビがMISIAさんに打診しました」(音楽関係者)
ここ6年の『NHK紅白歌合戦』で、トリないし大トリを務めてきたMISIAは間違いなく
国民的アーティスト。彼女自身、震災に対する強い思いもあり、出演には意欲的だった
という。
「MISIAさんが氷上で歌うといった具体的な演出プランもあったようです。しかし、羽
生さんサイドからの要望と、MISIAさん側の条件にどうしても折り合いがつけられず、
最後は日テレ側が白紙撤回しました。出演に向け、2人の顔合わせの段取りも進められ
ていましたが、それも実現しなかったようです」(前出・音楽関係者)
自身も被災者である羽生は強い思いでノッテに取り組んできた。一方、本誌『女性セ
ブン』は2025年9月、ノッテの運営幹部のA氏による「パワハラ騒動」を報じた。A氏は
映像ディレクターで、羽生はもちろん彼の家族からも絶大な信頼を得る人物だった。
「運営スタッフがA氏からのパワハラ被害を訴えていたのです。なかには主催者サイド
に調査と謝罪を求めたスタッフもいました。しかしA氏は特に処分されず、いまもショ
ーの運営に携わっています」
騒動から仕切り直しを図ろうとしていた矢先のMISIAの出演断念は、羽生にとって沈
痛だろう。日テレに聞くと《演出面やスケジュール等諸条件が合わず実現に至らなかっ
た方々もいる》と回答。MISIAの所属事務所はオファーを認めた上で《前向きに検討し
ましたが、条件面などで折り合いがつかず、日本テレビから白紙に戻させてくれと申し
出がありました》とした。
幻の共演が現実になる日は来るのだろうか。
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